日々是偵察飛行日記

座右の銘「生涯一座敷童、日々是偵察飛行也」をもとに、俺サマ口調で日々を語り倒す。

2015年07月

突発的に暇になり、夜はコンサートへ

今日はそれほど早起きでもなく、午前中に大学に出勤し、用事をひとつ片付ける。

1、2週間前の段階では、もしかしらたら今日一日何やからと忙しくなるかと思われたが、とりあえず物事がうまく進み、今日は午前中だけで事が済んでしまった。

昼食の後、午後は、演習担当の助教の先生と一緒に、2回生「代数学序論I」の前期試験監督。例年と同じような問題を出しているのに、途中退出続出。さては降参して白紙答案か?と思ったが、皆さん、色々書いている。

採点してみないとわからないけど、少なくと自分では「出来た」と思って出していると思われる。まあ、学生達が例年以上に講義の内容をよく理解してくれてるのなら、それに越したことはないけどね。

15時前に研究室に戻り、しばし数学の後、大学を発つ。今夜は京都市内某所で某コンサートがあるので、まずはその会場へ。開場にはまだかなり時間があるので、その近辺で少し早めに夕食でも、と思ったが、最近何かと忙しくて、新福菜館に行ってないため、そろそろ禁断症状が出始めた。

その京都市内某所から新福菜館府立医大前店まではかなり距離がある。外は夏真っ盛りの猛暑。さて、どうしたものかとしばし沈思黙考の末、思わぬ最短ルートを思いつく。ああ、そう言えば、今まで、その発想は無かったな。よし、それを試してみよう、と。

めでたく新福菜館府立医大前店で夕食の後、近くの府立文化芸術会館のロビーで涼みながら、しばし時間調整。そしておもむろにコンサート会場へ。

会場内を見回したら、この2ヶ月以内に京大近辺で目撃した数学者を発見。嗚呼、まさかこんな所で数学者に出くわすとは。。。Orz と挫けそうになったが、「まあ、(俺サマの専門とはかなり遠い)微分方程式の人だから、別にいいか」と、見なかったことにして、すぐに立ち直る。

コンサートでは、俺サマがよく知っていて大好きな曲が沢山聴けて、さらには、俺サマが知らなかった美しい小品もいくつか聴けて、実に楽しいものだった。涼しい所で、こんな美しい音楽が聴けて、天国だわさ。

やっぱり、オリコーにしてると、忙しくても、この日だけは、まるで雲が晴れるように突発的に暇になり、天からご褒美が降ってくるんだよね。(って、「お前が何時、オリコーにしてたんだよう?」という突っ込みは、即時却下ね。)

「ご褒美、ご褒美、俺サマにご褒美!」と、ご機嫌サンで帰宅し、とりあえずビールと白ワインをグラス1杯。








忙中閑あり、留学院生君としばし談笑

相変わらず蒸し暑くも多忙な一日。夕方は例によって激しい夕立。これって、中学か高校の地理で習った、熱帯雨林気候のスコールじゃないのかしら?!

それはともかく、大学の先生というのは夏休み前(場合によっては夏休み中も!)と2月頃に繁忙期を迎える。この時期は、過労死ニッポンの標準的な「毎日忙しい勤め人」に近い状態になり、「会社員時代って、こんな感じだったかしら?」と、遠い昔を懐かしんだりしている。

繁忙期以外はどんな感じかというと、授業や会議といった大学の仕事で拘束される時間はそれ程多くもない。拘束時間以外は、俺サマの場合、昼夜土日祝祭日の区別なく、四六時中、空いた時間はほぼ研究活動といった感じである。これを「遊んでいる」と見るか「せっせと仕事をしている」と見るかは、まあ、人による。

ただ、研究は(数学者に必要以上に近寄らない限り)あまりストレスは溜まらないが、研究以外の仕事は夜帰ってくると、どっと疲れ果てていて、頑張って夜にスポーツクラブに行こうなどという気力はなかなか湧いてこない。ただでさえ、運動はあまり好きでないし。

本日、例によって早起きして大学に出勤。早起きと言っても7時半なので、毎朝5時起きして、ひとしきり趣味の時間を楽しんでから、おもむろに出勤という人からすれば、ちゃんちゃら可笑しいかも知れない。実際、俺サマの中学や高校時代の友人の中には、そういう人が多く、俺サマなどは「正しい社会人というのは、そんなに早起きなのか!?」と、いつも驚愕している。

ま、兎に角、早起きして大学であれこれお仕事して、夕方研究室に戻って、明日締め切りの宿題に励む。

途中、就活中の留学院生君がやってきて、就活のこと、修士論文に向けた勉強のこと等、色々談笑。まあ、彼も色々大変なようである。就職の方、何とか無事に決まって欲しいものだ。

