2007年11月13日

ラスト・イニング<あさのあつこ>−(本:2007年137冊目)−

ラスト・イニング

出版社: 角川グループパブリッシング (2007/02)
ISBN-10: 4048737570

評価:25点

(ネタバレあります)
あまりに面白くなくて驚きながら読み終えてしまった。
「あさのあつこ」ってほんまに野球のことを知ってるのか、と元高校球児の私は憤りさえ感じたのである。
伝説の試合だかなんだかわからないが、その全貌が全く見えないために、原田某の投げる球の凄さも全く伝わってこないし、門脇なんやらの打者としての魅力も一切わからない。
これでなんとかしろというのが無理と言うものだ。
大体、中学一年生でどれだけ凄い投手だといっても、所詮中学生は中学生。これから体が成長していくなかでいくらでも伸びたり伸び悩んだりするものだ。
そんな中学一年生の投手に魅せられて自分の進路を変えてしまうなんてありえない。あまりに非現実的だ。
原田某が2年後にもエースである保証はどこにもないし、硬式で成功するとも限らない。
まあ、いいけど。
小説だから。
それでもきちんとした野球の描写があってそれなりに主人公達の凄さを納得させてくれるのならまだよかった。
野球のシーンなんてほんのわずか。
ここに説得力がなければ、いくら青春小説っぽく振舞っても味も香りもでてこない。

などと思い切り悪口を書きながら他人のレビューを読んでいてわかったのだが、これは有名な「バッテリー」の続編だったのですね。
すいません、「バッテリー」は読んでないので全く知りませんでした。
「バッテリー」を読んでいればもの凄く納得でき、感動できるシーンや会話もあるのだろう、大変失礼いたしました。
それを読んでから、この小説の点数を付け直したいと思います。
まあでもこれ単独ではこんなもんです。

さらに他のブログでレビューを読んで感じました。
バッテリーもこの本も、もはや野球小説ではないのです。
おっさんが青春時代を費やした野球を胸熱く思い起こす小説ではなかったのか・・・。残念だ。

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3. 「ラスト・イニング」あさのあつこ  [ 本のある生活 ]   2007年11月29日 22:13
ラスト・イニング 「バッテリー」6巻を読み終えてから、ずっと読みたい!と思っていたのを、やっと借りることができました。よかったです!「バッテリー」は「バッテリー」でしっかりと完結しているし、あのラストも好きです。これを読んでたしかに気になっていたことも....
2. 「ラスト・イニング」あさのあつこ  [ しんちゃんの買い物帳 ]   2007年11月14日 17:55
ラスト・イニングあさの あつこ (2007/02)角川グループパブリッシング この商品の詳細を見る あの対戦の前と後を描いた、短編と書き下ろしが収録。 「マウンドへと」 シリーズのラストで対戦した新田東と横手二中。そ
1. バッテリー最終章『ラスト・イニング』と文庫版書き下ろしを読む。  [ またつまらぬものを書いてしまった ]   2007年11月14日 06:20
ホントにホントに一日千秋の思いで待ち侘びていたのよ??! おミズの花道(こんなタイトルの同人誌沢山出てそう)もとい、ラスト・イニングを??!

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