ファラオガンダムとの戦いでは祖父、今回のドモンとの戦いでは父と、血族の絆で戦うことの多いサイ・サイシー。この調子だとサイ・サイシーの子供は重さで背骨が折れるかもしれない。
 少林寺復興が成れば極端な重荷はなくなるかな?

 ネオチャイナの代表もまともそうな人物だった。次のネオロシアは予選での鬼畜戦法を許可していた時点で期待できない。サイ・サイシー戦を超える戦いをアルゴはやってのけることが出来るのかなぁ。

 チボデーとジョルジュは生身で技を見せたのに、サイ・サイシーはアレンビーの挑発で出しかけたのを止めて、本番までとっておいた。単純にサイ・サイシーが大人って話じゃなくてスタンスの違いもある。
 おかげでゴッドフィンガーを砕くことに成功したが、ドモンにも奥の手があり、左のゴッドフィンガーでやられてしまった。それを引き出すところまで健闘したともいえる。

 やっぱり胴体に腕を突き刺してのヒートエンドは殺傷性が高い。
 止められなかったら死ななくても大怪我をしていたかも――と言いたいところだが、ネオギリシャのファイターみたいにピンピンしているやつもいる。過去の試合では光を失ったファイターもいるわけで、そういう事例で緊張感を出したいんだろうな。

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関 智一
バンダイナムコフィルムワークス
2024-03-27