日々是偵察飛行日記

座右の銘「生涯一座敷童、日々是偵察飛行也」をもとに、俺サマ口調で日々を語り倒す。

研究日改め終日教務委員のお仕事の日

午前中は自宅で朝食の後、教務委員関連の話で大学事務とメールのやりとりなど。

最近、少し気になる問題が起こって、学科会議でも「そりゃあ、教務委員のお前が、直接その非常勤の先生に会って話聞かんといかんのとちゃう?」という事になった。

今日その先生が事務に用事があって大学に来られるというので、話を聞くには何時、何処に行けば良いかといった事を、朝からメールで調整。時間が確定しないが、12時半頃にははっきりするだろうから、その時に研究室に連絡するとのこと。

12時半ね。じゃあ、それまで大学に行っとかなくっちゃ。その用事は、その先生に会って10分か20分程度話せば終わる話だから、大した手間ではないな、と。

それとは別件で、数日前から「どうしようかなー」と色々思案していた教務委員年度末の大仕事の関連するメールも飛んできた。いつまでも愚図愚図している訳にも行かないし、いよいよ今日決行しないとまずいな。まあ、1、2時間作業すれば片付く話だろうと踏んで、とりあえず昼過ぎぐらいに大学に出勤することに。

件の先生との面談と年度末の大仕事を一気に片付けてしまえば、夕方には数学に戻れるだろうと考えて、教務委員の作業資料と数学研究用の資料をリュックに詰めて自宅を出る。

事務から電話があるのは12時半頃という話だったので、何とか12時半に間に合わせようとしたが間に合わず、12時32分頃に研究室に到着。すぐに「只今研究室に到着しました。連絡お待ちしております!」とメールを出す。

12時35分頃、事務から連絡があり、「12時20分あたりに何度か研究室に電話しましたが、高山先生は不在でしたので、件の先生にはもう帰ってもらいました」と。はあ?ちょっと待て、と。

さすがに人格温厚でもって鳴る俺サマも、ここまで来ると、ひと暴れせざるを得ない。「お宅ら、12時半って言っといて、何で早々と12時20分頃にタイムアウトにして、滅多に捕まらないその先生を、いとも簡単に帰してしまうの?それ、おかしいでしょ?」と珍しく電話口で怒り狂う。

まあ、怒り狂ったところで後の祭である。一応件の先生に直接対応した別の事務職員のところに行って、どんな様子だったか聞き取り調査してから、今後の策を練ることとする。

それから生協食堂で簡単に昼食。立命生協にはアスリート食というのがあって、体育会ラグビーだかアメラグだかのごっつい体格の学生専用の強化メニューを提供している。今日はそのアスリート食の日らしく、それらしい学生が専用のカウンターに行列していた。

アスリート食のどの学生も、饂飩用の巨大丼にテンコ盛りにした飯を食べていた。手足や胴体の筋肉が発達しているからと言って、必ずや胃袋も巨大かつ強靭で巨大テンコ盛り飯を食べても胃腸障害を起こさないものなのか?俺サマは常々疑問に思っている。

実際、俺サマの席の近くに居た学生は、巨大丼メシをもてあましているような風で、「この子ら、結局、飯を半分以上残すんじゃないかしら?」と。食べ残しをしてはお百姓さんに申し訳ない!と厳しく躾けられた昭和の絶滅危惧種の俺サマは冷や冷やしながら見ていたが、研究室に戻って作業をしなければならないので、最後までは見届けず。

研究室にて、教務委員年度末の大仕事の作業に取り組む。大量にある数学の各講座に学生アルバイトの授業補佐(TA)を何人割り当てるかという表を作って、募集要項を学科の掲示板に張るだけなのだが、4学部の色々な科目が対象なので、細かい確認作業を含めると結構な手間暇を要する。結局作業が一段落ついたのは18時前だった。

結局、一日教務委員の仕事だけで終わったなということで、軽い脱力感を感じながら家路につく。帰りに大丸ラクト山科店で、赤ワインを1本購入。

帰宅してメールを見たら、昼間の「それ、おかしいでしょ?!」騒動に関して事務からメール。さてどうしたものかとしばし思案の末、やはり件の先生にメールを出すしかないという結論に至る。メールでは埒があかないので、直接会って話したかったのだが、こうなった日にはやはりメールで勝負するしかない。

