早瀬丸家の口元ほくろ遺伝子が強い。娘と反対側にほくろのついている母親……次はどこにほくろがつくのかな?
 中学生になってあれだけ太ってしまったのにお菓子を作り続ける母親も暢気というか……漫画だから笑い話になる。早瀬丸娘も本当は母親みたいにおっとりした性格なんだけど、クソ客に対応するために毅然と振る舞っているのを想像してしまう。
 でも、早瀬丸母も職場ではテキパキしているかもね。そもそも、お菓子作りがテキパキしていないと出来ない趣味かな。

 白井はフランケンシュタインの怪物に例えられている。早瀬丸の身体を鍛えるアドバイスは聞き入れたのに、不気味な笑い方を変えるアドバイスは聞き入れていない!利用者を脅すなって注意も。
 それこそフランケンシュタインの怪物だから仕方がないのかな〜。
 最終手段として白井の筋肉が図書館の平和を守っているのも確か?トラブルがあったらガンガン警察に通報するみたいなもん?

 朝野さんにコントロールされて石平は読み聞かせに挑戦。石平を子供扱いはしなくても、子供のようにコントロールされちまっている。朝野さん……恐ろしい女!
 彼女の読み聞かせ技術も見てみたかったなぁ。あと、ヤングマガジン表紙グラビアの早瀬丸さんと同じ格好も。私服で図書館に来た早瀬丸さんカワイイ。いや、普段からエプロン以外は私服か。
 読み聞かせを灰坂との問題に繋げるのに作劇の妙を感じる。最後に石平が見つけた「放浪する青」は街から飛び出したままの旧版。それにも意味があるのかなぁ。ヤンキーになって社会から飛び出した(つもりだった)自分を懐かしんでいる?

税金で買った本1巻感想