July 2012
July 30, 2012
July 29, 2012
ごった煮5
― 当ブログは「新譜や名盤でへどばんするブログ」ですが、
ネタ切れにつきコメント欄でネタを募集したところ
旧作やEPなど、新譜以外のネタ提供も頂いたので
僭越ながらその中から紹介させて頂きたいものをピックアップし、
1つの記事の中にいくつかを盛り込むという特集 ―
それがごった煮なのであります!
(ここまでコピペ)
前回に続き、本当に最近のデスコア / メタルコアはうんこなのかどうかを検証するシリーズ。
具その1
Vildhjarta: "Masstaden"
去年Century Mediaからリリースされた、スウェーデンのプログレッシヴ / グルーヴ・メタル / デスコアバンドのデビュー作。
大体こんな感じ:
■djent系の無機質なリフでひたすらグルーヴする感じ
■ゆえに、プログレッシヴなので入り組んだ曲構造をしているが、djentの枠内で様々な展開をみせる感じ
■djent系リフの上にエコーがかった、陰鬱なクリーンギターをレイヤーするというユニークなスタイル
ちなみにデュアルヴォーカル + トリプルギターらしいですがそれを活かしきれているかは甚だ疑問な感じですw
良い点:
■クサメロやエモに頼らず、ひたすら機械のように黙々と重厚かつグルーヴィなリフを刻むアティトゥードがかっちょいい。これぞメシュガーをリスペクトするdjentの本来あるべき姿ではなかろうか。
■一定のオリジナリティがある:
(1)djent系リフではあるがコピペではなく、このバンド独特のグルーヴ感、クセのようなものがある。
(2)アンビエントで陰鬱なメロディが貢献して、不安を掻き立てるような、ダークな世界観を構築している
悪い点:
■ひたすら無機質なdjentなので苦行のような側面もあるwでも本家メシュガーもそのような側面があるので、大きなマイナス点ではない。
感想:
■良盤だと思います。珍しく硬派なdjentに巡り合えて感謝の気持ちすら湧いてきたw
"Dagger"
具その2
A Pyrrhic Victory: "The Preceptor"
Dear Future Recordsから去年リリースされた、アメリカのメロディックなメタルコアバンドのデビュー作。一応groovesharkで聴けます。
大体こんな感じ:
■1曲の中に色んなフレーズを詰め込む点ではちょっぴりプログレッシヴだが、基本的にはエモもありの、オーソドックスなメロディックなメタルコア
良い点:
■1曲の中で数秒間、輝きを放つことがある:
(1)ブレイクダウンの切れ味がよい(単に速く刻んでるだけだけど)
(2)軽快にピロピロする
悪い点:
■没個性、コピペ、陳腐化。今ではこのジャンルの構造的欠陥。
■プログレッシヴなのは良いが、決定打となるフレーズを欠くので結局どの曲も大して印象に残らない。
感想:
■メロディックなメタルコアはほとんど終わったコンテンツ。VictoryやSumerianとかからはまだこういうバンドが出てきてるみたいだけど、出ては消え、出ては消えを繰り返しているイメージ。このバンドもその1つになる気がする。並盤。
"Nice Guys Finish Last"
具その3
Aversions Crown: "Servitude"
去年Summerland Recordsからリリースされた、オーストラリアのテクデス / デスコアバンドのデビュー作。
大体こんな感じ:
■ブレイクダウン / ビートダウンだったり、djentだったり、ブラストビートde一瞬走ったり、ツインギターがメロディックにハモったりピロったり
良い点:
■あんまりない
悪い点:
■上に書いたように色々表情を変えるけれども、どのリフ、どのメロディをとっても印象に残らない。全ての面において中途半端。何がしたいねん!
感想
■色んなバンドから借りてきたアイデアをつなげた、あざとくセコい音楽。方向性がはっきりしない並盤以下。
"No Salvation"
具その4
Breakdown of Sanity: "Mirrors"
去年インディーズリリースされたスイスのデスコア / メタルコアバンドのデビュー作。一応groovesharkで(略
大体こんな感じ:
■主に以下のパターンを使い分ける
djent系リフでグルーヴする展開 / ブレイクダウン / クサメロde疾走 / 一般受けしそうな歌メロ
良い点:
■あんまりない
悪い点:
■ブレイクダウンを多用するのに、ありきたりすぎて壊滅的につまらない。ブレイクダウンの様式さえ守っていれば良いんだと勘違いしている感じがする。
■その他の展開、すなわちdjent系リフ、陳腐なクサメロ、歌メロもありふれたフレーズばかりで構成されているのは言うまでも無い
感想:
■ブレイクダウンがあるからコア系だが、だからこそブレイクダウンがかっこよくなければ良いコア系バンドとは言えない。djentしたりメロディックに疾走する前に思わず体が動き出してしまうような、アツいブレイクダウンをきかせてほしい。並盤以下。
"When Silence Breaks"
具その5
Avenged Sevenfold: "City of E
・・・間違えたてへぺろ☆(・ω<)
Rise to Remain: "City of Vultures"
これは新譜。Century Mediaからリリースされた、イギリスのメタルコアバンドのデヴュー作。
さすがにメジャーレーベルと契約するだけあって演奏力は安定していて、手際良くメロディックな疾走リフを刻む。
ただ、気持ち悪いくらいエモくてコマーシャルなせいで、多少演奏がおもしろくても全部台無しになってしまうのは昨日レビューしたPeripheryと一緒。だから途中で聴くのやめた。
今になって思えば、A7Xって才能あったんだなー・・・同じコマーシャルでもA7Xはエモくならずにちゃんと印象に残る曲を作っていた気がするもの。って、解散したわけじゃないから過去形にしたらあかんけどww
"The Serpent"
結論:
最近のデスコア / メタルコアは9割がたうんこで構成されている・・・
という誰の得にもならないような記事を残し、
明日の更新は休むことを誓ったhayaさんなのでしたとさ
ネタ切れにつきコメント欄でネタを募集したところ
旧作やEPなど、新譜以外のネタ提供も頂いたので
僭越ながらその中から紹介させて頂きたいものをピックアップし、
1つの記事の中にいくつかを盛り込むという特集 ―
それがごった煮なのであります!
