特級呪物、両面宿儺の指は合計で20本。うち、6本はすでに高専が確保している。一本ずつ集めれば時間が掛かるし、複数本所持している組織との争奪戦になれば、一気に加速することもできる。
 いい塩梅だな。
 食べた本数が増えるほど虎杖悠仁の戦闘力が上がるなら1本だけが相手なら楽勝になってしまう気もするけれど、そこは描き方次第かな。
 別に両面宿儺以外の伝説級の妖怪を出しても良いんだろうし。

 恐ろしい敵の力を取り込んで不安定なパワーアップは日本ヒーローのお約束?
 源流はどこから始まったんだろうな。強敵を食うことでその力を取り込む呪術的な発想は有史以前からありそう。
 でも、胃の中は皮一枚を隔てた人体の外側で胃酸で溶かした後ならともかく、呑み込んだ瞬間に影響が出るなら、触った瞬間に影響が出てもいいんじゃないかと面倒くさいことを考えたりする。
 あるいは粘膜に接触することが大事なのか?

 前半は女性キャラがゲスト的な部活の先輩だけで踏ん張っていた。後半からは明らかにレギュラーになる同級生の釘崎野薔薇が出てきた。それにしても、先端恐怖症キラーみたいな名前をしているな……。

呪術廻戦2巻感想