日々是偵察飛行日記

座右の銘「生涯一座敷童、日々是偵察飛行也」をもとに、俺サマ口調で日々を語り倒す。

2017年08月

大阪のステーキ屋で店の人に話し掛けられ、ちょっとパニック

朝夕涼しくなって、すっかり秋めいてきた。昨夜はちょっと遅くなったので、今朝はいつもより半時間ほど寝坊。遅めの朝食の後、少し早めの極楽物療。帰宅してしばし数学。

遅めの昼食は自宅で簡単に済ませ、また少し数学。

15時過ぎに支度を始め、大阪へ。通勤ラッシュ前の16時ちょっと過ぎの大阪方面行き新快速列車は、けっこう空いていた。

17時前に拠点マンションに到着し、搬入物資を荷下ろしし、その後、しばし数学。

19時前に夕食のため外に出る。折角食道楽の街大阪に通ってるのだから、あちこち大阪らしい飲食店を覗いてみようとは思っているのだが、俺サマは気に入った所ばかりに集中する習性があって、結局例の新梅田食堂街の2000円ステーキ定食(生ビール付き)に行ってしまった。

どうやら店の人に顔を覚えられたみたいで、この人、また来てくれましたね、みたいな顔をしたかと思うと、俺サマの首タオルが珍しいのか、「タオルなど巻いてられるし、ここまで歩いてこられたのですか?」と話し掛けてきた。こういう事は、この店では初めてである。

俺サマは常に、問い掛けは論理的に分析して、論理的に正しい回答をしなければならないと無意識に考えてしまうので、この手の奇妙な問いは、俺サマを苦しめる。そりゃあ、拠点マンションからは歩いてきたけど、山科から大阪までは電車に乗ってきたさ。で、どちらを答えればいいのか?と。

だいぶ前になるが、山科に開店して間もないエスニック系レストランに2,3度入った事があったが、3度目ぐらいに、俺サマが数学の文献を眺めながら料理が出てくるのを待ってたら、店の人が「難しそうな本を読んでますねえ」と声を掛けてきた。論理的に考えれば、「だからどうだと言うのですか?」と答えるしかないのだが、それではさすがにまずかろうという事ぐらいは、俺サマにも分かる。

まあ、世間話の切っ掛けに過ぎないのだから、テキトーに受け答えしておけば良いし、実際今回もそうしたけど。

俺サマは業務連絡以外で店の人に声を掛けられるのは嫌いなので、そろそろこの店に通うのも潮時かな、と。これからは「いきなりステーキ」河原町三条店に通うことにしよう。

店を出てから、それにしても、そんなに首タオルが珍しいのか?と思って、大阪駅前を行き交う何百何千という人々を注意深く観察しながら拠点マンションに帰ってきたが、首タオルをマフラーのように首の回りにかき結びして歩いている人は見当たらず、普通に首に掛けてる人も、若い男一人が居ただけだった。

大阪の人は首タオルをしないのか、それとも今日は涼しかったから誰もしてなかったのか、そもそも京都でも首タオルでその辺をフラフラしている人は居ないのか、夏マスクばかりに気を取られて、あまりちゃんと調査してないので、よくわからない。

まあ、兎に角腹ごしらえは済んだことだし、拠点マンションに戻って、テレビなど見ながら、まったりとすごす。

最初はAKB48の衣装がどうのという番組をやっていた。前にもこのブログに書いたけど、俺サマは若い女は(誤差の範囲を除いて)全て同じ顔に見えてしまうので、何だかよくわからなかった。

次に少年隊の東山クンが刑事役で出てくるドラマを見たが、最近のITサービス系企業で流行ってるらしい、社員の創造性を引き出すという触れ込みの娯楽施設みたいなオフィスや、お祭騒ぎ大好きという俺サマとは対極の人種パリピが出てきたりしてた。こういうの、20年後に再放送で見たりしたら、バブル期のドラマを再放送で見る平成の子らのような気分になるんだろうな。

