次号で魔法少女・オブ・ジ・エンドとサンセットローズが終了。みつどもえも完結とか言っているし、誌面の変化どころか存続が心配になってくる。
 
スピーシーズドメイン
 キルアの念能力と同じ原理だ。原理だけでいろいろとすっ飛ばしているところがいつも通りの大機であった。四足走行で速いのは二足走行が早回しみたいに速いのよりも怖いような……。
 ちょっとクサいが綺麗に決着したな。水野の男子バレが一番のニュースだった。

魔法少女・オブ・ジ・エンド
 魔法少女を新しく生んで儀式をおこなう計画だったはずが、つくねの覚醒による魔法のごり押しに作戦変更された。作戦なんて上等なものじゃないのに、空に入ったヒビのおかげもあって黒六木に王手を掛けてしまう。
 これでラスボスは倒したものの元の世界を再生することもできず、世界は滅亡しましたってエンドもありえるのかなぁ。奴が作っていた地球はそこそこ無事か。

サンセットローズ
 奥の手を破壊しても、さらに奥の手が存在した。ただし、フィソフィソは崩壊。激動の向こうへの抑止力はなくなってしまった?
 戦後のことをいろいろ考えた交渉が興味深かった。とりあえず目の前の敵を倒せばいいって、ならないところがいい。

セトウツミ
 なかなか感動的な話だった。二つの会話を同時進行できる瀬戸の賢さもかなりのものだ。
 フキダシごとに会話を追える漫画向きのネタでもあった。
 たとえばラジオドラマになった場合とか、ちゃんと追いかけられるかなぁ。魔王ハンドの話だけに集中してしまいそう。

レイリ
 脱出のための戦いがはじまる。レイリが強すぎる。下手に崖の上でまごまごするより、飛び降りた方が助かる確率が高かった。でも、いきなりの状態でそんな判断ができる人間は多くない。
 他で戦いがはじまっているなら、自分の持ち場も警戒するべきではある。本多作左にみつかったら殺されるぞ。

ビンゾー
 知性型ゾンビ同盟成立。草の根レベルでは協力者がみつかるものだ。ただし、ビンゾーみたいにすばやく動ける協力者でないことは注意が必要だな。
 ビルに住む300人でダーウィンズゲームとシンクロ。

少女聖典ベスケ・デス・ケベス
 沼津市になんの恨みがあるんだ……市町村合併で巨大化しすぎたから合併した相手から恨みを勝っている可能性はある?静岡県の市は合併しすぎ。

SAND STORM SLUGGER
 勝つために恐ろしいほどチームが一丸となっている。結果はついてきてくれるのだろうか。
 選手を女たらしに育てたシステムが気になる。場合によっては危険。

ゲッターロボDEVOLUTION 宇宙最後の3分間
 今度の不進化体は模倣にかなりの気合いを入れている。それがゲッターロボットに「進化」をもたらすとしたら、先を行かなければ勝てないのだが「進化」させることが目的とも考えられるな。

ぐるぐる学園探偵レイジー
 すばらしいラスト。校長がちょっと可哀想になってくる。でも、校長の銅像制作費が生徒の学費からでているとしたら――革命もやむなしだな。
 ヒロインが漏らすのは攻めすぎだと思った。まぁ、膀胱炎になるよりは。

バネッサ・エキカンウォーク
 最後の幽霊たちが妙にカッコいい。立ち向かう男たちのポーズ!!……女性の霊もあんな感じになるのかな?
 親父が、親父最萌参加有資格者だった。経営手腕はすごいし、娘想い。チートな親父だな。ただし、商売の競合相手や社員への態度は明かされていない。

別冊 木曜日のフルット
 三本目のオチがわかりにくい。観光客の文字がついているから、観光客であることをネタにしている顔出し看板という自分で自分を空中にもちあげている構造が面白いってことらしい。顔出し看板といえば普通は現地の偉人などへの仮装だからなぁ。

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