一昨日某健康番組で、日本古来の凄い食材というものを放送していました。
番組内容として、日本中の博士たちが、健康寿命を延ばす効果があるといわれる様々な食材の中から、今、最も注目している、厳選した4つの食材を紹介していました。

 1つ目、ヨーグルトと、ほぼ同じ量の乳酸菌を持ち(1gあたり)、日本で唯一、塩を使わずに作られるといわれる漬け物「すんき」です。「すんき」はヨーグルトをお超える健康作用を持つと言われているそうです。

 すんきとは、長野県・木曽地方に伝わる伝統的な漬け物。秋から冬にかけて作られる赤カブの葉の漬物で、木曽地方では、300年以上昔から食べられていたそうです。

 すんきには20種類以上の、様々な乳酸菌が含まれており、この乳酸菌が腸内環境を整え、免疫力を高める。
更に、すんきにしか存在しない、乳酸菌が4種類含まれている。このすんき独自の乳酸菌には、とても強い免疫調節作用があり、感染症の予防や、アレルギー症状を軽減するといった効果があるそうです。
すんきのつくり方も放送していたので下に載せます。

 <すんきの作り方>
(1)赤カブの葉を細かく刻む。
(2)55℃のお湯で湯通しする。
(3)樽に詰め、すんきのタネ(前年に作ったすんき)を入れる。
(4)28℃程の温かい部屋に一晩置き、発酵したら涼しい場所に移動。
  1週間程で食べ頃になる。


 2つ目、「アカモク」 と言う、褐藻類(かっそうるい)と呼ばれるワカメや昆布の仲間。生命力が非常に強く、1年間で7メートル近くに育つ事もあるそうです。
 
  アカモクに含まれている栄養素で、ネバネバ成分の「フコイダン」。フコイダンは、水溶性食物繊維の1つ。 これまで水溶性食物繊維は、食品中に含まれる量が少なく、効率的に摂取しにくいといわれていそうです。アカモクには水溶性食物繊維のフコイダンが、モズクやメカブの3倍~5倍、含まれているそうです。
 
 アカモクは採れる地域により呼び名が違い、 秋田県では「ギバサ」と呼ばれ、よく食べられているそうです。
 

ただし、アカモクを食べる際は注意点があります。

  漢方では、この様な種類の海藻類は、食べ過ぎると体を冷やすといわれている。腸の弱い人が冷たいまま食べ過ぎると良くないので、味噌汁などに入れ、温かくして食べると良い。

 お酢やポン酢には体を温める作用があるため、海藻に合わせると胃腸の冷えを軽減する事ができる。また、すぐに飲み込まず、しっかりと良く噛んで食べる事が大切とのことです。


 3つ目、「粉豆腐」という高野豆腐を、特殊な加工で粉末にした物で、栄養成分は高野豆腐と同じ物。この粉豆腐に含まれている栄養素、レジスタントタンパクの働きに注目がされているそうです。

 レジスタントタンパクは、主に大豆製品に含まれる栄養素で、粉豆腐・高野豆腐に多く含まれています。植物性タンパク質の1つで、LDL悪玉コレステロール値を下げる働きがある、といわれているそうです。

 普通の豆腐100g レジスタントタンパク1.9g
 高野豆腐  20g レジスタントタンパク3.4g

 レジスタントタンパクは、体内で非常に吸収されにくく、食物繊維の様な働きをする。
(1)摂取したレジスタントタンパクは、腸まで運ばれる。
(2)腸で、吸収される前のコレステロールと結合。
(3)そのまま体外に排出されるため、LDL悪玉コレステロール値が下がる。
 ⇒LDL悪玉コレステロール値が下がれば、動脈硬化を防いで心筋梗塞や脳梗塞の予防ができる為、健康寿命を延ばす事につながる。



 4つ目、「エゴマ油」です。エゴマとは、青ジソに似たシソ科の植物。葉の部分は香草として、韓国料理などに使われています。乾燥させたエゴマの種子を、料理にかけるなどしても食べられます。そのエゴマの、種子を搾って作られた油が、認知症の予防効果があるという、「エゴマ油」。東北地方では、食べると10年長生きできるという意味で、「ジュウネン」とも呼ばれているそうです。


 エゴマ油に多く含まれている成分「オメガ3」が、認知症の予防に効果があるといわれているそうです。体内のオメガ3が少なくなってくると、脳の細胞が円滑に情報を処理できなくなり、認知機能が落ちてくるそうです。


 オメガ3は人間に必須の栄養素だが、体内では作れないため、食事で摂らなければいけない。しかし、オメガ3を含む食材は極めて種類が少なく、必要な量がなかなか摂れない。オメガ3を豊富に含む代表的な食材は、魚。
魚に含まれる「DHA」や「EPA」はオメガ3の一種。厚生労働省が推奨する、オメガ3の目標摂取量は1日およそ2グラム。イワシなら1日2尾(刺身など生で摂取した場合)食べなくてはならないが、エゴマ油なら1日小さじ1杯程度で良いそうです。


 

●エゴマ油の摂取の仕方。
 オメガ3は熱に弱く、加熱すると酸化してしまう為、火を使った調理には向いていない。

 酸化してしまうと、味が悪くなり、認知症の予防効果も落ちてしまうという。
 料理の仕上げとして、エゴマ油を食べる直前にかけるのがお勧めだそうです。


●エゴマ油の保存方法
 エゴマ油を保存する場合は常温ではなく、直射日光を避け、低温を保てる冷蔵庫に入れておくのがお勧め。


 ちなみに、アマニ油はエゴマ油と同じぐらいオメガ3を含んでいるそうです。熱を加えるだけでなくても、保存の失敗で酸化してしまい、体に良くない脂質に変わりやすいので、保存方法には注意が必要。


 オメガ3の油は、他の油とブレンドする事で、安定し酸化を軽減する事ができるそうです。
1種類の油だけにこだわらず、エゴマ油やアマニ油に自分が使っている油をブレンドして使うのがお勧めだそうです。 


 聞いたことのない食品ばかりでしたが、きっとしばらくの間スーパー等のお店で人気商品となっているだろうなと思いました。