とりあえず夕食を済ましてからメールの文面を練り、件の先生とCcで「それ、おかしいでしょ?」の事務の人にも送信。これにて本日の営業は終了。

その後は、数学をやるフリをしながら、呑んだ暮れつつヘンデルを聴きまくる。




今日は修士論文公聴会

午前中は自宅で朝食の後、俺サマが副査を頼まれている修士論文公聴会の時間は15時30分で良かったかの確認作業。先日は手帳に書かれていた教授会の日時が出鱈目だったので、同じく手帳に書かれている公聴会の15時半は本当かしら?と。

学系事務に電話を掛け、さらに主査の先生にメールを出しと、両面作戦で行ったところ、間もなく15時半で正しいことが分かったので、安心してゆっくり出勤することに。

昼過ぎに大学に到着。まずは生協食堂にて昼食。食堂はかなり混雑していた。公聴会のある学部学科やその直前の発表準備で大学に来ている院生達だろうか。

公聴会は10時から始まっているが、確率論の話ばかりなのでパスした。

公聴会は、学科の全教員が自分の研究室以外の学生の発表も全て聞いて、それぞれに厳しい質問を浴びせるのが原則。学生にとって、専門が少し違う先生の意見を聞く機会を与えることに教育的意味があると考えられているからである。

教員にとっては、さして興味がある訳でもない専門外の研究発表を延々と聞いて、一つ一つ教育的コメントなり質問なりを繰り出すのだから、かなり骨の折れる作業である。しかしそこは、自分の所の学生も居ることだし、お互いサマね!という事で我慢して乗り切るのである。

ところがRitsの場合、院生は確率論の学生ばかりなので、「お互いサマ」原理は成り立たない。かつては俺サマも、修論公聴会の日は朝から延々と確率論の似たり寄ったりの研究発表を聞いて、似たり寄ったりの質問やコメントをしていた。しかしだんだん馬鹿らしくなってきて、何年か前から、稀に俺サマの専門に近い代数や幾何の院生の発表がある時だけ顔を出すことにした。

公聴会は俺サマが副査を担当する修論の発表と、最後の発表として俺サマの計算機屋時代の専門に近いのがもう一つあって、16時半に終了。その後、短時間の判定会議。そのまま学科会議に移行し、あれやこれや俺サマには何の関係もない議題で議論がトグロを巻き、このまま皆さん、明日の朝まで同じ事を何度も言い合っているのかしらと訝っているうちに、18時前頃に終了。

それから図書館に立ち寄って文献を探し、さてコピーをしようと思ったらコピーカードを持ってこなかったことに気づく。どうしたものかと、しばし思案した結果、iPadで読みたいページだけ写真に撮ってくれば良いと思い付き、4ページほど撮影。

帰宅が遅くなったので、大丸ラクト山科店で餃子を買って帰宅し、すぐに昨日の残り物と一緒に夕食。それから再度自宅をでて、山科区内のスーパーに買出し。戻ってからしばし数学。


久々に街に出て、「幸せになりたければヘンデルを聴け!」と。

ここんところ少しばかり人生に疲れたこともあって、昨夜はかなり夜更かし。今朝は途中トイレ休憩を挟んで10時まで爆睡。午前中はダラダラとブランチを食べ、京都新聞日曜版の2つのパズルを解く。

その後、今日は大学の雑用は一切やるまい!と決心していたにもかかわらず、2,3の案件について「ふざけんな!ばーろ!」的メールを出しまくる。

そうこうしているうちに午後になり、俺サマには気分転換が必要だと、久々に街に出る。

地下鉄京都市役所前駅から河原町三条に出た時に、まず京都ロイヤルホテルが異様な雰囲気になっていることに気づいた。どうやら1月一杯で潰れてしまったらしい。

10年程前は全国的にホテル不況が吹き荒れていたが、最近はインバウンドとかで、日本全国ホテルは常時満室状態で、特に2月のこの時期の京都は、ここが一体京都なのか上海なのかわけがわからなくなるほど中国人で溢れ返っている。

