日々是偵察飛行日記

座右の銘「生涯一座敷童、日々是偵察飛行也」をもとに、俺サマ口調で日々を語り倒す。

40年振りに高校時代の友人から電話、午前点滴、夕方寺子屋

少し早起きして朝食の後、最後の点滴治療を受けに山科区内の耳鼻科へ。点滴中は数学と居眠り。先日とは別の看護師さんがやってきて、また、英語の本を読んでますねとか何とか言ってきた。面倒臭いので、のらりくらりと適当に返事しておく。

耳鼻科の後は、降り出した雨の中を自転車で全力疾走して整形外科へ。いつものように極楽物療の後、帰宅してひと息。

その時、自宅の固定電話が鳴った。俺サマは原則として固定電話は留守電に任せて直接は出ないのだが(かと言って携帯電話に出ることも、まず無い)、今日は何となく出てしまった。そしたら高校時代の友人からの40年振りの電話のようだった。

「ようだった」というのは、電話の声はかつて聞き覚えのあるものとはかなり違ってたし、成りすましによるオレオレ詐欺の亜流かも知れないという疑いも排除しきれない。しかし、一通り話し終えて電話を切ってから、相手の話し方の癖や内容を振り返るに、本人のそれをかなり踏襲していることが認識できたので、まあ、たぶん本人なんだろうな、と。

彼が何故40年振りに突然電話してきたのかは謎だし、話の内容も彼の近況報告と、また連絡しますからねということ、高校時代の他の友人達とも一緒にまた会いたいですねという程度のものだった。

この男も、また一緒に会いたいですねと言っている他の友人達も、高校の同窓会には決して顔を出さない人種である。彼らが来ないんなら、行ってもしょうがないかなということで、俺サマも高校の同窓会の類は、たまたま連絡が取れた数人程度が集まるものを含めても2、3度行ったっきりである。その2,3度でも彼らの顔を見たことはない。

ということで、この件はどう受け止めるべきか現時点では不明なので、要経過観察状態。ああ、そういえば半月ぐらい前に、大学生時代に少し交友があった人からフェースブックで友達申請があって、多分本人だろうと特定したけど、2,3日さまざまな観点から慎重に検討した結果、却下した。

その後、近所に昼食に出て、帰宅後は、来週以降の代数学の演習問題作成作業。

15時半過ぎに自宅を出て、百万遍のアンチュチュの図書室で少しだけ時間調整の後、16時40分から寺子屋ドイツ語へ。今日は例のあっけらかん女子高生が少し遅れてやってきた。俺サマと同年輩の女性は、先週にひきつづき欠席。

今日もまた「先生は、俺サマの質問の意味を全然理解せずに、的外れな答えを壊れたロボットのように繰り返しているだけだじゃないですか!」とブチ切れる場面があった。あっけらかん女子高生が「この際、日本語で質問し直してみては?」ととりなすので、やってみたが、やはりしっくり来なかった。

こういう事は何で頻発するんでしょうね?色々な憶測はあるけれど、俺サマの思考がやや特殊なことが原因の一つではないかという気はする。

寺子屋の後、河原町三条に移動して、先月中旬に修理に出していた靴を受け取る。この店は7月上旬に潰れてしまうそうだが、過去20年ぐらい俺サマがお気に入りにしている定番シューズは、寺町四条の別の靴屋で細々と扱われるそうだ。本格的な代理店は大阪の梅田やミナミにあるそうだから、大阪シフトしている俺サマとしては、まあ、今後それほど不便は無さそうだな、と。

帰宅して夕食の後、しばし吞んだくれつつ、来週以降の代数学の演習問題の仕上げてTAの院生にメールで送ったり、定期試験問題作成作業など。



講義日の金曜日、速攻で帰り、夕方は耳鼻科で点滴治療、夜は野暮用

講義日。早起きして朝食と野暮用の後、支度をして大学へ。今日は夕方の耳鼻科行きを視野に入れて、いつもとは違う流儀で山科駅に向ったため、今日は嘘えりな君にも会えず、コトチカ山科へたり込み中年男の定点観測もできず。