(ここまでコピペ)
前回に続き、本当に最近のデスコア / メタルコアはうんこなのかどうかを検証するシリーズ。
具その1
Vildhjarta: "Masstaden"
去年Century Mediaからリリースされた、スウェーデンのプログレッシヴ / グルーヴ・メタル / デスコアバンドのデビュー作。
大体こんな感じ:
■djent系の無機質なリフでひたすらグルーヴする感じ
■ゆえに、プログレッシヴなので入り組んだ曲構造をしているが、djentの枠内で様々な展開をみせる感じ
■djent系リフの上にエコーがかった、陰鬱なクリーンギターをレイヤーするというユニークなスタイル
ちなみにデュアルヴォーカル + トリプルギターらしいですがそれを活かしきれているかは甚だ疑問な感じですw
良い点:
■クサメロやエモに頼らず、ひたすら機械のように黙々と重厚かつグルーヴィなリフを刻むアティトゥードがかっちょいい。これぞメシュガーをリスペクトするdjentの本来あるべき姿ではなかろうか。
■一定のオリジナリティがある:
(1)djent系リフではあるがコピペではなく、このバンド独特のグルーヴ感、クセのようなものがある。
(2)アンビエントで陰鬱なメロディが貢献して、不安を掻き立てるような、ダークな世界観を構築している
悪い点:
■ひたすら無機質なdjentなので苦行のような側面もあるwでも本家メシュガーもそのような側面があるので、大きなマイナス点ではない。
感想:
■良盤だと思います。珍しく硬派なdjentに巡り合えて感謝の気持ちすら湧いてきたw
"Dagger"
具その2
A Pyrrhic Victory: "The Preceptor"
Dear Future Recordsから去年リリースされた、アメリカのメロディックなメタルコアバンドのデビュー作。一応groovesharkで聴けます。
大体こんな感じ:
■1曲の中に色んなフレーズを詰め込む点ではちょっぴりプログレッシヴだが、基本的にはエモもありの、オーソドックスなメロディックなメタルコア
良い点:
■1曲の中で数秒間、輝きを放つことがある:
(1)ブレイクダウンの切れ味がよい(単に速く刻んでるだけだけど)
(2)軽快にピロピロする
悪い点:
■没個性、コピペ、陳腐化。今ではこのジャンルの構造的欠陥。
■プログレッシヴなのは良いが、決定打となるフレーズを欠くので結局どの曲も大して印象に残らない。
感想:
■メロディックなメタルコアはほとんど終わったコンテンツ。VictoryやSumerianとかからはまだこういうバンドが出てきてるみたいだけど、出ては消え、出ては消えを繰り返しているイメージ。このバンドもその1つになる気がする。並盤。
"Nice Guys Finish Last"
具その3
Aversions Crown: "Servitude"
去年Summerland Recordsからリリースされた、オーストラリアのテクデス / デスコアバンドのデビュー作。
大体こんな感じ:
■ブレイクダウン / ビートダウンだったり、djentだったり、ブラストビートde一瞬走ったり、ツインギターがメロディックにハモったりピロったり
良い点:
■あんまりない
悪い点:
■上に書いたように色々表情を変えるけれども、どのリフ、どのメロディをとっても印象に残らない。全ての面において中途半端。何がしたいねん!
