日々是偵察飛行日記

座右の銘「生涯一座敷童、日々是偵察飛行也」をもとに、俺サマ口調で日々を語り倒す。

2016年06月

水無月がクリスマスケーキのように売られる今日、久々に京大数理研図書室へ

午前中は自宅で野暮用。その後、明日の講義の準備。

代数学の方は、既に1年分の講義内容がほとんど頭に入っているし、講義メモもまとめて作り起きしてあるので、ブログを見て先週どこまでやったかを思い出すだけで良いが、複素解析学の方は、まだ直前にノートを読み返さないと何を話して良いか思い出せない状態。

午後は山科駅前で昼食の後、久々に京大へ。百万遍のコンビニで、抹茶チョコアイスバーを買って食べた。先日、改築工事のためと称して取り壊していたパチンコモナコの建物は、すっかり解体されていた。

パチンコモナコは、俺サマが学生の頃には既に在ったから、築40年以上だったのではなかろうか。その隣は、レブン書房とかいう街の書店だったと思うが、今は餃子の王将百万遍店になっている。

その後、数理研図書室に籠もって、夕方まで数学。京大はクールビズとかで、暑くてもなかなか冷房を入れない。今日は気温はさておき、とても湿度が高いので、どうかしら?と心配したのだが、ちゃんとエアコンがドライモードで入ってたようで、快適だった。

数理研の野外喫煙所には、既にトラを偲ばせるものは写真2枚だけとなり、位牌や祭壇も無くなっていた。

帰りはルネ生協書籍部をちょっと冷やかした後、アンチュチュにちょっとだけ寄って、山科区内のスーパーで買い物をしてから帰宅。

今日6月30日は、水無月を食べる日らしく、ラクトや別のスーパに出店している和菓子屋は、今日ばかりは店員さんもいつもの1.5倍から2倍に増員し、他の菓子は置かず、水無月だけを売りまくっていた。

ラクト地下1階の和菓子屋を覗いてみようかと思ったが、既に客が数名群がっている状態なので、「ま、水無月は昨日も食べたし」ということで、パス。

次に入ったスーパーでも水無月!と大々的に売り出しているので、覗いてみたら、「只今売り切れで、入荷待ち」との貼り紙があった。

帰宅して、すぐに夕食。その後、ラクトスポーツプラザへ。今日は骨盤矯正ヨガと有酸素運動自主トレ。

ラクトから帰宅した後は、土曜日の寺子屋ドイツ語の予習を少し。

ロードランナー逆走男、山科からJRで草津方面へ!

午前中は自宅で野暮用の後、数学。

午後は山科区内で昼食の後、大学に出勤。

山科からJRに乗ろうとしたら、何と!あのロードランナー逆走男が現れて、俺サマと同じ電車に乗ろうとしてたので、早速尾行開始。

今日の奴は、例によって高等遊民っぽいテキトーな服装をして、江守徹みたいな正方形の色付き眼鏡を掛け、関東が本拠の某右翼系全国紙の朝刊を読んでいた。何処で降りるか突き止めたかったが、結局、南草津でも降りなかったので、さらなる尾行は断念。

大学に出勤し、研究室にてしばし数学。水曜日午後のM2院生ゼミは、就活のため、当分開かれない模様。

16時30分より、昨日俺サマが招集を呼びかけた学科会議。17時10分頃に終了。

その後、研究室で更に少し数学。2,3日前から、ちょっと有名な学術雑誌に掲載されている、興味深い主張をしている論文と格闘していたが、どうやら根本的なところで完璧に間違っているらしいとの心証を得る。

そういえば、先日も別の論文を読んでいて、どうにも良く理解できない所があって、著者に質問メールを出したのだが、その後、何も言って来ないところをみると、やはり間違いだったんだろうなと思い始めてるところ。

一般に、論文の「間違い」を、数学業界内では通常どういう風に扱っているかについての話は、昨日宣言した通り、当面「淡々と事実関係の記録のみ期間」のため、今日のところは省略。

18時過ぎに大学を発ち、大丸ラクト山科店で、オーストラリアの赤ワイン、葛饅頭、水無月を買って帰宅。

夕食後、夜はしばし数学。

午後は卒研、不穏メールを見て学科会議の開催を提案

いつもパソコンでブログを書いて、寝る前にiPadで確認するのだが、通常はiPadの1画面分に収まる分量である。しかし昨夜はどういう勢いか2画面分も書いていて、一瞬ぎょっとした。半分の分量に削除しようかと思ったが、眠くて寝てしまった。

それで今日からしばらく、事実関係の記録を中心とした、短めで行こうか、と。

午前中は自宅で野暮用。昼頃に自宅を出て、13時過ぎに大学に到着。昼食は生協コンビニで牛乳とヤマザキ「まるごとバナナ」を買って、それで済ます。

昼過ぎに、大学関係の仕事で不穏メールが届いていたので、大学に到着してから少し確認作業。その結果、実に驚くべき内容だと判明したので、学科内メーリングリストで「明日の学科会議で至急議論すべきでは?」と騒ぐ。

