2011年02月03日

賃貸vs持家のオタク的な損得比較:『「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本』

「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本
竹下 さくら

日本経済新聞出版社 2009-09-16
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自分的満足度 ★★★★☆

■ 書評 ■
マイホーム関連本の2冊目。前回読んだ『家を買いたくなったら』は精神論主体で書かれていたが、本書は徹底的に損得勘定が披露されている、オタク的なまでに。『家を〜』と一緒に読むとバランスが良いだろう。金銭的な比較をここまで詳しくやっている書籍は他に類を見ないのではないか。そう思えるほど色んなケースを想定した計算例が紹介されている。

私は以前勝間和代氏に傾倒していたおかげで、マイホームを買うという選択肢をほとんど考えてこなかった。しかし、自分のライフプラン等をまじめに考えて計算すると、「マイホーム=金銭的に損」とは決めつけられないことが最近分かってきた。結局のところ”賃貸vs持家”論争に一般的な答えはなく、個人の生き方が勝者を決めるということだ。

住宅ローンの借り方の章で”変動金利か固定金利か”の説明がある。これも損得は返済計画に依存するためどちらとも言えない。私の場合だと15〜20年程度で返済してしまいたいので、固定期間選択型 10年で「一定期間のみ金利引き下げ」のキャンペーンを活用するか、あるいは融資期間15〜20年とした全期間固定金利タイプあたりがよさそう。

なお、伝説のトレーダーと評される藤巻健史氏の『マネーはこう動く』には、住宅ローンを組んだ時の金融機関の資金調達方法の観点から見て、固定金利の方が得という記載があった。

ところで本屋に行くと、住宅購入に関するコーナーが狭い! 投資コーナーと比べると1/10以下だろう。ちなみに、保険コーナーはさらに狭い。人生における金融商品のインパクトは
  住居 > 保険 >> 投資
だと思うのだが。人々の関心は次のようだ。
  投資 >>> 住居 > 保険

▼ 赤ペンチェック (印象に残った言葉など) ▼
・団体信用生命保険は団体割引が利いて割安
・住宅ローンの目安は年収負担率25%が目安
・購入前に専門家による物件検査を依頼することが転ばぬ先の杖

■ アクションリスト ■
□ 東京スター銀行の住宅ローンを調査する(これは本書とは直接関係ない)

dedicatedperson at 00:06コメント(0)トラックバック(0)投資関係  

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