感想
■色んなバンドから借りてきたアイデアをつなげた、あざとくセコい音楽。方向性がはっきりしない並盤以下。
"No Salvation"
具その4
Breakdown of Sanity: "Mirrors"
去年インディーズリリースされたスイスのデスコア / メタルコアバンドのデビュー作。一応groovesharkで(略
大体こんな感じ:
■主に以下のパターンを使い分ける
djent系リフでグルーヴする展開 / ブレイクダウン / クサメロde疾走 / 一般受けしそうな歌メロ
良い点:
■あんまりない
悪い点:
■ブレイクダウンを多用するのに、ありきたりすぎて壊滅的につまらない。ブレイクダウンの様式さえ守っていれば良いんだと勘違いしている感じがする。
■その他の展開、すなわちdjent系リフ、陳腐なクサメロ、歌メロもありふれたフレーズばかりで構成されているのは言うまでも無い
感想:
■ブレイクダウンがあるからコア系だが、だからこそブレイクダウンがかっこよくなければ良いコア系バンドとは言えない。djentしたりメロディックに疾走する前に思わず体が動き出してしまうような、アツいブレイクダウンをきかせてほしい。並盤以下。
"When Silence Breaks"
具その5
Avenged Sevenfold: "City of E
・・・間違えたてへぺろ☆(・ω<)
Rise to Remain: "City of Vultures"
これは新譜。Century Mediaからリリースされた、イギリスのメタルコアバンドのデヴュー作。
さすがにメジャーレーベルと契約するだけあって演奏力は安定していて、手際良くメロディックな疾走リフを刻む。
ただ、気持ち悪いくらいエモくてコマーシャルなせいで、多少演奏がおもしろくても全部台無しになってしまうのは昨日レビューしたPeripheryと一緒。だから途中で聴くのやめた。
今になって思えば、A7Xって才能あったんだなー・・・同じコマーシャルでもA7Xはエモくならずにちゃんと印象に残る曲を作っていた気がするもの。って、解散したわけじゃないから過去形にしたらあかんけどww
"The Serpent"
結論:
最近のデスコア / メタルコアは9割がたうんこで構成されている・・・
という誰の得にもならないような記事を残し、
明日の更新は休むことを誓ったhayaさんなのでしたとさ
July 28, 2012
Periphery: "Periphery II: This Time It's Personal"
Sumerianから、アメリカのプログレッシヴなグルーヴ・メタルバンドの2nd。
Sumerianのようつべチャンネルで全曲聴けます。
大体こんな感じ:
■djent系のリフ
■エモエモでチャラチャラな歌メロ
■Dream Theater的な間奏(#10"Erised"ではジョン・ペトルーシがゲストでソロを弾いています)
■静動及び緩急をつけるプログレッシヴな作曲
良い点:
■ある程度はザクザクと小気味よくリフを刻み、グルーヴを生み出す
■プログレッシヴ・メタルの割合が高くなり、djent一辺倒だった前作よりかはバラエティのあるサウンドになってる(気がする)
悪い点:
■病的にエモくてチャラい。オカマみたい。
歌メロが入ってくるところはどうしてもギターも軽くなるし、グルーヴもしなくなるので、たとえそれまで小気味よくリフを刻んでいたとしてもグルーヴが死ぬ。ゆえに良曲など無い。
■相変わらずエモとMeshuggahとDream Theaterとその他のプログレッシヴな音楽の良いとこだけ拝借してつなげた、セコくてあざとい音楽である。
ようつべに上がっている音源には、
動画コメントのところでメンバーが曲の裏話を書いています。
例えば#4"Ji"の動画コメントにはこんなことが書いてあります:
『it's pretty hard to escape the
Nothing era Meshuggah sound』
(8弦ギターを使うとどうしてもNothingのときのメシュガーになっちゃうお)
『the chorus was a rather strange progression but it worked in an Extolish kind of way』
(コーラスはExtolみたいになったお)
自覚があるだけまだマシなのか、
それとも傍若無人に開き直っているのか・・・
感想:
■かっこいいリフが垣間見え、一瞬の輝きを放つこともあるけれども、そのリフにはオリジナリティが全く感じられない。なにより、かっこいいリフが多少あっても、気持ち悪いくらいナヨナヨした展開が台無しにしてしまう。
茶盤。
一応一番良い曲だと思った#7"Ragnarok"を貼っておきます
Sumerianのようつべチャンネルで全曲聴けます。
大体こんな感じ:
■djent系のリフ
■エモエモでチャラチャラな歌メロ
■Dream Theater的な間奏(#10"Erised"ではジョン・ペトルーシがゲストでソロを弾いています)
■静動及び緩急をつけるプログレッシヴな作曲
良い点:
■ある程度はザクザクと小気味よくリフを刻み、グルーヴを生み出す
■プログレッシヴ・メタルの割合が高くなり、djent一辺倒だった前作よりかはバラエティのあるサウンドになってる(気がする)
悪い点:
■病的にエモくてチャラい。オカマみたい。
歌メロが入ってくるところはどうしてもギターも軽くなるし、グルーヴもしなくなるので、たとえそれまで小気味よくリフを刻んでいたとしてもグルーヴが死ぬ。ゆえに良曲など無い。
■相変わらずエモとMeshuggahとDream Theaterとその他のプログレッシヴな音楽の良いとこだけ拝借してつなげた、セコくてあざとい音楽である。
ようつべに上がっている音源には、
動画コメントのところでメンバーが曲の裏話を書いています。
例えば#4"Ji"の動画コメントにはこんなことが書いてあります:
『it's pretty hard to escape the
Nothing era Meshuggah sound』
(8弦ギターを使うとどうしてもNothingのときのメシュガーになっちゃうお)
『the chorus was a rather strange progression but it worked in an Extolish kind of way』