10時前に大学に到着し、午前の演習科目用の答案用紙を事務に貰いに行ったり、生協コンビニで昼食用のパンを買ったりして、研究室にたどりつく。

10時40分から12時10分まで、2回生「構造数理セミナーI」の代数学の演習。学生達を見ていると、代数学が分かってきて面白がっている人達の割合が高まっているような気がする。

彼らの大半は、卒業後、大学レベルの代数学とは無縁な職業人生を送ることになるだろう。しかし人は仕事にのみ生きるにあらず。代数学が彼らの生涯の心の友の一つになるためのお手伝いが出来たとすれば、この馬鹿の俺サマもひとつぐらいは世の中に対して貢献できたことになるかな、と。

短い昼休みは研究室にて昼食。

13時から14時30分まで、3回生「複素解析学I」の講義。今日は複素積分が積分経路の端点のみに依存するための条件の証明で、先週話し忘れていた事を補足したあと、長方形領域版のコーシーの積分定理とその証明に入る。証明がほとんど終わりかけたところで時間切れ。次回はその証明を完了させ、特異点付きコーシーの積分定理への拡張やコーシーの積分公式の話に入る予定。

引き続き14時40分から16時10分まで、2回生「代数学序論I」の講義。今日は有限群のラグランジュの定理の証明を通して、群の剰余類や剰余類分解の話をする。次回は、剰余類分解の話を少し補足してから、正規部分群の概念に入る予定。

講義終了後、すぐに研究室に戻って荷物を纏め、16時半前にバスロータリーからぎゅう詰めのバスに飛び乗って大学を発つ。早め早めに動いたせいか、予定より30分ぐらい早く山科駅に到着。時間が浮いたので、ラクト山科で少し買い物。

一旦帰宅し、荷物を置いてから、すぐに点滴治療を受けに山科区内の耳鼻科へ、薬剤の分量は昨日と同じだが、昨日は1時間半ぐらいかかったが、今日は何と50分で終わってしまった。

意外と早く耳鼻科から開放され、無事帰宅。夕食と野暮用に励む。

夕食後の野暮用をやりながら、YouTubeで先週放送分の「ブラックペアン」を再度見てしまった。いやあ、何度見てもいいですなあ。ドラマの中の渡海医師は手術成功率100%の天才外科医という設定らしいが、それを演じる嵐の二宮クンは、ドラマの収録中に身内を病気で亡くしたそうだ。まあ、そういうこともあるわなあ。。。

それにしても、「ブラックペアン」の二宮クンにしても「99.9」の松本クンにしても、ドラマの役の中では物凄くカッコいいのだけど、普段の表情を写真で見るに、単なる(昭和的表現で言えば)「トッポイ兄ちゃん」にしか思えない。そのギャップが面白い。

昔、まだ20代の吉田栄作がトレンディードラマ(「クリスマスイヴ」だったかな?)で大ヒットしていた時も、同じことを思った。ドラマの中の吉田栄作と、番組の後で共演者の仙道敦子(?)と一緒に番組プレゼントのアナウンスをしている時の吉田栄作のギャップが激し過ぎて、「やっぱり、この子は20代の普通にトッポイ兄ちゃんなんやな」と痛感した覚えがある。

まあ、その激しいギャップを生み出せるところが、役者のエライところなんだろうけどね。

それから心臓病で入院中の佐伯教授を演じる内野聖陽、相変わらず「弱ったタヌキは目でわかる」式の難しい演技をちゃんとやってたな。

今週末は、定期試験問題や来週以降の代数学の演習問題作成と、色々仕事がテンコ盛りなのだが、今日のところはこれにて営業終了。


突発性難聴の方はかなり回復し午後は卒研ゼミ

今朝も早起きして、卵掛けご飯の朝食と野暮用の後、耳鼻科に急行。最初は聴力検査。高音部の聴力がやや落ちていて、なかなか回復しなかったのだが、今日の検査では正常範囲に戻っていた。やれやれである。