留学院生君が帰った後、研究室に残って。しはし大学の仕事。

20時前に大学を発ち、帰宅。勿論、今日の骨盤矯正ヨガや有酸素運動自主トレは中止。壊れたiPadは、夜に自宅まで来てくれた業者に引き渡し、遅めの夕食では、「これが飲まずにおれようか!?」と、ビール一気飲みに続き、ニュージーランド産ソーヴィニオンブランの駆けつけ2杯ぐいぐい飲み。

少し酔いを醒まして、夜はしばし数学。「一日の最後はウチで酒飲んで、しばし数学。これって、最高の人生じゃないっすか?!」と、日記には書いておこう。











iPad Air 2が壊れた

今日も朝から大学で、定期試験の採点やら、学科会議やら、何やらかんやらで、てんてこ舞い。蒸し暑い暑さも手伝って、目が回りそうな一日であった。

18時前に学科会議が終わり、すぐにアンチュチュに向けて出発。土砂降りの夕立の中、南草津駅へのバスは渋滞につかまり、結局アンチュチュには20分遅刻の19時20分頃に到着。

「シネマで学ぶフランス語」は、今日は夏休み前最後の授業で、次回は8月下旬。笑い女ともう一人の受講生の二人で既に授業が始まっていたが、俺サマが途中乱入。授業を完全に自分のペースに持ち込んでいた笑い女に、今月最後の抵抗を試みる。

21時20分頃授業が終わり、例によって東山三条「東北家」で遅めの夕食。店の人に顔を覚えられたのか、今日はサービスで掻き卵スープもつけてもらえた。

その帰り、東山三条駅の京都市交通局無料WiFiでメールなどをチェックしようと、iPad Air 2を見ようとしたら、電源が入らない。いつの間にかバッテリーが空になったのかと思って、帰宅後に調べてみたら、結局壊れてしまったたようだ。新品を買ってまだ数ヶ月しか経ってないのに!!

それでAppleのWebページに入って、やれiCoudの何とかの設定をオフにせよだの、シリアル番号を入力せよだの、何だのかんだの1時間ぐらい悪戦苦闘して、ようやく電話相談と引き取り修理の予約を完了。いずれにせよ、新品と交換になって、データなどは全て消えることになるようだ。

このiPad Air 2には、ネットでダウンロードした膨大な数の論文ファイルの他に、先日、大阪南港に遊びに行った時の写真とかが入ったまま。そろそろバックアップを取らなくっちゃ。で、それはどうやれば良いのかしら?と思っていた矢先に、これらのデータは失われてしまうのは、とても残念だ。

もう30年も昔の事とは言え、俺サマはコンピュータを生産する側の人間だったので、色々な意味で、最新の情報処理機器をあまり信用しない習性が身についている。未だにCDを買い集め、音楽データをダウンロードしてPCなどに入れておくといったことをしないのも、単に俺サマが昭和の昔人間だからというだけではなく、昔の職業の影響も大きい。

それでも油断していると今回のようなことが起こって、大事なデータは失われるわ、「iPadが無い生活に戻るなんて考えられない!」とちょっとばかりパニックになるわで、大騒動である。

それで、帰宅後、フランケンのジルバーナ、オーストラリアのソーヴィニオンブランの白ワイン2杯ほぼ一気飲み!みたいなことをやりながら、AppleのWebサイトと格闘してたのだが、全然酔えなかった。

今日も大学で何やかやと

今日も早起きして、大学で何やかやと仕事。先日の台風の影響か、曇ったり、激しく降ったり、また晴れたりという、蒸し暑い一日。

夕方、図書館で文献を1つ借りて、大丸ラクト山科店で、オーストラリアだったかのソービニオンブランの白ワインを1本、それから山科区内のスーパーに入っている和菓子屋さんで、葛饅頭を買って帰宅。

夕食後、夜は明日のフランス語の予習などを少し。

ところで、俺サマはいつの間にか、大学の学部時代で時間が止まっている世界に引き戻されて、今日に至っているという、昨日の昔話の続き。

その昔、俺サマは大学院入試に落第して、泣く泣く大学を離れることになったのだが、卒業して会社に勤め始めたばかりの頃は、むしろ「数学科と縁が切れて、清々したわい」とも思っていた。

数学は厳密で正確な論証が命!みたいな世界だから、何か一言言えば、皆さん、「こいつの言ってる事に、どこか間違ったところは無いか?」と、鵜の目鷹の目で探っているわけで、俺サマのように思考が浅く、かつ、緩い人間は散々な目にあう。