(コーラスはExtolみたいになったお)
自覚があるだけまだマシなのか、
それとも傍若無人に開き直っているのか・・・
感想:
■かっこいいリフが垣間見え、一瞬の輝きを放つこともあるけれども、そのリフにはオリジナリティが全く感じられない。なにより、かっこいいリフが多少あっても、気持ち悪いくらいナヨナヨした展開が台無しにしてしまう。
茶盤。
一応一番良い曲だと思った#7"Ragnarok"を貼っておきます
July 27, 2012
Eths: "III"
これで女の子ネタはおしまい
Season of Mistから4月にリリースされた、おフランスの女性ヴォーカルニューメタル / ゴシック / オルタナティヴ / デスコアバンドの3rd。
大体こんな感じ:
■Candice Clot(Vo)はクリーン・ヴォーカルとデス・ヴォーカルを使い分ける。クリーン・ヴォーカルはおフランスっぽく(?)ソフトに、色っぽく歌う。デス・ヴォーカルは意外としわがれている。ただ、グロウルとラップの中間くらいの男性ヴォーカルが登場する場面もある。
■ヴァースはグルーヴィなリフ ⇒ コーラスはオルタナっぽい歌メロ
■デスコアも取り入れているのでブレイクダウン的リフも割と多い
良い点:
■個性的っちゃあ個性的なスタイル
■Candice Clotのヴォーカルが器用である
■リフはある程度メロディックであり、ある程度肉厚で弾力的なグルーヴを生み出していて、ある程度はキャッチーである。
悪い点:
■コマーシャルである。チャラい。おフランス。
■リフはある程度キャッチーだが、工夫はなく、コピペといえるフレーズも多々ある。特にブレイクダウン的リフはつまらない。
■歌メロも似たり寄ったりの量産型。
感想:
■キャッチーだから悪くないという意味で並盤〜良盤。
ユニークっちゃあユニークだが、初めて聴く人に驚きを与えるということはないというところが一番惜しい。それはやっぱりぶっ飛んだところがなく、コマーシャルの枠内にとどまっているからだと思ふ。
真ん中がCandice Clotですが、ちょっぴりあの人に似てますよね。
あの人↓
#3"Adonai"(おフランス語Ver)
Season of Mistから4月にリリースされた、おフランスの女性ヴォーカルニューメタル / ゴシック / オルタナティヴ / デスコアバンドの3rd。
大体こんな感じ:
■Candice Clot(Vo)はクリーン・ヴォーカルとデス・ヴォーカルを使い分ける。クリーン・ヴォーカルはおフランスっぽく(?)ソフトに、色っぽく歌う。デス・ヴォーカルは意外としわがれている。ただ、グロウルとラップの中間くらいの男性ヴォーカルが登場する場面もある。
■ヴァースはグルーヴィなリフ ⇒ コーラスはオルタナっぽい歌メロ
■デスコアも取り入れているのでブレイクダウン的リフも割と多い
良い点:
■個性的っちゃあ個性的なスタイル
■Candice Clotのヴォーカルが器用である
■リフはある程度メロディックであり、ある程度肉厚で弾力的なグルーヴを生み出していて、ある程度はキャッチーである。
悪い点:
■コマーシャルである。チャラい。おフランス。
■リフはある程度キャッチーだが、工夫はなく、コピペといえるフレーズも多々ある。特にブレイクダウン的リフはつまらない。
■歌メロも似たり寄ったりの量産型。
感想:
■キャッチーだから悪くないという意味で並盤〜良盤。
ユニークっちゃあユニークだが、初めて聴く人に驚きを与えるということはないというところが一番惜しい。それはやっぱりぶっ飛んだところがなく、コマーシャルの枠内にとどまっているからだと思ふ。
真ん中がCandice Clotですが、ちょっぴりあの人に似てますよね。
あの人↓
#3"Adonai"(おフランス語Ver)
July 26, 2012
Witch Mountain: "Cauldron of the Wild"
Profound Loreから、アメリカの女性ヴォーカルのストーナーバンドの3rd。
大体こんな感じ:
■ファジーでヘヴィーなストーナー・リフ
■女性ヴォーカルがときにはパワフルに、ときには繊細にブルースを歌い上げる
良い点:
■ありそうでなかったスタイルのストーナーで、リフとヴォーカルとのコントラスト / ミスマッチが新鮮。ヴォーカルの寄与度が極めてデカい。
■リフも歌メロも即効性、中毒性が高い
■ゆえに全曲良曲!
というか#2"Beekeeper", #3"Shelter", #5"Aurelia"なんかは名曲クラスではなかろうか。
■ヴォーカルのUta Plotkinはおっぱいは大きくないしとびっきりのかわいこちゃんでもないけど、なんとなく魅力的な容貌である
悪い点:
■なし!
感想:
■メタルのあらゆるサブジャンルを見渡してみても、これほど女性ヴォーカルがうまく機能している例は稀かもしれない。名盤かも!
#2"Beekeeper"
大体こんな感じ:
■ファジーでヘヴィーなストーナー・リフ
■女性ヴォーカルがときにはパワフルに、ときには繊細にブルースを歌い上げる
良い点:
■ありそうでなかったスタイルのストーナーで、リフとヴォーカルとのコントラスト / ミスマッチが新鮮。ヴォーカルの寄与度が極めてデカい。
■リフも歌メロも即効性、中毒性が高い
■ゆえに全曲良曲!
というか#2"Beekeeper", #3"Shelter", #5"Aurelia"なんかは名曲クラスではなかろうか。
■ヴォーカルのUta Plotkinはおっぱいは大きくないしとびっきりのかわいこちゃんでもないけど、なんとなく魅力的な容貌である
悪い点:
■なし!
感想:
■メタルのあらゆるサブジャンルを見渡してみても、これほど女性ヴォーカルがうまく機能している例は稀かもしれない。名盤かも!
#2"Beekeeper"
July 25, 2012
Huntress: "Spell Eater"
Napalm Recordsから今年4月にリリースされた、アメリカの女性ヴォーカルバンドのデビュー作。
大体こんな感じ:
■スラッシーなトラディショナル・メタル
良い点:
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
おっぱい!