22時過ぎに拠点マンションを退散し、例によって普通列車を乗り継いで深夜零時前に帰宅。

大学に出勤して教務委員関連の雑用、夕方は教授会および学科長と面談

午前中は自宅で朝食と野暮用の後、ひとっ走り買い物に出掛け、帰宅してすぐに出勤。途中、山科駅前のコンビニで昼食用のサンドイッチとお握りを買う。

昼頃に大学に到着し、研究室での昼食を挟んで、夕方の教授会の時間まで教務委員関係の雑用。

途中、教務委員の仕事の関係で、近々大型のプリンタを使いたいのだがと、文系の建物にある施設を訪ねた。係の人に案内されて、大学の共通施設である部屋に案内されたが、そこはパソコンが数台と大型プリンタが1台置かれているやや小さめの部屋だった。

既に誰か先生が1台パソコンを使用中で、途中退出している様子だった。すると係の人は、今日は先生が一人先に使っているので、この先生が使い終わってからでないと、この部屋は使えないというような事を言う。

はてな?この部屋は元々数名が入れるようになっているのに、先生が1人使っていたら、その先生が終わるまで他の人が使えないというのは変ではないか?何故か理由でもあるのかと係の人に聞いても、どうもはっきりした返事が返ってこない。

この建物が主に文系の先生達が使っていることを考えると、「気が散るから入ってくるな!」とか気難しい事を言って噛み付いてくるのか?とさらに詰め寄っても、むにゃむにゃむにゃ、、、という感じで、どうも要領を得ない。

結局何なのか良くわからなかったのだが、何せ文系の先生というのは、理工系の先生とは思考回路が全く違うので、どんな訳のわからない事を言い出すか知れたものではない。端的に言えば、理工系の人間は論理で物事を考えるが、彼らは屁理屈で物事を考える。そして屁理屈というのは、詰まるところ「何でもアリ」で無敵なのである。

事務の人もその辺の事を鑑みて、奥歯に物が挟まったような事を言っていたのかもしれないし、そんな深い事情はなくて、単に思いつきでそう言ってみただけかも知れない。

ちなみに、現代数学は非常に抽象的かつ概念的な学問なので、哲学みたいだと良く言われる。しかし数学と哲学の決定的な違いは、数学は何かしら確たる結論を得るために議論をするが、哲学はただ単に議論すること自体が目的である(ように思う)。

つまり、「人間とは何か?」みたいな、わざと答のない問題を選んで、こうとも考えられる、ああとも考えられると、巧みな屁理屈に裏づけされた色々な解釈を提示するのが、彼らの目的であろう。

だから、数学者と哲学者が口喧嘩したら、たぶん数学者が負ける。同じことは、理工学部の先生と、文系学部の先生についても言える、というか、学内政治系の話で理工学部が苦戦してるという話は良く聞く。

16時半から教授会。17時過ぎに終了。その後、学科長に「お話があります」と呼ばれて、学科の会議室へ。どんな怖い話かとビビッてついて行ったけど、、、高山先生、貴方は着任以来20数年間、学生に全く人気が無いから、今年度一杯で辞めてもらえないか?みたいな話では無かったので、ひと安心。

それやこれやで帰りが遅くなったので、予定していた夜のスポーツジム通いは中止。帰宅して、とりあえず冷たいビールで一息ついて、それから夕食、野暮用、数学など。


午後は京大、ディープな京大生協で千切りキャベツ入りマヨネーズ冷麺の昼食

午前中は自宅で野暮用と朝食の後、いつもより早めに極楽物療へ。俺サマが帰る頃に、ちょうどエロ爺さんが来ていた。物療の帰りは山科区内のスーパーで買出し。

帰宅して荷物を下ろし、支度をして京大へ。百万遍に着いたのは、ちょうど昼食時だったので、ルネ生協食堂でもと思ったが駄目だった。

というのも、京大の本部キャンパスで何かの国際会議が開かれているらしく、その参加者と思しき色々な民族系統の人達が、東大路の信号を渡ってぞろぞろと蟻の行列よろしくルネ生協に向っていた。嫌な予感がしつつ俺サマがバスを下りて食堂に到着した時には、既に2階の食堂から階段を下って一階のフロアまで、数十メートルの行列が出来ていた。

