いざ、明日死ぬよ、と言われたらビビるとは思いますが、自分的には、明日死んでも後悔のない人生だった、という思いで毎日生きています。

また、自分ほど幸せな人間はそうそういない、とも思っています。

たいへんおめでたい性格です。


先日、嫁さんが、長男に対して

「あんたほど恵まれた人は、1億人に一人ぐらいだ。」と言いますと、

長男が

「じゃあ、世界に60人ぐらいの中に入るってこと?ちょっと大げさじゃない?」

と返していました。


その会話に私は入りませんでしたが、幸せには「こうなったら幸せという基準はない」のであって、よく言われるように、幸せは感じるものなのだと思いますので、世界の中の60人に入っていると思えばそうでしょうし、一番幸せと思うならそうなのだと思います。

たぶん、人と同じ数の世界があり、嫁さんの生きた世界は、嫁さんの世界であり、一見、空間は同じようでも、私が死ねば、私の主観の世界は幕を閉じるのだろうと思います。

私がこの世界からいなくなりましたら、私がいない世界で、私を懐かしむ方々が一人でも多くいれば、私はあの世でも幸せな気持ちで過ごせるだろう・・・・

そのために、毎日、頑張って生き抜こうと思います。


なんて考えながら、静かに聞いていたのであります。