おっぱい! おっぱい!
おっぱい おっぱい! おっぱい!
おっぱい! ∩ ∩ ノ) おっぱい!
おっぱい! 川 ∩ 川彡'三つ おっぱい!
おっぱい! ⊂ミ∩、⊂ミ∩彡⊃ おっぱい!
おっぱい!⊂三ミ( ゚∀゚)彡三彡三⊃ おっぱい!
おっぱい! ⊂彡川⊂彡川ミ⊃ おっぱい!
おっぱい!⊂彡川∪⊃ U川彡⊃ おっぱい!
おっぱい! (ノ ∪ 川 ∪ミ) おっぱい!
おっぱい! ∪ おっぱい!
おっぱい! おっぱい! おっぱい!
おっぱい! おっぱい!
おっぱい!
ヴォーカルのJill Janus
元プレイボーイ・バニーらしいですムッハー( ゚∀゚)=3
・・・あ、音楽?
音楽はどうでもいいです。
悪い点:
■音楽がどうでもいい:
(1)Jill Janusはジュリアード音楽院で教育を受けたらしいけど、少なくともメタルヴォーカルとしては別に上手いと思わなかった。きたねぇ声出してるだけのイメージ。
(2)残念なほど退屈な演奏
(3)記憶の彼方に葬り去られるようなB級のリフ、B級の歌メロ
(4)ベースがあまり聞こえない、スカスカなサウンド
感想:
■音楽だけなら並盤以下と言いたいところだが、おっぱいが最高だから並盤〜良盤。
ふぅ・・・
タイトルトラック
・・・え?昨日のMiserationのレビューが大変だから今日は適当に書けるHuntressにしたんだろって?
(∩゚Д゚) アーアー キコエナーイ
大体こんな感じ:
■スラッシーなトラディショナル・メタル
良い点:
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
おっぱい!
おっぱい! おっぱい!
おっぱい おっぱい! おっぱい!
おっぱい! ∩ ∩ ノ) おっぱい!
おっぱい! 川 ∩ 川彡'三つ おっぱい!
おっぱい! ⊂ミ∩、⊂ミ∩彡⊃ おっぱい!
おっぱい!⊂三ミ( ゚∀゚)彡三彡三⊃ おっぱい!
おっぱい! ⊂彡川⊂彡川ミ⊃ おっぱい!
おっぱい!⊂彡川∪⊃ U川彡⊃ おっぱい!
おっぱい! (ノ ∪ 川 ∪ミ) おっぱい!
おっぱい! ∪ おっぱい!
おっぱい! おっぱい! おっぱい!
おっぱい! おっぱい!
おっぱい!
ヴォーカルのJill Janus
元プレイボーイ・バニーらしいですムッハー( ゚∀゚)=3
・・・あ、音楽?
音楽はどうでもいいです。
悪い点:
■音楽がどうでもいい:
(1)Jill Janusはジュリアード音楽院で教育を受けたらしいけど、少なくともメタルヴォーカルとしては別に上手いと思わなかった。きたねぇ声出してるだけのイメージ。
(2)残念なほど退屈な演奏
(3)記憶の彼方に葬り去られるようなB級のリフ、B級の歌メロ
(4)ベースがあまり聞こえない、スカスカなサウンド
感想:
■音楽だけなら並盤以下と言いたいところだが、おっぱいが最高だから並盤〜良盤。
ふぅ・・・
タイトルトラック
・・・え?昨日のMiserationのレビューが大変だから今日は適当に書けるHuntressにしたんだろって?
(∩゚Д゚) アーアー キコエナーイ
July 24, 2012
Miseration: "Tragedy Has Spoken"
Lifeforceから、スウェーデンのデスメタルバンドの3rd。
大体こんな感じ:
■ブラストde爆走したり、グルーヴしたり、ドゥーミーだったり
■不協和音だったり、メロディックだったり、アンビエントだったり
■バイオリンらしきものやサックスらしきものなど、若干アヴァンギャルドだったり
■オペラティックな歌唱があったり
良い点:
■どの曲にも意外な展開があり、曲ごとに微妙に違ったサウンドを出している。変態の鏡。
■変態要素だけでなく、リフもかっこいい。カオティックな爆走、肉厚で弾力性のあるグルーヴ、地の底まで沈みこむようなドゥーム。センスありまくり。
■ゆえに全曲良曲だが、特に個人的に気に入ったのは:
(1)#1"Stepping Stone Agenda"(下に貼りました)
・不協和音が支配するカオティックなリフとブラストビートでめちゃくちゃに爆走したり
・バイオリンらしきものがキーキーいったり
・Anaal Nathrakhが使いそうなオペラティックな歌唱があったり
デスメタルというよりも実験的グラインドコアに近いような、ぶっ飛んだ曲。メンバーにMarcus Bertilsson (Gt, Inevitable End)がいる影響かもしれない。
(2)#3"Ghost Barrier"
・Meshuggahの名曲"Bleed"にみられるような、疾走感と弾力的なグルーヴが同居するヴァースのリフが印象的
・不気味な旋律を奏でるバイオリンと、これまたMeshuggah的にグオオオーンンン↓と落とすどっしりとしたリフとを組み合わせたのも、おぞましくていい感じ。
・コーラスは対照的に分かりやすいメロディが支配する。
(3)#5"Hill of the Poison Tree"
ギター、ドラム、シャウト、バイオリン的なもの / サックス的なもの
全てがとにかくやかましい、ブチ切れててぶっ飛んでる曲。
完全なる混沌。
(4)#7"On Wings of Brimstone"(下に貼りました)
これは・・・二胡のように聞こえなくもないがバイオリンだよね?