まあ、数学という学問自体が厳しいのだから、しょうがないのだけど、俺サマにしてみれば、底意地の悪い猜疑心の塊のような連中に取り囲まれているのと同じ状況だから、いい気分なわけない。「やっと奴らと縁が切れた」と、新入社員の俺サマは内心小躍りしていたのである。この気分は、今の俺サマの「数学者嫌い」にも通じるものがある。

ところが月日は流れ、俺サマは何時の間にか、ウマウマと数学に出戻ってるのだが、そのお陰で今まで眠っていた「厄介な奴」が目を覚ましてしまったようだ。

つまり、学生時代に、繰り返し周りから、アホだ、バカだ、脳がバグってる etc. とどつき回されていたお陰で、「底意地の悪い猜疑心の塊のような奴」が、俺サマの心の中に宿ってしまっていたのである。

大学を卒業して計算機屋をやっている間は、そいつは過去の遺物のように眠っていたのだが、数学に戻って恐る恐る可換環論などをやり始めた頃に目を覚まし、さらに、俺サマが調子コイて代数幾何学に転向してからは、ますます勢いづいて、四六時中、俺サマのことをじっと監視しているのである。

奴は、「お前が馬鹿なことは、ちゃんと知っている。いくら(ちくちくダラダラと)勉強しても、お前の思考の浅さ、緩さは誤魔化せないぜ。ふっ、ふっ、ふ。」みたいな事を言ってやがるから、「うるさいわい!黙れ!黙れ!黙れ!わーっ!」と、とりあえず言い返してみたり、と、心の葛藤が絶えませぬ。

この、わが内なる悪魔のような奴の存在こそが、俺サマの時間を学部学生時代のままで止めているのであり、また、そのお陰で俺サマは何とか数学研究をやってられるのだが、この状況はシンドイといえば、確かにシンドイ。




終日大学で仕事

夏らしい一日。早起きして大学に出勤し、終日色々仕事。まあ、今年の夏は色々と大学の仕事があって忙しい。忙しいけど、その合い間を縫って、ちくちくと新しいことの勉強は進める予定。

出勤時、山科駅に向かって歩きながら、そういえば俺サマも、数学に転向してから、かれこれ19年にもなるんだけど、未だに駆け出しのチンピラ気分が抜けず、「俺サマは馬鹿だからもっと勉強しなくっちゃ!いや、勉強しても馬鹿は馬鹿だけど、勉強して少しは馬鹿を誤魔化さないと」と思っているのは、我ながら、いかにも奇妙な話だというようなことを、つらつら考えていた。

いやいや、代数幾何学に転向してからは、まだ日が浅いし、、、と、待てよ!?それでも8年近く経ってるぞ。数学で8年選手といえば、普通、30代前半でバリバリやっている新進気鋭である。しかし、生物学的年齢を忘れたとしても、俺サマはどうも、バリバリ新進気鋭気分じゃないのよね。

こういう面では、教授、先輩、同輩、後輩たちに、高山は馬鹿だ、アホだ、脳味噌がバグってる!と言われまくっていた呪われた学部生時代で、俺サマの時間は止まったままである。

止まった時間の中で永遠に学校の宿題に追われて頭を抱える、サザエさんとこのかつお君や、ちびまるこちゃんみたいに、俺サマも数学研究を続けている限り、「うわー、勉強しなくっちゃ!」みたいなことを考えることになるのかしら。

まあ、勉強できるって、幸せなことだけどね。

夕方、山科区内のスーパーでビールと葛饅頭を買って帰宅。夜のZUMBA行きは中止して、夕食の時に昨日買ってきたフランケンのシフバーナの白ワインを飲む。キリキリの辛口で、美味い。

夜は水曜日のフランス語の予習。7月は次回が最終で、その次は8月の終わり頃。アンチュチュの先生達も夏休みをとる模様。

今、アンチュチュで勉強しているフランス映画 La Fleur du Mal は、ブルジョワ家族の忌まわしい歴史にまつわるサスペンスミステリーといった感じの物語だが、さすがに劇中で彼らが飲んでいるワインは、ネットで検索してみると、俺サマが普段飲んでるものと比べると数倍から10数倍の値段がついている。

数倍の値段のものは、海辺の「庶民的な」レストランで生牡蛎と舌平目料理と一緒に飲んでいた。10数倍のものは、アメリカから数年ぶりに帰ってきた息子のための特別な昼食の時に飲んでいて、アメリカ人の下品さを馬鹿にしつつ、「でも我々だって、○○(ワインの銘柄)を毎日飲んでるわけじゃないけどね」みたいなことを言っていた。





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