日々是偵察飛行日記

座右の銘「生涯一座敷童、日々是偵察飛行也」をもとに、俺サマ口調で日々を語り倒す。

2016年11月

午後はM2院生ゼミ

午前中は自宅にてしばし数学。先日の件で、M2院生君には、「突発的事情を除いて、欠席届けは午前11時までに!」ときつく言っておいたので、11時過ぎにメールが着信してない事を確認してから、大学に向けて発つ。

昼過ぎに大学に到着し、13時前に生協食堂に昼食に出かけた以外は、研究室にて昨日の卒研ゼミの「宿題」に取り組む。

「宿題」は本来学生がやるべきものだが、俺サマは悪徳私大教師なので、勉強するチャンスを学生から横取りして、自分でやってしまうのである。

13時前の生協食堂は、流石にレジ前の行列は無くなっているが、食器返却口に長い行列が出来る。遠くから見ていると、ある時から行列がぐんぐん成長し、最後尾がどんどん後ろに後退し、一定の所で成長が止まる。

返却口のベルトコンベアーのスピードに合わせて行列は少しずつ進んでいくのだが、常に新しい学生が、食べ終わった食器のトレーを持って並ぶので、最後尾の位置は一定に保たれる。

俺サマは既に食べ終わって、早く研究室に戻りたいのだが、この行列ではどうにもならないので、座席に座ったまま、ぼんやり様子を眺めていた。

その状態が5分以上続いた後、ようやく最後尾の位置が動き出し、その頃を狙って俺サマも列に並んだ。やはり効率を考えるなら、多少腹は減っても、昼食は13時を過ぎてからにすべきだと分かった。

事務に立ち寄ってポストを見たら、デュッセルドルフの大先生から、3月に現地に出張するために必要な事務書類が届いていた。クラクフの大先生の方は、もう少し前に「じゃあ、送るからな」と連絡が来てたが、書類はまだ届いていない。金曜日に届いてなければ、催促メールでも出そうかしら。

14時から16時40分過ぎまで、M2院生ゼミ。最後に修士論文の構成案を示して、「あとは自分でどんどん書き進めるように」と言っておく。

研究室に戻ってから、またも卒研ゼミの「宿題」に取り組む。そうこうしているうちに、バスロータリーのラッシュ時間帯になってしまったので、もう少し居残って色々計算。

期待通りの計算結果と微妙に違う。何故か全体の答が期待される結果の2倍になってしまい、何処が間違っているのか、しばし考えるも結局分からず。

ラッシュ時間の2つ目のピークを少し越えた頃に諦めて大学を発つ。

帰宅して夕食の後、金曜日の講義の予習、土曜日の寺子屋ドイツ語の予習、そして数学をすこし。


午後は卒研ゼミで、宿題、また、宿題。夜はドイツ語の予習

午前中は自宅で少し数学。午後の卒研ゼミの宿題を思い出して慌てて片付けたり、昨日でほぼ解読が終わった(はずの)某論文の関連事項を調べたり。

その後、近所の整形外科で物療をやってから出勤しようかと思ったのだが、愚図愚図しているうちに時間が無くなり、そのまま大学へ。

ちょうど昼休みで生協食堂が混雑してたので、研究室にてしばし雑用を片付ける。その後、昼食。

14時から17時過ぎまで、卒研ゼミ。今朝片付けた宿題を学生たちに講義した後、学生の発表。またも厄介な計算にはまり、1時間ぐらいああでもない、こうでもないとやって、結局また宿題として残ってしまった。

まあ、今年度は、俺サマの専門からはちょっと外れるけど、楕円関数論&楕円曲線論を、一人で勉強するのも大儀だから、学生達に下働きさせて楽に勉強してやろうと悪巧みしたのだが、流石由緒正しい分野だけあって、なかなか骨があって大変である。

研究室に戻って一息つきながら、宿題について調べているうちに、バスロータリーに長蛇の行列ができる18時に近づいてきたので、慌てて関連書籍を適当にカバンに詰めて、大学を発つ。

帰りの電車の中で、宿題解決の方針が分かったのだが、正確な計算をするには大学に置いてきた文献をみなければ分からないことが判明。

帰宅して夕食。宿題解決は明日以降に延期されたし、解読を終えた論文の纏めに着手するには、ちょっと気が乗らないので、土曜日の寺子屋ドイツ語の予習。


新福菜館伏見店で昼食の後、京大数理研の研究集会へ

午前中は自宅で数学。それから久々に新福菜館伏見店で遅めの昼食。

この店は、山科駅から京都駅に出て、そこから近鉄の普通列車に乗り換え、伏見駅下車徒歩5分。毎日のように通うには、ちと大変で、少し勢いをつけないと行く気になれない。

店を出てから、京大数理研へ。伏見駅から近鉄に乗り、竹田駅から地下鉄烏丸線で今出川まで。そこの同志社大学の前のバス停から市バスに乗る。うまい具合に京大農学部前まで行くバスが来ればよいのだが、今日は百万遍で下車して、あとは徒歩。

