ブログはありがたいもので、アーカイブスで書き始めた時からの自分の思考の変化を時系列で確認することができます。また、5年前はどうだったのか、8年前はどうだったのか、何で悩んでいたのかなども分かります。

大きな問題、課題を乗り越えて、人間としての経験を積む、実績を積むことで本当のノウハウと実力と人格が身に着くと、私は思っています。
経営者として20年、30年、40年頑張っている人はたくさんの経験を積まれてスゴイと思いますし、商売を始めて5年や10年で会社が急成長している会社の経営者は、スゴイ人もいますが、ベテラン経営者が持っているノウハウをまだ身に着けていない可能性は大いにあると、思っています。

特に、「ヒト」、「人間関係」での悩みを乗り越えることが大きいと思います。

「企業は人なり」と言うように、結局、会社経営は突き詰めていくと「ヒト」と言うことになりますので、5年、10年では苦い経験が熟成されていないことが多いように思います。

そんなこともあり、たまに自分のブログを読み返しますが、読み返しますと

・いつも同じようなこと書いているな(成長していない)

・ものすごい経済環境が変わっている

と、いつも感じます。

例えば、民主党政権時の2年前の6月は、為替は70円台(円/ドル)でした。

リーマンショック後、トヨタは営業赤字に苦しんでいました。

数年前、ギリシア、スペイン危機で欧州はフラフラしていました。

一方、現在は、中国の成長が鈍化しています。

結局、当たり前ですが、経済環境で国の方針が変わるのだと感じています。この先も、海外への投資は経済情勢と国民性を長い目でみていかないといけないと思います。

2年前の日本経済と現在と比べたら、良くなりつつあるとは思います。ただし、20年、30年の期間で見たら、適切な方法で良くなっているのかどうかは、私には全く分かりません。

しかし、応急処置的にでも良くしないいけない、という時期もあります。

会社経営でも、もちろん、会社の永続性を考えれば、長期的なビジョンで意思決定を繰り返す必要がありますが、そんなことは言っていられない、短期的に、例えば「とにかく、月次の営業利益をプラスにするのだ!」という差し迫った状況もあるわけです。

トヨタのような巨大企業でも、数年で営業利益マイナスから最高益に転じることができるわけですから、遠いところを見つつも、目先のやるべきことを的確に判断するということを繰り返したいものです。

と言うことで、ここ2年の経済環境の変化はスゴイという話しに戻りますと、


・苦しい環境の中でも、経営者は常にへこたれずに自分の心をコントロールする


と言うことが会社経営において一番大切なことだと、自分のブログを読んで思うのであります。