という混沌としたイントロを経て、爆走しまくりなヴァースへ
コーラスはスローテンポ。低いトーンで囁いたり、オペラティックに歌い上げる。完全にAnaal Nathrakh。
ギターがクレイジーな金切り音を出したり、ギターの奏でるメロディがバイオリンとミスマッチだったりと、びっくりするような展開も素晴らしい。
(5)#10"Waylayer"(下に貼りました)
・シンフォニー
・高音域で悪夢的な旋律を鳴くギターとストリングス
・呪文的なものや赤ちゃんの泣き声
・その他SE
不気味なものをこれでもかと詰め込んだミドルテンポの曲。
ちょっとあざとい・・・でもおぞましいっ(ビクンビクン
全曲挙げてたらレビューが長くなりすぎるのでやめましたが、
ここに挙げてない曲もどれも変態曲ばっかりです
まるで変態曲のバーゲンセールだな・・・
悪い点:
■なし!
感想:
■絶対頭おかしいよこいつら・・・名盤!
#1"Stepping Stone Agenda"
#7"On Wings of Brimstone"
#10"Waylayer"
・・・え?画像ばっかり貼ってないで内容を充実させろ?
(∩゚Д゚) アーアー キコエナーイ
大体こんな感じ:
■ブラストde爆走したり、グルーヴしたり、ドゥーミーだったり
■不協和音だったり、メロディックだったり、アンビエントだったり
■バイオリンらしきものやサックスらしきものなど、若干アヴァンギャルドだったり
■オペラティックな歌唱があったり
良い点:
■どの曲にも意外な展開があり、曲ごとに微妙に違ったサウンドを出している。変態の鏡。
■変態要素だけでなく、リフもかっこいい。カオティックな爆走、肉厚で弾力性のあるグルーヴ、地の底まで沈みこむようなドゥーム。センスありまくり。
■ゆえに全曲良曲だが、特に個人的に気に入ったのは:
(1)#1"Stepping Stone Agenda"(下に貼りました)
・不協和音が支配するカオティックなリフとブラストビートでめちゃくちゃに爆走したり
・バイオリンらしきものがキーキーいったり
・Anaal Nathrakhが使いそうなオペラティックな歌唱があったり
デスメタルというよりも実験的グラインドコアに近いような、ぶっ飛んだ曲。メンバーにMarcus Bertilsson (Gt, Inevitable End)がいる影響かもしれない。
(2)#3"Ghost Barrier"
・Meshuggahの名曲"Bleed"にみられるような、疾走感と弾力的なグルーヴが同居するヴァースのリフが印象的
・不気味な旋律を奏でるバイオリンと、これまたMeshuggah的にグオオオーンンン↓と落とすどっしりとしたリフとを組み合わせたのも、おぞましくていい感じ。
・コーラスは対照的に分かりやすいメロディが支配する。
(3)#5"Hill of the Poison Tree"
ギター、ドラム、シャウト、バイオリン的なもの / サックス的なもの
全てがとにかくやかましい、ブチ切れててぶっ飛んでる曲。
完全なる混沌。
(4)#7"On Wings of Brimstone"(下に貼りました)
これは・・・二胡のように聞こえなくもないがバイオリンだよね?
という混沌としたイントロを経て、爆走しまくりなヴァースへ
コーラスはスローテンポ。低いトーンで囁いたり、オペラティックに歌い上げる。完全にAnaal Nathrakh。
ギターがクレイジーな金切り音を出したり、ギターの奏でるメロディがバイオリンとミスマッチだったりと、びっくりするような展開も素晴らしい。
(5)#10"Waylayer"(下に貼りました)
・シンフォニー
・高音域で悪夢的な旋律を鳴くギターとストリングス
・呪文的なものや赤ちゃんの泣き声
・その他SE
不気味なものをこれでもかと詰め込んだミドルテンポの曲。
ちょっとあざとい・・・でもおぞましいっ(ビクンビクン
全曲挙げてたらレビューが長くなりすぎるのでやめましたが、
ここに挙げてない曲もどれも変態曲ばっかりです
まるで変態曲のバーゲンセールだな・・・
悪い点:
■なし!
感想:
■絶対頭おかしいよこいつら・・・名盤!
#1"Stepping Stone Agenda"
#7"On Wings of Brimstone"
#10"Waylayer"
・・・え?画像ばっかり貼ってないで内容を充実させろ?
(∩゚Д゚) アーアー キコエナーイ
July 23, 2012
Impiety: "Ravage & Conquer"
Pulverised Recordsから4月にリリースされたシンガポールのブラック寄りスラッシュ(あるいはスラッシーなブラックメタル)バンドの8th。bandcampで全曲聴けます。
・・・え?同じジャンルのレビューが多くなってる?
