3月決算で6月に定時株主総会を実施するお客様と一緒に株主総会招集通知を作成していましたところ、

お客様:「174条を定款にもりこみたい。」

とのこと。174条は、「会社の株式を相続その他一般承継により取得した者に対し、取得した株式を会社に売り渡すように請求することができる」という条文です。

そのお客様の会社は、社歴が長く、創業当初に当時の取締役などに株式を持たせていたので、今では相続などが発生し、結構、株式が分散してしまっています。

経営安定と言いますか、経営者の精神的な安定?を考えますと、このお客様としますと、導入を心待ちにしていたような条文だと感じました。

今回の会社法は、やはり、事業承継、相続対策、会社の資本政策(大きな意味で)にいろいろと利用できそうだなと実感しました。

しかし、3月決算の上場会社の株主総会が終わる6月末までは、「こんな感じで利用した」という実例があまり出てこないと思っていましたが、身近なところでニーズが発生し、うかうかしていられないなと思いました。

今年の税制改正、会社法の利用実例などは、常にアンテナを高くしていないとやばそうです。