以前キャッチルールおさらいをやりましたが、最近はリンクスルールも有難いことにレフリーで使って貰えるので、べんぞうさんとしておさらいです。


・エスケープは柔道場の場合、競技エリアを囲む赤ラインに故意に逃げた場合とし、リングの場合は最下段のロープを故意に触れた場合とする  
・エスケープ1回でダウン1回とする   
→エスケープとブレイクの判断がレフリーに委ねられ、かつエスケープ=ダウンと同等なので選手の勝敗を大きく左右します。この判断はより気を使わなければなりません。

・偶発的な反則一回でイエローカード=1ダウンとする  
→我々は趣味の集まりですから、それぞれ本職を持っています。安全を守るのがレフリーの役目でもあります。ここは厳しく取ります。
お互い前に出てバッティングしたら場合によっては両方にイエロー出します。それで勝負が決しても怒らないで下さい、これも役目ですので。

・消極的とレフェリーが判断した場合イエローカード=1ダウンとする 
→基本的に私は
『パッシブ(消極的注意)』〜『コーション(警告)』〜『イエロー(ロスト1ポイント)』
と考えていますが、レフリーの目線から見て度を超える印象ならその限りではありません。飛び越えることもあります。いきなりコーション、いきなりイエロー出す事もありますが、上記を基本としています。

<膠着> 
・レフェリーは選手双方グランド状態で膠着と判断した場合、ブレイクさせ スタンド状態から再開させる  
→これは判断が難しいですが、お互い極めてるわけではないのに動きがない、若しくは片方が極めようとしているけれどガードが切れない、極まる角度まで持って行けない時にスタンドに戻します。
レスリングであれば優勢だった方が上下選べますが、リンクスルールではスタンドしか選択肢が無いので、或いはこれを起点にストライカーが逆転する可能性は大いにあります。
膠着明けは実は1番スリリングな瞬間かもしれません。

【禁止事項】 
・首から上の打撃
・頭から落とす技
→これはキャッチルールでも同じですが、競技としての部分を特化させたルールですから、アマチュアとしての線引き、安全性を重視しています。ですから故意じゃなくてもカウンターなりで頭部に入ればイエローです。

・肘の先端部による打撃(前腕部による打撃は有効) 
→例えばエルボーはOKですが、通常ルールのように首筋や顎に入れるのは反則です。選手によっては有効にボディに入れたりします。

・相手が両手両足の4点マットについている場合の打撃(3点ポジションまでの打撃は有効) 
→3点まではOKです。これは上手く使えば打撃系の選手には有効に使えると思います。

・ニーパット、キックレガースを着用しない蹴り
→レフリーチェックの際に確認し、選手にOKの範囲を確認します。レガースのみは少ないですが、ニーパットだけの選手はいますので。
平面の蹴り(ドロップキックや3点までのストンピング等)はその限りではありません。

・体にワセリン、オイル等滑りやすいものは塗布しない 
→これは私が参戦した時にあったルールなんでしょうか?キムヨッチャンは明らかに滑りましたが途中で言ってもスルーされました。
私は厳しく判断します。発覚したらその試合はやらせません。

大体こんなところでしょうか?
あと結構ギブアップせずに頑張り過ぎてしまう選手が多いので、極まっているし逃げられないと判断したら止めます。
前述しましたが、選手の勝敗は勿論ですが、安全も我々の判断で守らなくてはなりません。
頑張りたい気持ちは、私も選手の時があるので痛い程解ります。
でもそこは堪えてきちんと判断しないと、このブランドが無くなってしまいかねない。
選手も大会も守る事が務めだと思っています。

本当に選手の普段のルールとは違う一面が見れる素晴らしいブランドです。
挑戦したい選手、裁きたいレフリー、そして興味を持っていただき来ていただいたお客様。
全ての方々のLINKで創り上げるのが、Fighting Basic 『LINKS』です。

皆様是非、ご期待ください。