2008年03月20日

日銀総裁人事について

(NIKKEI NETより抜粋)
政府は19日で任期切れとなった福井俊彦日銀総裁の後任に、元大蔵次官の田波耕治国際協力銀行総裁(68)を充てる人事案が国会で不同意となったことを受け、新たな人事案を検討する。国会では道路特定財源などを巡る与野党攻防が大詰めとなっており、新たな人事案の提示は4月にずれ込む公算が大きくなった。福井氏は20日以降の総裁代行に副総裁の白川方明氏(58)を指名した。

 19日の参院本会議では副総裁に西村清彦氏(54)を充てる人事は同意を得た。衆院本会議は田波、西村両氏について与党の賛成多数で同意した。政府は同日の持ち回り閣議で副総裁に白川、西村両氏の就任を正式に決めた。(07:02)

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金融政策を引き受ける国の中央銀行のトップ人事が、政治の権力争いのネタに使われてしまう国というのはどうなんだ。
ついには日銀総裁空白期間までできてしまった。
例えば、総裁不在の間に日経平均が10000円を切って銀行や生保に含み損が発生して強烈な信用収縮が起き、通貨供給が滞るような問題がもし起きたらどうする。
副総裁の権限で緊急利下げ等の対応ができるのか。
もしそれでうまくいったとしても、逆に「なんだ。日銀総裁なんていらないのでは?」なんて議論もでてきてしまうのではないのか。

アメリカはサブプライム問題から発生した景気停滞に対して、あれだけ矢継ぎ早に手を打っている。
サブプライムの問題が大きすぎるから劇的に効いているようには見えないが、それでもあのスピードで対応するからあの程度のマイナスで済んでいるとも言えるのだ。

もうちょっとまともな国でいてほしいなあ。

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