2012年12月01日

外国にまで飛び火したピーナッツバター関連のリコール、汚染源の施設に免許停止



もう二ヶ月大騒動になっている米国のピーナッツバターリコール。汚染源となった会社は、操業は停止していたものの、実際に免許停止となったのは先週だったらしいです。手続きに時間がかかるんですね。

★ ★ ★

Huffington Post紙のサイト 2012年11月28日付

(見出し)FDA、あらかじめの警告なしで、サンランド社に対し免許停止処分:ピーナッツバターリコール関連で

FDA米食品医薬品局は月曜日、サンランド社の食品加工施設としての操業許可を停止した。なんと、同社の有機ピーナッツバターを含む240以上の製品リコールを出し、少なくとも41人がサルモネラ菌感染してから、2か月経ってからの措置となった。2011年の食品安全性近代化法によりFDAに与えられた新たな権限の最初の使用となったが、今回の対処の遅さに多くの人々があきれている。しかし、ニューメキシコ州ポルタレスにあるサンランド社で働く人々にとってはさらにショッキングな出来事だった。操業停止となる事前通告が従業員たちにまったく与えられていなかったという。

サンランド社のスポークスマン、カタリン・コーバン氏によると、確かにFDAは、月曜日の措置にいたるまでずっと長いこと、同社に連絡はしていないという。

同氏が本紙に語ったところによると、同社は、FDAの検査結果に対する公式返答を10月29日に発行し11月9日に提出した。将来二度と汚染が起こらないよう充実した計画を発案、それを概説したものであると同社の上層部は確信していた。このしっかりした返答書を提出したため、同社はFDAが、どのような措置であれ、これ以上の罰則処置をとる前に何らかの通知をしてくるものと期待していたという。同社はさらに先週FDAに対し文書で、数日以内に今シーズンのピーナッツの殻むき処理の開始を計画していること通知していた。

FDAからその次に届いた手紙は、免許停止処分を同社に通知するものだった。

「FDAは、例え我々の返答書に不備があったにしても、それを通知する時間がたくさんあった。」とコーバン氏は言う。「それなのに、我が社は何も言われていなかった。その代わり月曜日に、FDAは報道関係者に述べると同時に我が社に今回の通知をした。長い間、コミュニケーションはこちらからの一方通行のみであり、我が社はそれに関して非常に失望させられた。」

サンランド社の免許停止処分を発表したFDAの文書によると、サンランド社の返答書は「計画された施設の実際の修理および是正処置に関する詳細が省略されており、この返答書で提供される情報に基づいても、記された是正処置の妥当性、有効性を決定することができない。」という。

今回のサンランド社のケースを担当している、デンバーFDAオフィスのデヴィン・クーンツ氏は、FDAは処置をこうずる前にサンランド社の返答書へ回答する義務はないと付け加えた。

「我々FDAは、検査に対し同社が出してきた返答書を、ここデンバー・オフィス、およびワシントン本部両方でチェックした。」とクーンツ氏は言う。「我々は、同社に寄って出されたそれら提案方策では、将来またその施設から汚染食品が出ることを防ぐのには十分でない、と判断した。」

ジョージア大学の食品安全性センターのセンター長ミハエル・ドイル氏は、FDA検査に対する返答書を作成するのを助けるため、サンランド社施設を数週間前に訪れた彼は、同社の食品安全性計画には実際に大きな問題があったことには同意したもの、このサイズの工場にしてはそれが並外れて変則的なものではなかったとコメントしている。

「私の考えからすると、FDAは、小規模から中規模の会社が食品安全性基準をより高いレベルに引き上げることを確実にすることを狙っているのだろう。その事実を強調したいために厳しい措置をとっているのだろうし、それは悪いことではない。業界は、どの程度なら許されるかを知っておく必要がある。」とドイル氏は言う。

サンランド社はリコールが始まった時点でピーナッツバターの生産を停止しており、今回の免許停止処分による即時の影響はそれほど大きくない。この措置が更新され再度免許が認可されるまでは、同社はいかなるピーナッツバターの販売、あるいは販売用のピーナッツバターの生産も許可されることはない。営業を再開するには、サンランド社はFDAに詳細な是正処置計画を提出し、その計画を実行し、サンランド社による費用負担でFDAがそれを検査し許可しなければならない。

コーバン氏によると、免許停止処分の件が通知されて以来、サンランド社はFDAと話していないが、規定に遵守するように、施設を点検しはじめたという。同社はまた、その工程が汚染に結びつく可能性があると教えられて以来、殻つきでローストされたピーナッツの販売を停止している。コーバン氏は、2013年1月までに準備段階が終わる予定であると述べている。

以上


debuginger at 17:01│Comments(2)TrackBack(0) 北米ペットフードリコール情報 

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この記事へのコメント

1. Posted by モリオリママ   2012年12月02日 11:39
アロハ〜!
本当にFDAの処置って、遅いんですね〜。
もう、ピーナツバターも長いこと買っていませんが。。
消費者には、厳しい処分嬉しいニュースですが。。
何だか、ここまで時間が掛かると。。
会社側が、すでに生産を止めていたことは何よりです。
2. Posted by でぶ猫相撲部屋の女将   2012年12月02日 18:18
モリオリママさん、いつもマハロです。

本当にお役所仕事は、のろい!消費者は自分達で情報をチェックして自分を守らないと。。。厳しい世の中ですよね。

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