新譜情報プリーズ(´;ω;`)
大体こんな感じ:
■ブラックメタル的なヴォーカル
■曲が長く(6分〜8分)、色々な展開をつなげてくるけれども、ブラストビート + トレモロリフde爆走する展開が一番多い。
■イーヴルかつ泥臭いサウンド
良い点:
■えげつない爆走
悪い点:
■8thなのに不器用な作曲。転調が全くスムーズでなく、カクカクしていて、つぎはぎみたい。何秒間か爆走 ⇒ 止まる ⇒ 何秒間か爆走、というのを繰り返す感じ。爆走しているのに爽快でない不思議。
■作曲が不器用かつ決定的にキャッチーなフレーズも少ないので、結局長いだけで印象に残る曲がない
■ベースがほとんど聞こえなくてスカスカした音になっている
感想:
■う〜む・・・並盤。
・・・え?同じジャンルのレビューが多くなってる?
新譜情報プリーズ(´;ω;`)
大体こんな感じ:
■ブラックメタル的なヴォーカル
■曲が長く(6分〜8分)、色々な展開をつなげてくるけれども、ブラストビート + トレモロリフde爆走する展開が一番多い。
■イーヴルかつ泥臭いサウンド
良い点:
■えげつない爆走
悪い点:
■8thなのに不器用な作曲。転調が全くスムーズでなく、カクカクしていて、つぎはぎみたい。何秒間か爆走 ⇒ 止まる ⇒ 何秒間か爆走、というのを繰り返す感じ。爆走しているのに爽快でない不思議。
■作曲が不器用かつ決定的にキャッチーなフレーズも少ないので、結局長いだけで印象に残る曲がない
■ベースがほとんど聞こえなくてスカスカした音になっている
感想:
■う〜む・・・並盤。
July 22, 2012
P.O.D.: "Murdered Love"
大学を前期卒業するための試験勉強などで忙しいので今週はごった煮企画はおやすみ☆
ついでにガチなメタルレビューも疲れたので今日はおやすみ❤
というわけで久しぶりにP.O.D.などを聴いてみた。
Razor & Tieから、アメリカのラップメタル / ニューメタル / ハードコア / オルタナティヴバンドの8th。ちょっと前までここでフルで聴けたんですが・・・今はかわりにHellyeahとかの新譜が聴けます。
大体こんな感じ:
■グルーヴィなリフ + ラップ + 一部の曲ではコマーシャルな歌メロ
良い点:
■リフが肉厚骨太かつ弾力的にグルーヴィであり、意外とかっちょいい。ラップとの相性も抜群。
■良曲:
(1)リフがキャッチーかつチャラい歌メロがない、比較的硬派な曲:
#1"Eyez (feat. Jamey Jasta of Hatebreed)", #2タイトルトラック, #8"On Fire", #11"I Am"
(2)#10"Panic & Run"はレゲェ的なヴァースから若干の疾走感のある骨太リフのコーラスへと転調するのがおもしろいと思った。
悪い点:
■やっぱりどうしてもコマーシャルにならずにはいられないところ。ただ、#3"Higher", #4"Lost in Forever", #7"Babylon the Murderer"は、コマーシャルな歌メロが入る曲だがエモくはなく、かつリフがキャッチーさを保ったままなので、これらの曲は悪くない。
感想:
■意外と楽しいぞ、悪くないぞ!並盤〜良盤。
#2タイトルトラック
この曲、悪くないよね?
ついでにガチなメタルレビューも疲れたので今日はおやすみ❤
というわけで久しぶりにP.O.D.などを聴いてみた。
Razor & Tieから、アメリカのラップメタル / ニューメタル / ハードコア / オルタナティヴバンドの8th。ちょっと前までここでフルで聴けたんですが・・・今はかわりにHellyeahとかの新譜が聴けます。
大体こんな感じ:
■グルーヴィなリフ + ラップ + 一部の曲ではコマーシャルな歌メロ
良い点:
■リフが肉厚骨太かつ弾力的にグルーヴィであり、意外とかっちょいい。ラップとの相性も抜群。
■良曲:
(1)リフがキャッチーかつチャラい歌メロがない、比較的硬派な曲:
#1"Eyez (feat. Jamey Jasta of Hatebreed)", #2タイトルトラック, #8"On Fire", #11"I Am"
(2)#10"Panic & Run"はレゲェ的なヴァースから若干の疾走感のある骨太リフのコーラスへと転調するのがおもしろいと思った。
悪い点:
■やっぱりどうしてもコマーシャルにならずにはいられないところ。ただ、#3"Higher", #4"Lost in Forever", #7"Babylon the Murderer"は、コマーシャルな歌メロが入る曲だがエモくはなく、かつリフがキャッチーさを保ったままなので、これらの曲は悪くない。
感想:
■意外と楽しいぞ、悪くないぞ!並盤〜良盤。
#2タイトルトラック
この曲、悪くないよね?
July 21, 2012
The Wretched End: "Inroads"
Nocturnal Art / Candlelightから、今年4月にリリースされたサモスさんのバンドの2nd。
大体こんな感じ:
■ブラストビートやトレモロリフなどを取り入れた、ブラックメタル寄りのスラッシュ / デスラッシュ。
■前作の印象が薄すぎたので、まだZyklonのイメージを持ってる人が多いかもしれないが、Zyklonほどの滅茶苦茶な爆走を期待してはいけない。スラッシュではあるけれども、爆走感のない展開への配分がかなり大きく、爆走感は少ないアルバムである。
■ちなみに、爆走感のない展開は単純に遅いだけの展開もあれば、ドラムはブラストしてるのにギターが遅い、あるいはギターはトレモロしてるのにドラムは遅いみたいな展開がいっぱいある印象。
良い点:
■注意して聴けば、全曲一定程度のキャッチーさ、かっこよさのあるリフが配分されていることに気づく
■一番良かった曲は結局#1の"Tyrant of the Mountain"。爆走あり、グルーヴあり、そして僅かにメロディもありの、バランスがとれた聴きやすい曲。
悪い点:
■爆走していない展開もある程度かっこいいけど、やっぱりすごく地味だし、印象的ではない。それがアルバムの大部分を占めるわけだから、全体としても地味〜なので何度も聴こうとは思わない。
感想:
■サモスはん・・・なんでこのバンドになってからこんなに大人しくなってしもたんや・・・なんでやねん・・・なんでやねん!