先日不法駐車自転車の撤去作業が行われていた百万遍交差点の辺りには、また大量の自転車が置かれていた。それでまた抜き打ち撤去作業になって、自転車持ってかれた持ち主が「なんでやねん?!」と係員に詰め寄る。まあ、そういう事の繰り返しなんだろうな。

数理研図書室で少しだけ数学の後、今日から始まっている代数的整数論の研究集会に潜入。グロタンディックの遠アーベル幾何の概要がわかりそうな講演があったので、聞いてきた。

参加者は100名を超えているようで、参加者が50数名程度だった先日の城崎代数幾何学シンポジウムと、思わず比較してしまう。

数理研から百万遍バス停に向っている途中、数理研の某先生が、小さな子供を乗せる専用シートを前と後ろにつけた自転車に乗って、俺サマを猛スピードで追い越して行った。

俺サマは何故か、この先生が数理研の修士課程の院試を受験してる時から知っているのだが、もうお父ちゃんになって、子供を幼稚園に送り迎えするようになったのかと思うと、感慨深いものがある。

もう一人、別の数理研の先生は、俺サマが「え?それは何故そうなるのですか?」などと聞くと、なっ?!何を馬鹿な事を聞くか?!とばかりに、「兎に角、そうなるんです!」とギロリと睨んできたりする正真正銘の数学者だが、海外出張から帰国して、空港に奥さんや子供達が迎えに来ると、ニコニコしながら子供達を一人一人抱き上げたりしている姿は、子煩悩なお父さんそのもの。

俺サマは普段、数学者を悪魔か化け物のように思って怖れているけれど、やはり彼らも人の子なのかも知れない。

帰宅して夕食の後、夜はラクトスポーツプラザへ。今日は楽しいZUMBAがお休みで、代講として骨盤矯正ヨガ。ヨガは木曜日にやってるから、いいやと思ったが、どうも生徒が誰も来てないようなので、やっぱり参加することに。

今日は生徒が俺サマ一人なので、「何か体調で困っていることがないか」と聞かれ、ぎっくり腰が治ったと思ったら、今度は坐骨神経痛になって困っていると言うと、腰痛、股関節痛などに効果があるという、「正しい歩き方」を教えてもらった。

その後、筋トレと有酸素運動自主トレを少しやってから、帰宅。そこはかとなく数学を考えながら、就寝態勢に入る(予定)。


終日雨の日曜日なので、ほとんど自宅蟄居

終日雨の日曜日。じゃぶじゃぶと五月蝿い雨が降り続くし、街に出ても観光客でどこも溢れ返ってるだろうし、坐骨神経痛ももひとつすっきりしないしで、あまりあちこち飛び回る元気も出ず。

午前中は京都新聞日曜版の2つのパズルを解いて、年賀状印刷の注文作業など。ここ数年、海外出張のついでに写生してきた絵を年賀状に載せるのが恒例になってしまって、そうなると、印刷にもそれなりのクオリティーを求めたくなったり、ああ、今年はまだ海外出張してないから頑張って何処かに行かなくっちゃ、年賀状が作れない!みたいな本末転倒な考えがよぎったり、色々大変である。

画家など、それで生活している人は、自分の絵を沢山の人に積極的に売り込まないといけない。自分で売り込めなければ、腕の良い画商を味方につけないといけない。もしかしたら、何かの展覧会で入選して名前を売らないといけないのかも知れない。展覧会で落選しても、仲間内で落選画家展を開いて活路を見出すという手もあるらしいが。

その意味で、プロというのは色々大変である。画家と作品を、数学者(または数学研究者)と研究論文に置き換えると、全く同じ事が成り立つわけで、だから数学者(または数学研究者)もプロでやってると色々大変である。

その点、アマチュアは気楽なもので、画廊が軒を連ねる寺町通の上島珈琲で張り込みをしていると、よくそういう人達に出くわす。

ただ、彼らの話を聞いていると、仲間内同士で誰が上手いだの下手だの、自分達が習っている先生は誰の絵を一番評価してるのかしらといった腹の探り合いなど、他人の評価を気にしながら絵を描いていて、折角アマチュアでやってるのに、それで本当に楽しいのかしら?と思ってしまう。まあ、他人の事だから、どうでもいいんだけど。