日常生活にはあまり支障の無い程度の聴力障害ではあったが、音楽を聴いていると、今まで豊かで厚みのある音に聴こえていたCDの音が、この数日、悪い方の耳には、極端に言えば、何だかオモチャの兵隊さんの楽団のように聴こえてた。トテチテターッ!って感じで。これはたまらんな、と。

それから、俺サマは講義中の私語は認めない主義である。無神論者の俺サマが、今、数学の女神さまと会話している最中だけど、何か?まあ、君たちはその様子を見て、そこから何かを学んでも良い。さらに我々の会話を聞いていて思うところあれば割って入るのも自由だ。しかし、我々の会話を妨害することだけは断固として許さん!って感じ。

というわけで、教室の後ろの方でコソコソ喋っている声もちゃんと聞き付けて、板書の手を止めて振り返り、例の「静粛に!トンカチ」を2,3度打ち鳴らした後、「そこの君たち!!さっきから一体何を議論してるのだね?この講義内容に関して何か疑義があれば、私と一緒にしないか?」とギロリと睨みつける。良い学生は何かしら興味深い指摘をしてくれるが、それ以外の学生はいかにも平成の子らしく、平成語で「大丈夫です!」と答える。

まあ、そんな芸当が出来るのも、ある程度耳がちゃんと聞こえるからである。

聴力検査の後は、今日も点滴。薬剤の量は昨日より減っているので、点滴時間も短縮するかと見込んでいたが、そうそう正確には行かず、昨日と同じかそれ以上の時間が掛かった。そのため、帰宅後の野暮用や出勤の予定が押し詰まってきて、ちょっと慌てることとなった。

今日の点滴では、文庫本より大判だが薄くて軽い数学の専門書を持って行った。これだと軽い上にページもめくりやすいので、片手で持って読むのにちょうど良かった。

点滴担当の看護師さんが点滴を終えるときに、「英語の本を読んでるとは凄いですね。英語の先生ですか?」とか聞いてくるので、まあ、英語の先生ではないが似たようなもので、大学で教えていると答えたら、「それは凄いですね、さぞかし英語がペラペラなんでしょうねえ。いや、ホント凄いです!」とか言っていた。

俺サマは、普通に自分らしく生きているだけの事に対して、こんな風な言い方をされるのは好きではないので、普段はその辺の変なオジさんみたいな格好をして近所をうろつき、できるだけ気配を殺して生きている。

しかし、やはり手持ち無沙汰な時間に文献を読んでる姿を見られて、「お前、何者だ?」みたいに言われることは稀にある。そういう時は一応「見いたな~?!」と振り返り、ピカチュウよろしく「これ以上俺サマの事について詮索するな!」というオーラを全力で出すようにしているのだが、本当にオーラが出てるかどうかは知らない。

耳鼻科から帰宅して速攻で野暮用を片付け、出勤態勢に入る。まずは山科駅前のハンバーガーショップで昼食の後、大学へ。13時過ぎに到着。ハンバーガーショップで少し慌てたせいか、昼食が軽すぎた。生協コンビニで追加の惣菜パンを買って研究室にて昼食の仕上げ。

13時30分から15時過ぎまで、卒研代数グループのゼミ。引き続き15時10分過ぎから16時15分頃まで、卒研幾何学グループのゼミ。

その後、研究室に戻って、明日の講義の準備を少しやってから、17時頃に大学を発つ。

山科区内のスーパーで、切れ掛かっているウィスキーを1本買って帰宅。雨は降ってないが、梅雨時だけあって蒸し暑い。まずは例のひよこ豆テキトーサラダと冷たい缶ビールでひと息入れ、それからおもむろに夕食。

夕食後、土曜日の寺子屋ドイツ語の予習を片付け、それからしばし数学。点滴をしながら読んでいた本をさらに読みすすめる。Humphreysのリー代数の表現論のテキストである。この分野は長い間食わず嫌いで遠ざけていたけれど、2月初旬に見つけた興味深い論文が切っ掛けで、すっかりハマってしまった。こんなに面白い理論なら、もっと若い時にやっておくべきだったな、、、と後悔先に立たず。



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