13時から17時過ぎまで、卒研ゼミ。

その後、ゼミで問題になった事を少し調べたり、昨日の東京出張の出張報告書を書いて事務に提出したりして18時半頃に大学を発ち、ラクト山科で夕食をとってから帰宅。

夜は少し数学。

東京日帰り出張

昨夜は夜中にふと目が覚めて、研究についての来し方行く末について色々考えてしまい、なかなか寝付けず。

俺サマレベルの凡百弱小数学研究者にとっては、刑事ドラマよろしく「現場百回」で、何度も既知の理論を再検討し、そこに何か新しい発見の糸口が隠されていないかを捜す事が研究の第一歩である。

上手い糸口が見つかれば、その段階で既に研究は半分以上進んでいることになる。問題はその第一歩が踏み出せるかどうかなのだが、うーん、どうなんだか、、、と色々考えていると、眠れなくなる。

センスの良い人は、俺サマが何も気づかずに通り過ぎた所に、何かしらのものを見出して、論文を書いている。「そうか!俺サマは気づかなかったけど、そういう見方があったのか」と後でほぞを噛んでも、後の祭りである。

要するに、重箱の隅を上手に突けるかどうかを競い合っているという訳である。上手に重箱の隅を突くには、それなりの数学的センスが不可欠である。センスのある人はジャンジャン論文を書き、センスの無い俺サマのようなのは、たまに糞論文を書くのがやっとである。

勿論、天才級の数学者になると、こういう低レベルの競争とは全く違う、より本質的なレベルで勝負している。数学業界に居ることのメリットの一つは、実際に天才としか言いようの無い人とリアルタイムで接することがてきることである。

ちなみに、重箱の隅を突くだけの凡百の数学者に存在意味はあるのか?という問いは、近代以降何度か議論されてきていて、詳しい事は省くが、兎に角「それなりに存在意味はある」というのが数学業界の通説的見解らしい。それ故に俺サマのような馬鹿も、それ程後ろめたさを感じることなく、数学研究に励むことができるのである。

ただ、俺サマの場合、企業の研究部門出身なので、会社の売り上げに貢献できない、雲を掴むような研究は日陰者の扱いを受けてもやむおえないという意識が未だに抜けない。だから、数学業界に著しく貢献する大論文を書くでもなく、次世代の研究者を育てるでもない俺サマが、のうのうと数学研究してて良いのか?という後ろめたさは常に感じている。

だからこそ罪滅ぼしの積もりで、授業は勿論のこと、大学の雑用も、できるだけ降って来ないように逃げてる積もりではあるが、「お前、やれ!」と指名された時は快く引き受けることにしている。研究以外の仕事は、(それが過剰にならない限りは)研究活動の精神衛生に貢献しているという訳である。

これが京大数理研のように、一切の雑用から解放され、1年365日朝から晩まで、ただ研究だけやっていれば良い所だと、かえって大変ではないか。俺サマはかつて、京大数理研の新進気鋭の研究者に直接この疑問をぶつけたことがあったが、さすがは数理研の研究者だけあって、「そんな事は考えた事もない。研究すべき事は沢山あって、いくら時間があっても足りない」との答えだった。

いや、そりゃあ、そうかも知れないけど、時間さえあれば研究成果が出るのか?って所に疑問を持たないところが彼らの凄いところである。俺サマも30代前半ぐらいまでは、そんな風に思ってたけど、だんだん自分というものが分かってくると、そうも行かない。

やはりそのぐらいの人でないと京大数理研の先生は務まらないのであり、同じ数学者(数学研究者)と言っても、実はこんなに違いがあるのであり、俺サマが日頃自分の事を馬鹿だ馬鹿だと言っているのは、別に謙遜でも何でもないことがお分かりかと思う。

午前中は自宅にて野暮用の後、支度をして東京へ出発。昨夜はあまり眠れなかったので、新幹線の中ではほとんど寝ていた。

13時過ぎに品川駅に到着し、そこで昼食をと思ったのだが、やはり東京というのは何処へ行っても、行列か満席か立ち食いかのどちらかで、ゆったりした田舎生活に慣れきった俺サマにはいささか抵抗がある。渋谷まで行ってみたが、やはり同じであった。

それで結局東急線に乗って東大駒場キャンパスまで行ってから、そこのスパゲティー店で遅めの昼食としばしの数学。

15時半から17時まで、数理科学研究科の代数幾何学セミナーに参加。アメリカ合衆国の有名な数学者が講演していた。東大は京大と並んで日本における代数幾何学研究拠点だけあって、東大関係の若手新進気鋭研究者だけでも軽く20名近くの聴衆が集まっていた。さらに、日本を代表する超大物代数幾何学者も約2名来ていた。

講演の後、まっすぐ京都に帰る。途中, World Orderの”Have a nice day渋谷バージョン”の渋谷を通るので、俺サマとしては何としても、この渋谷で例のロボットウオークをしてみたい。かと言って、スーツも着てないし、第一、100人ぐらい仲間が居ればともかくとして、独りでやるのも馬鹿みたいである。それで東急から山手線に乗り換える通路で、一瞬だけ2,3歩ロボットウオーク!というのを断続的に2,3回繰り返してみて、とりあえず自己満足することにした。