しばらく1階の書籍部を冷やかしてから、再び様子を見てみたが、後からどんどん人がやってきて、行列の長さは変わらず。

立命生協だと、予告なしに付属高校の大量の生徒が鉄砲水のように押し寄せて、麺類や丼物のコーナーを中心に押し競饅頭状態に陥るという現象がたびたび起こるが、長年の経験で、それに対応できるような態勢が何となく出来ている。しかし京大はそういう事が無いらしく、どの食堂を見ても、人間鉄砲水に耐えられる動線設計になってないように思う。

それでルネ生協食堂は諦めて、北部生協に向う。ここは本部キャンパスとは今出川通を隔てた北側にある。今出川の北と南では文化も気候も違う。だから南のキャンパスの国際会議の参加者も、おいそれとは攻めてくるまい、と。

その読みは正しかったが、それでも食堂は大学院生や助教などの若手研究員風の人達で溢れ返っていた。兎に角、お目当てのキャベツの千切りが入った、辛子ではなくマヨネーズで食べる冷麺にありつくことができた。

先日、東大の奴が、「東大の人間は、キャベツの千切り入りマヨネーズ冷麺なんて、そんな珍妙で野蛮な物など食べない!」などと悪態をついてきたので、馬鹿モーン!と一喝してやったが、確かに東大生協ではそのようなメニューはないようだ。

この手の生協オリジナル冷麺が出てきたのは、ほぼ20年前で、Ritsや京大の食堂で出されるようになった。当初、「何でキャベツの千切りなんだよう?!」との利用者の声に対して、「栄養のバランスを考えたからだ」という、分かったような分からないような回答が出てたように覚えている。

珍妙で野蛮とまでは言わないまでも、何だか滅茶苦茶な事をするなあとは思っていたのだが、まだ俺サマ好みのツナ冷麺なるものがあったし、マヨネーズと辛子の両方をお好みで選べたので、辛子派の俺サマも受け入れることができた。しかしキャベツの千切り入れるのは、何とかならんものかと思っていたが。

ところが今は、それが若者の好みなのだろうが、唐揚冷麺&マヨネーズに一本化されてしまった。シルバーデモクラシーで割りを食ってる若者の気持ちって、こんな感じなんだろうか。

だから、生協冷麺は、たまに変な物を食べたくなった時だけ食べている。

今日は唐揚ではなく、鳥そぼろバージョンがあったので、そっちにした。キャベツ千切り&温泉卵入り冷やしウソ坦々麺という感じのもので、キャベツの千切り(と温泉卵?)を入れなければ、東大生協でも似たようなメニューがあるようだ。

昼食後、13時30分から、途中20分程度の休憩を挟んで、17時過ぎまで、京大数理研で数論幾何学の集中講義を聴講。

その後、業者に野暮用電話を掛けたり、吉岡書店で理工系古本を物色したりしたあと、山科に戻り、朝の買出しで買い忘れたものをスーパーで買ってから帰宅。

そう言えば、紫外線ギラギラの昼間はさておき、地下鉄や夜の車の中、夕暮れのスーパーの夏マスク女は、数年前の爆発的ブームの時に比べて、めっきり少なくなった。しかし最近は、爺さんの夏マスクが急増中である。何を思ってそうしてるのか知らないが、馬鹿馬鹿しいので、あまり考えないようにはしている。それでも何となく気になってしまう。

帰宅して、まずはビールで一息。それから夕食。その後、少し呑んだ暮れつつ、しばし数学。


津で鰻を食い、別荘を視察し、赤味噌を買い、パワースポットに参拝して、夕方京都に戻る

9時頃に目を覚まし、朝食は抜きにして、チェックアウトの時間まで、涼しいホテルの部屋でごろごろしたり、少し数学を考えたり。

12時にホテルをチェックアウト。昨夜の会食の仲間の一人が車で迎えに来てくれて、鰻のK店へ。津の鰻屋は、有名になって、他府県も含め、あちこちから客が押し寄せて常時行列状態の所もあるが、幸いK店はそうはなっておらず、味は抜群だが、地元の人を中心にちょうど良い具合に繁盛しているようである。

このK店も、津の鰻屋の例に漏れず、孫を連れた若夫婦と爺ちゃん婆ちゃんのグループ客も何組かあった。

昼食の後、俺サマの別荘まで車で送ってもらう。2月上旬にちょっと様子を見に行ったが、その後、1ヶ月ヨーロッパに出張し、帰ってきたらすぐに坐骨神経痛騒ぎで足腰立たない状態が続いてたので、かれこれ半年振りである。