俺サマは元々自分の楽しみのためだけに絵を描いていて、描きたくない時は何十年でも描かないし、描きたくなったら描いて、という感じ。それで、自分が気に入った作品に囲まれていればそれで幸せである。自分の絵の良し悪しは、自分で判断すればそれでいいわけで、そりゃあ他人に褒めてもらえれば嬉しいが、それはそれだけの事だし、他人が駄目だと思ってても、それもそれだけの事で、実のところ、どうでも良いことである。

だから、どこかの展覧会に応募したり、個展を開いたり、どこかの絵画教室に通って仲間を作ったりしたいと思った事もないのだが、数年前にちょっとした出来心で年賀状に載せるようになってから、少しばかりややこしい事になっているのである。

ややこしい事ではあるが、年賀状として印刷されてきた自分の作品を見るのは好きだし、FBなどにデジカメ画像の形で保存しておけば、いつでも「あの絵、また見たいな」と思ったら、iPadさえあれば何処でも気軽に見ることができる。データのバックアップも、自分がやるよりは信頼できるかな、と。まあ、そういうことも手伝って、今のところその年の写生画を毎年年賀状にしたり、FBにUPしたりしているのである。

雨の中、昼前に山科区内に買出しに出かけ、スーパーで寿司などを買ってきて自宅で昼食。

午後は居眠りをしたり数学をしたり。

夕食後、夜はすこしのんびりして、数学はほんの少しだけ。


観光シーズン真っ盛りの中、午前は物療、夕方は寺子屋、

午前中は自宅ですこしのんびりした後、近所の整形外科にて物療。土曜の午前を逃すと、次は月曜まで待たないといけないので、老人達を中心にかなり混雑していて、低周波電気治療器で少し順番待ち。

ふと見ると、珍しく20代ぐらいの若い兄ちゃんが、首の牽引をやってもらってた。あの年だと変形性頚椎症ってことはないだろうから、頚椎ヘルニアかしら。

俺サマも20代の頃、たぶん頚椎ヘルニアだったと思うけど、朝起きたら、ひどい寝違えをしてて首が激しく痛んだ事がある。御茶ノ水の三省堂書店で、一週間後の海外出張のための資料を調達しに行ったついでに、「家庭の医学大事典」を立ち読みして色々調査した。結局、首の牽引などの保存療法、ひどい場合は手術といった治療法しか無さそうなので、特に医者には行かず。

しかし、フランス出張のエコノミークラスで無理な姿勢で眠ったせいか、益々痛みが酷くなった。そして、2週間の出張から帰ってきた時には、首から右手中指にかけて、すうっと一本筋が痺れるようになり、それが収まった頃には、元々少し動きが悪かった右手中指が、益々うまく動かなくなってしまった。

日常生活には特に不便はないが、老後の楽しみとして、学生時代までやってたクラシックギターを、ちゃんと習い直そうかと思ってたけど、無理筋になってしまったな、と。まあ、元々学校の音楽の授業で落ちこぼれて、マトモに楽譜は読めないし、そもそも俺サマに老後があるかどうかも怪しいから、よしとするか、と。

帰宅して、城崎で買ってきた出石蕎麦で昼食。

その後しばし数学。ある事が分からず、考えて続けるも、やはり分からず。いつの間にか気を失い、はっと目を覚ましてまた考える。

15時半頃、百万遍に繰り出す。京都は観光シーズン真っ盛りなので、地下鉄東西線も名古屋の地下鉄東山線並みに混んでいる。16時過ぎに百万遍に到着。アンチュチュの図書室にて、しばし時間調整。

16時40分から18時10分頃まで、寺子屋ドイツ語。先生がバイエルンの出なので、教材にもよく南ドイツの話題が出てくる。今日も「Herr Takayama, 貴方は南ドイツに行くことはないのか?」と聞かれたのだが、"Leider habe ich keine Chancen." (残念ながらその機会はありません)と、いつもの返事。

1年ぐらい前に、バイエルン州の某大学の大先生に「そっちへ行っていいか?」と打診したら、「お前みたいなバカの相手している暇はない」って返事が返ってきたしな。

帰りのバスも地下鉄も混んでいて、東山三条のバス停では、京都市交通局の職員達が、「現在、道路が混雑していて、ここからバスで京都駅までは(通常の倍の)50分以上かかる。地下鉄なら20分ちょっとで行ける。今、振り替え輸送の切符を配布しているので、京都駅まで急ぐ人はここでバスを下りて地下鉄に乗り換えられたし」と案内していた。

そういえば、先週も東山三条で不穏な動きがあったが、やはり振り替え輸送の案内だったのだろう。

帰宅して夕食の後、夜も、適宜逃避行動を交えながら、そこはかとなく数学を考える。


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