あの”Have a nice day渋谷バージョン”のビデオの中で、一瞬構図的にとても素晴らしいショットがあるのだが、その背景となる建物を捜してみたけど、どうやらその時期だけのイリュミネーションだったらしい。今日見たらどうってこともない状態になっていた。

品川駅で360円のソフトクリームを食べてから、新幹線に乗り込む。360円もするのに、こんなに小さいのか!?一瞬「なめとんのか!?」と暴れてやろうかと思ったが、濃厚でおいしいソフトクリームだったので、許すことにした。

ソフトクリームを食べてる俺サマの席の隣では、オバサン達(と言っても俺サマよりはうんと若いが)がガールストークをしていた。東大駒場のスパゲティー屋では、年中近くの子持ち主婦達が集まってガールズトークをしている。やはり東京弁の影響もあるのかも知れないが、彼女達の会話はとてもウソ臭く聞こえる。そもそも、あのウソ臭い気の遣い方は何なのだ、と。

思うに女性と言っても色々だから、ウソ臭い気の遣い方も巧みにクリアし、一見和やかに見える会話空間に潜む地雷原を軽やかに避けて、自らの好感度をキープし続けられるゆるぎない自信を自然な形で持っている人、すなわち、ガールズトークを心から楽しむことが出来るタイプと、そうでないタイプが居ると思われる。

俺サマが女だったら、絶対後者だな。オジサントークですら、もう結構!って感じだし。

20時過ぎに京都駅に到着し、駅ビルで夕食。海鮮丼定食みたいなのに、伏見の濁り酒を1本付ける。いやあ、一日の終わりの酒は身に染みますなあ、なんてオジサン臭いことを思いながら、くいっと一杯。

でも、こういう所の店員さんって学生バイトだし、数十分の1の確率でRitsの学生だんさったりするし、さらに数百分の1以下の確率ではあるが、Ritsの数理科学科での学生だったりする。俺サマは、学生さんはいくつかの限られた講座で顔を会わす以外に何の関係も無い間柄だと思っているので、名前も顔も全然覚えてないが、向うは案外覚えているかも知れない。だから、こういう所でも油断はできないのである。

いや、別にやましい事をするわけでもないから、気にすることはないんだけどね。

梅雨空の下、山科区内に買出しに出る

午前中は京都新聞日曜版の2つのパズル。一部解けず、先送り。その後、数学。

午後は王将山科駅前で餃子定食で昼食の後、山科区内に買出しに出る。

俺サマは2000年に初めてドイツに長期滞在して以来の炭酸水フリークで、単に水道水に炭酸を注入しただけの500ccのペットボトルを纏め買いしている。

それ以前にもヨーロッパに短期出張した折、その辺で水を買えば炭酸水ばかりだったが、飲んでみたら塩辛いような味がする。何でこんな変な物を飲まねばならぬのだと思ったものだが、結局病みつきになった。

最近はかなり変わって来たが、少し前までのドイツ人の炭酸水好きはかなりのもので、中には珈琲を炭酸水で入れる人も居るという記事を読んだことがある。しかし、炭酸水を沸騰させたら炭酸はほとんど抜けてしまうはずだから、普通の水で入れるのと同じになるのではないかということで、この話は眉唾モノだと疑っている。

今の所、炭酸水で珈琲を入れているドイツ人にお目にかかったことはない。

他には黒ゴマペーストをよく纏め買いする。夕食後のデザートは、黒ゴマと黄な粉入りのプレーンヨーグルトと決まっている。時々そこに果物や葛饅頭を放り込んだりもするが。

会社員時代の同僚が、昼休みになると黒パンに黒ゴマペーストをベタベタ塗って、何枚も何枚もそれだけを食べ、最後に黒茶と称するものを飲んで昼食としていた。黒茶と言っても、日本で言うところの紅茶とは違うみたいだったが。

俺サマはそれを毎日じっと眺め、「一体全体そんなものが美味いのか?お前、頭、おかしいんとちゃうか?」みたな悪態をついていたが、今はしっかり黒ゴマペーストにハマっている。

学生時代に、友人に連れられて、名古屋の伏見という所にあるジャズ喫茶で、ダッツルートビアなるものを飲まされた。ノンアルコールビールの一種のようでもあり、薬臭い感じがコーラーのようでもあり、黒ビールの一種の雰囲気も無いでもない。兎に角名状し難い味で、さすがは味噌カツを生んだ名古屋らしい飲み物だと思ったが、どうやら名古屋オリジナルではなく、輸入品らしかった。

最初は、「こんな奇妙な物、二度と飲むものか」と思ったのだが、しばし潜伏期を経て病みつきになり、その後、名古屋に行く機会があるたびに飲んでいたが、大学を卒業してからはとんとご無沙汰である。

買出しから帰宅する頃には、雲行きが怪しくなってきて、雨が降ってきた。その後は、夕食の時間まで数学。

夕食後、雨が上がっていたので散歩に出て、大丸ラクト山科店で昼に買いそびれた物の買出し。帰宅して、ふと昼間解き残したパズルを見直したら、すっと解けた。その後、また少し数学。

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