先日、祖父の弟の大叔父が亡くなりました。

祖父の兄弟のうち4人が戦争に行き、祖父を含む2人は途中で帰ってきて、先日亡くなった大叔父は終戦まで海軍におり、一人の大叔父は中国で亡くなりました。

私はずっと長男の家系なので、子供の頃から、お盆やお正月になりますと、たくさんの親戚の方々が来てくれますが、子供の頃は、祖父の兄弟や父の兄弟などが戦争や戦時中の防空壕によく逃げ込んだこと、疎開の生活のことなど戦時中の日常の生活の話しをしているのをよく聞いていました。

先日亡くなった大叔父は海軍で潜水艦に乗っていたそうで、潜水艦が沈み、命からがら助けてもらった命なので、社会のために生きていきたいと、家に来るとよく語っていました。

お通夜も、大叔父の生前の社会活動の広さもあり、本当にたくさんの弔問客様に来ていただき、名古屋市長もお忙しいとは思いましたが、通夜式の最初から最後までいらっしゃいました。

今は家のどこにしまってあるのか分からなくなってしまいましたが、中国で亡くなった大叔父の遺品の戦争で携帯していた双眼鏡、コンパス、戦死していただいたという勲章などは、子供の頃は単純にかっこいいと思って眺めていたものです。

戦争の経験を語る身近な人がいなくなった今、戦争が身近なものから一つの歴史に変わったような気がしました。

率直なところ、戦争を直接知らない私は、今後どのように戦争と向き合い、隣国と向き合えば良いのか分かりません。

大叔父の遺影を見て、少し心細く思いました。