2006年05月21日

「ディベート入門講座」が開催されました(北陸支部)

主 催:全国教室ディベート連盟北陸支部

 

日 時:2006521(日)

 

時 間:午前10時から午後5時まで

    受付9時30分

 

場 所:石川県立文教会館(金沢市尾山町10-5

 

講座名:ディベート入門講座

 

参加料:(資料代を含む)

    ・中学生・高校生500円

    ・一般1000円

講 師:二杉孝司(全国教室ディベート連盟理事長、金城学院大学)

 

参加人数:17

 

「中学生・高校生のためのディベート入門講座」報告(連盟理事長 二杉孝司)

 521日(日曜)、金沢市の石川県立文教会館で、「中学生・高校生のためのディベート入門講座」を開催しました。

 石川県は、北陸の中でも連盟との関わりが薄い地域だったのですが、高校生が10名(北陸学院高等学校、石川県立金沢二水高校、石川県立金沢西高校)、金沢大学の学生1名、先生方が6名(富山大学人間発達科学部附属中学校、北陸学院中学校、石川県立松任高等学校、石川県立金沢二水高等学校、石川県立金沢西高等学校、石川県立小松高等学校)、合わせて17名の方にご参加いただき、成功裏に講座を終えることができました。

 今回の講座の講師は二杉が務めさせていただきましたが、北陸支部事務局長を務める伊藤量哉さんを中心とする金沢大学のディベートサークルの皆さん(7名)に手伝っていただいたことが、成功の大きな要因でした。

 午前中は、大学生によるモデルディベート「日本は酒の自動販売機の設置を禁止すべきである」を観戦し、参加者にはフローの取り方を指導し、ディベートの基本的な仕組みを理解してもらいました。午後からは、高校生2人ずつを1チームにし、大学生のチューターを各チームに1人つけて、試合の準備を行い、その後、各チームに肯定側・否定側と審判を体験してもらいました。論題は、参加者の希望で「文部省は小学校に英語科を設置すべきである」。ちょっと難しかったのですが、大学生のチューターの適切な指導でディベートを楽しんでもらいました。朝の10時から夕方の5時までハードなスケジュールで、私を含め全員疲れましたが、参加者にはディベートを楽しんでもらえたようです。

 高校生からは「ディベートは難しいと思っていたけど、やはり難しかった。でも、楽しかった」、「大学生の人が親切に教えてくれてうれしかった」、「日曜日はなんとなく家で過ごしてしまうのだけど、今日の日曜はとても充実した1日を過ごせました」といった感想をいただきました。また、先生からは「ディベートの仕組みがよくわかりました」、「授業に取り入れて行きたい」、「石川県はディベートの普及が遅れているようですが、県の国語教育委員会の方に働きかけてディベートに取り組むようにしたらどうでしょう」という感想をいただきました。

 ご参加いただいた皆さんとスタッフの皆さんに感謝します。

北陸講座1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北陸講座2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北陸講座3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新聞にも講座の様子が掲載されました。詳しくは北陸支部のHP講座を終えて」をご覧下さい。



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