何でこんな一等地の立派なホテルが潰れなくてはならないのか?!経営者がホテル経営とは関係ない事で下手打って、突然夜逃げしたから?んな訳ないな。

釈然としないまま、明治屋へ。イラン土産のハルヴァが美味かったので、売ってないかと探したが、見当たらず。

それから丸善BAL店へ。地下2階のカフェで、牡蠣フライ添え早矢仕ライスで昼食。その時にネットで少し検索してみたら、どうやらロイヤルホテルは築40年以上の建物で、今の耐震基準を満たしておらず、補強か建て直しかで検討した結果、別のホテルに売却することになったのだとか。

京都ロイヤルホテルは、俺サマの思い出のホテルである。京大を現役受験した時は、親父が奮発してくれて蹴上の都ホテルに泊まった。確か夕食に鶏の半身の丸焼きが出てきたのだが、俺サマは当時食べ物の好き嫌いが激しく、特に姿形が生々しい鶏の丸焼きなど論外だった。それでしょうがないので、詰め物の食パンの赤ワイン漬けだけ食べたことを覚えている。

それから試験の2日目か3日目に大雪が降って、ホテルから受験会場(たぶん下賀茂の関西文理学院という予備校の校舎だったと思うが)への送迎バスが出ないかもしれないとか言い出し、かなりやきもきしたものである。まあ、そのせいで落ちたわけでもないのだが。

一浪で京大を再受験した時は「格下げ」でロイヤルホテルになった。雪は降らなかった。夕食に何が出たのか、送迎バスは出たのか、何も覚えていないが、兎に角合格した。俺サマが大学受験で泊まったときは、新築されてまだ6、7年だったそうだが、それが今、「建物の老朽化のため」閉鎖されるのだから、俺サマも歳を取るはずである。

丸善では、まだ少し残っている研究費で買いたい専門書は無いかと探してみたが、特に見当たらず。

丸善を出て、次はJEUGIA三条本店へ。幸せになりたければヘンデルを聴け!やっぱり人生に疲れたらヘンデルだなと、ヘンデルのCD2枚を衝動買い。

それから上島珈琲寺町通店に籠もってしばし数学でもと思ったが、今日は京都マラソンの日だから、はてまた単に日曜日だからか、街には人が溢れていて、上島珈琲も満席だった。

それでゼスト御池のコロラド珈琲へ。ここは普段は煙草の煙が濛々としているから、普段は近寄らない。俺サマは昔ヘビースモーカーだったけど、他人の煙は一人なら良いのだが、複数人の色々な種類の煙草の煙が出鱈目にブレンドされて匂ってくるのは嫌いである。しかし「本日終日禁煙」との札が立ててあったので、それならということで入って、しばし数学。

コロラド珈琲を出て、久々に街に出てきたけど、そう言えばAngers河原町本店には行ってなかったなあ、と。

しばし「どうしようか?」と迷った末、AngersよりKALDIゼスト御池店でハルヴァを探そうということに。しかし結局KALDIにもハルヴァは無かった。

ハルヴァは地中海、中近東からインド、パキスタン、東南アジアあたりまで、広く食されているお菓子らしいので、そのうち日本でも輸入販売されるだろうけど。

帰宅して夕食。昼間の雑用メールに対して、いくつか応答メールが届いていた。よせばいいのに、思わず興奮して返事を出す。

その後は、JEIGUAさんで買ってきたヘンデルを聴いて、のんびり過ごす。一枚はヴァイオリンとチェンバロ。もう一枚はオーケストラとパイプオルガン。

俺サマは鍵盤楽器が大好きで、パイプオルガンはあの天からうわーっと降り注ぐような圧倒的な音の洪水感が好きである。ああ、、、このまま極楽往生させてください!みたいな。

いっぽう、フェルト付きのハンマーで弦をガンガンぶっ叩いて、コンサートホールの隅々まで響き渡る現代的なピアノと違い、鳥の羽みたいなのでピンシャン弦を弾いているだけのチェンバロは音量が少なく、特に大きなコンサートホールなどではかなり分が悪い。

しかし小さな会場での室内楽コンサートでは、ピアノでは表現できない繊細にして圧倒的な存在感を示すわけで、「ああ、そういう所って、俺サマにそっくりね!(うふっ)」と思わず親近感を持ってしまう。俺サマも、チェンバロみたいな立派な人間になろう!と。


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