344卵生「三百八高地」
 しんちゃんは泥水で口をすすぐ気力すら残らないほど搾り取られてしまったらしい。次の純次をみれば、詩織が行った凶行の内容は明らか!おそろしいおそろしい。
 今後も引きずるトラウマになるのか、それともあまりの衝撃に自分がされたことを完全に忘れてしまうのか、かなり気になる。最後のふたばもしんちゃんの豹変ぶりに驚いているけど、どれくらい察したのかなぁ。
 宮下さえしっかりしていれば……まぁ、悪いのはどう考えても詩織である。

345卵生「君のナマ」
 夫婦水入らずの時を過ごした吉岡夫妻。ゆきはいまのうちに希望する弟と妹の名前を提出しておけ。
 真っ白に燃え尽きた状態からでも、自分の作品が娘に反応される恐怖には身体が動いてしまう純次なのであった。
 そして、家族の強い後押しにより、ひわい小説を世に送り出すことに……勘違いから出た真。別名義を使ってもバレれば絵本作家として積み上げたイメージを破壊しかねない危険行為をやらせてしまうとは。吉岡家の女性陣はおそろしい。
 まったくの別分野でデビューできる実力を秘めていた純次もすごいのだが、たぶん参考になる実体験が無限にあったんだろうな。
 ふたばが挿し絵を描いたらエロ小説先生に?

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