錬金術師でもない生身の相手に戦車が撃破された。ホムンクルスだからしょうがないな。それに戦車の完成度が高く見えても、まだまだ新兵器だから対人戦闘を考慮した設計が甘かったのだろう。今後は錬金術師やホムンクルスに勝てる戦車を目指してほしい。
 ブラッドレイの相手はグリードとフーじいさん、バッカニア大尉がやることになった。フーとバッカニアが命を捨てて、やっとダメージを与えた。バッカニアも重要キャラクターだったんだなぁ。
 アームストロング少将にとっては有力な手駒を失う結果になった。マスタング大佐の部下であるファルマンはギリギリで殺されずに済んだ。実戦でもどうしようもない結果が後に尾を引くものだ。

 ホーエンハイムが相対した「お父様」は人間のからを捨ててプライドによく似た邪悪な姿に変身。なにを仕掛けてくるか分からない。
 ただし、ホーエンハイムの錬金術はシン国に伝えたものと同系統だから封じられる心配はない。そこは安心できるかな。

 ブラッドレイになれずに60年間戦闘訓練を積み続けてきた男たちが悲しすぎる。あの研究者もかなりの高年齢だよな。命を奪う形以外でも人々の人生を奪いまくっているラスボスなのであった。
 スロウスも死んだし、いよいよ大詰めの感じがする。

鋼の錬金術師23巻感想
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鋼の錬金術師 24巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
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