並盤〜良盤やねん・・・
#3"Death by Nature"
大体こんな感じ:
■ブラストビートやトレモロリフなどを取り入れた、ブラックメタル寄りのスラッシュ / デスラッシュ。
■前作の印象が薄すぎたので、まだZyklonのイメージを持ってる人が多いかもしれないが、Zyklonほどの滅茶苦茶な爆走を期待してはいけない。スラッシュではあるけれども、爆走感のない展開への配分がかなり大きく、爆走感は少ないアルバムである。
■ちなみに、爆走感のない展開は単純に遅いだけの展開もあれば、ドラムはブラストしてるのにギターが遅い、あるいはギターはトレモロしてるのにドラムは遅いみたいな展開がいっぱいある印象。
良い点:
■注意して聴けば、全曲一定程度のキャッチーさ、かっこよさのあるリフが配分されていることに気づく
■一番良かった曲は結局#1の"Tyrant of the Mountain"。爆走あり、グルーヴあり、そして僅かにメロディもありの、バランスがとれた聴きやすい曲。
悪い点:
■爆走していない展開もある程度かっこいいけど、やっぱりすごく地味だし、印象的ではない。それがアルバムの大部分を占めるわけだから、全体としても地味〜なので何度も聴こうとは思わない。
感想:
■サモスはん・・・なんでこのバンドになってからこんなに大人しくなってしもたんや・・・なんでやねん・・・なんでやねん!
並盤〜良盤やねん・・・
#3"Death by Nature"
July 20, 2012
Bonded By Blood: "The Aftermath"
Earacheから、新ヴォーカルを迎えたアメリカの若きスラッシュバンドの3rd。
大体こんな感じ:
■スラッシュ。詳しくは以下。
良い点:
■ザクザクと小気味よく軽快にリフを刻む。
■良曲は#5"In a Wake"。他の曲よりもキャッチーだから。
悪い点:
■ザクザクと気持ちいいが(一定のグルーヴや疾走感を生み出してはいるが)、それだけ。アルバムを聞き終えて一体何曲が記憶に残っているだろうか。というか、それ以前に飽きずに最後まで聴けるだろうか。
■ザクザクと気持ちいいが、スラッシュバンド、しかも若いバンドらしいやけくそな爆走というものがない。大人しい曲ばかりで不完全燃焼に終わる。
■5分を超える曲(トラック2, 3, 8, 10)はところどころキャッチーなフレーズがあっても、コネコネとこねくり回しているせいで全体としては冗長に感じる曲ばかり
感想:
■こういうバンドが出てきてることを最近ではthrash metal revival movementと言うらしいです(wikipedia)。Evile, 最新作でのMunicipal Waste, こないだレビューしたAngelus Apatridaなど、みな似たようなサウンドを出していますね。
中には素晴らしいアルバムもあるけれど、彼らに共通するのは
クオリティは高いけどつまらない
という点ではないでしょうか。爽快にザクザクしたり小奇麗にツインギターをハモらせたりピロピロするのは結構だけど、記憶にのこる曲やブチ切れた爆走がないのが歯がゆい。これじゃあ"revival"の名に実が伴っていないように思います。
並盤。
タイトルトラック
大体こんな感じ:
■スラッシュ。詳しくは以下。
良い点:
■ザクザクと小気味よく軽快にリフを刻む。
■良曲は#5"In a Wake"。他の曲よりもキャッチーだから。
悪い点:
■ザクザクと気持ちいいが(一定のグルーヴや疾走感を生み出してはいるが)、それだけ。アルバムを聞き終えて一体何曲が記憶に残っているだろうか。というか、それ以前に飽きずに最後まで聴けるだろうか。
■ザクザクと気持ちいいが、スラッシュバンド、しかも若いバンドらしいやけくそな爆走というものがない。大人しい曲ばかりで不完全燃焼に終わる。
■5分を超える曲(トラック2, 3, 8, 10)はところどころキャッチーなフレーズがあっても、コネコネとこねくり回しているせいで全体としては冗長に感じる曲ばかり
感想:
■こういうバンドが出てきてることを最近ではthrash metal revival movementと言うらしいです(wikipedia)。Evile, 最新作でのMunicipal Waste, こないだレビューしたAngelus Apatridaなど、みな似たようなサウンドを出していますね。
中には素晴らしいアルバムもあるけれど、彼らに共通するのは
クオリティは高いけどつまらない
という点ではないでしょうか。爽快にザクザクしたり小奇麗にツインギターをハモらせたりピロピロするのは結構だけど、記憶にのこる曲やブチ切れた爆走がないのが歯がゆい。これじゃあ"revival"の名に実が伴っていないように思います。
並盤。
タイトルトラック