別荘の屋内外をざっと点検し、外から見える所だけ簡単に掃除した後、自転車を出して津の町に繰り出す。京都では手に入らない大豆だけの赤味噌を買い、帰省時には必ず参拝するパワースポットの某神社へ。

その帰り道は、小学生時代に毎日のように徘徊してた界隈を通って、恒例の自分探しの偵察飛行。おっさんの自分探しの旅って、我ながら気色悪い(昭和語:平成の子らは「キモい」と言う)なあ。

また、9月中に1泊2日ぐらいで別荘の手入れ、墓参り、そして鰻行脚!に来ないといかんかなあって感じだけど、今日のところはこれにて退散。津駅から近鉄特急に乗って、18時頃に帰宅。

帰宅後、夕食を挟んでしばし野暮用。夜は少し数学(の予定)。

俺サマは普段、同世代のオジさんと雑談することは無いので、一般的にどうなのかは良くわからないのだが、昨日会食したオジさん達は、若い女の子に興味津々らしく、そういう話になると俄然目を輝かせて、どこそこに居たあの子がどうしてこうしてという話を夢中になってしていた。

同席しているオバさんたちは、しょうがないオッサン達ねえ!みたいな事を言っていたが、まあ、尊敬はしないけど、特段軽蔑しているわけでもなしといった感じ。

うーむ、オジさんの俺サマが言うのもナンですが、オジさんってのは、そういうもんなんかしらね?俺サマ、若い女に限らず、若い人はみな同じに見えて、あまり区別がつかないんだけど。

俺サマの世界観の中では、若い人というのは、俺サマの研究室に志望して入ってくる奇特な学生、俺サマの研究室を忌み嫌って他の研究室に行く学生、研究室配属とか、そういう事には全然関係ないその他大勢の若い人の3種類しか居ない。ちなみに「若い人」とは40代前半以下の人たちを指す。

自分と同世代やもっと年寄りの人達は、自分の現在の位置づけを推定したり、仮に自分が長生きした時の将来像の予測のために必要な生体資料である。しかし若い人達って、そりゃあ、彼らが多用する「大丈夫」「キモい」「無理」みたいな独特のボキャブラリや彼ら独特のメンタリティーをある程度押さえておかないと、大学の授業の際に意思疎通が図れないし、ラーメン屋で注文する時にも不便だったりする。

そういう意味では、若い人も俺サマの観察の対象ではあるけど、それ以上の事は、双六の振り出しみたいに、若返ってもう一度人生やり直さなければならない訳でもないから、関係ないやん!と。

従って、自分と同世代以上の人間は、それぞれの個性に注目したケーススタディーが必要だが、若い人については、彼らに共通するものを抽出することが必要なのであって、個々人の個性については、まあ、自分の研究室の学生の指導に必要なものだけ把握してればいいんじゃないの?と思うわけだ。

だけど、若い女の子の話をしてる時のオジさん達のあの嬉しそうな表情を見ていると、資料価値があるかどうかとか、そういう話ではないんだろうなという気はする。


弾丸帰省ツアーで久々に複数の人間と雑話をした

午前中は自宅で朝食の後、極楽物療。帰宅して、しばし野暮用の合い間に軽く昼食。その後、支度をして京都駅から近鉄特急に乗って津に向う。

電車の中では、居眠りをしたり、数学をしたり。

夕方、津に到着し、津駅前のホテルにチェックインし、シャワーを浴びて一息ついてから、駅前某所で、中学高校時代の同級生ら数名と会食。その後、3次会まで付き合って、午前1時前にホテルに戻る。

進行性コミュニケーション障害の俺サマとしては、このままでは自分が蛤になってしまうではないかという危機感も無きにしも非ず。今回のイベントは、どうにか普通に人と話ができる数少ない機会だということで、頑張って参加してみた。

折角の帰省だが、今回は弾丸ツアーなので、津ではあまりゆっくりして居れないのだが、別荘の様子を見て、少なくとも一度は鰻を食べて、京都では手に入らない大豆だけの赤味噌を買って帰ろうかと思う。


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