死神坊ちゃんと黒メイド１巻 井上小春

　魔女に触れたものを殺してしまう呪いを掛けられ隔離された坊っちゃんと彼に使える黒メイドのラブコメディ。触られたら死ぬにも関わらず坊っちゃんが大好きなメイドが性的な挑発をしまくる。
　あんなに近づいていたら何かのミスで身体が触れることの一度や二度起きてしまいそうでハラハラする。吊り橋効果で好感度上げる必要はもうなくなっている二人なのに……。もしも触ってメイドを殺してしまったら坊っちゃんはショックで再起不能になってしまうに違いない。あるいはメイドはそれを坊っちゃんの母親に命じられていて、愛する坊っちゃんの手で殺されるなら本望と考えている可能性も――ないことを願う。
　魔女の釜を使って呪いを解くことを試してはいたし。

　メイドはいつも胸の谷間をみせる服装をしていて脚も頻繁に見せてくる。個人的には胸を特に見せていなかった私服が凄く可愛かったんだけどな。あと服の破損は繕って元通りに直すのは不可能なレベルでは？
　屋敷のもうひとりの住民である執事は老齢のため、うっかり坊っちゃんに触りそうになることが多い。全員の服装が黒ずくめなのも原因だ。彼の命を守るため、坊っちゃんの服装は黄色やオレンジを使った警戒色にしておくべき。

　坊っちゃんの死の呪いは食品を殺菌するために活用すれば莫大な利益をもたらすと思った。ウイルスは殺せない（無害化できない）だろうけど。

死神坊ちゃんと黒メイド２巻感想
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