2009年01月04日

つくもがみ貸します<畠中恵>−(本:2009年2冊目)−

つくもがみ貸します
つくもがみ貸します
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# 出版社: 角川書店 (2007/09)
# ISBN-10: 4048737864

評価:82点

江戸、深川で古道具屋兼損料屋を商っている若いお紅と清次。
損料屋というのは、今で言うレンタル屋であって、鍋、櫛、掛け軸、根付までなんでも貸し出す店だ。
両親を亡くし、力を合わせて店を切り盛りしている仲の良い姉弟であるお紅と清次だが、実は血のつながりはなく、清次は密かにお紅に思いを寄せている。だがお紅には長い間思い続けている人もいたりしてなかなか設定も込み合っているのだ。
お紅の長年の思い人を加えて、3人の恋模様も進んでいくのだが、物語のポイントとなるのは、100年以上大切に取り扱われ、「つくもがみ」になった道具たちだ。
いろいろなところに貸し出されては情報を収集して帰ってきて、みんなで井戸端会議のようなものを繰り返す。
しゃばけシリーズとは違い「つくもがみ」達は人間とは口を利かない約束になっているので、「つくもがみ」達の話をもとに、お紅と清次が様々な事件を解決したりするという展開。
表紙の絵のとおり、個性的な「つくもがみ」達のキャラ設定が面白くて最高だ。
「つくもがみ」は、「付喪神」なのだが、とても神様とは思えないボケボケぶりが楽しい。
ラストはほっこりとしたハッピーエンドにしてくれたし、言うことはありません。
こちらはシリーズ化されているんだろうか。
畠中恵さんって、最近結構多作なので、何がなんだかよくわからなかったりする。それは私の情報処理能力の問題でもありますが・・・。

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12. つくもがみ貸します  [ ぼちぼち ]   2009年01月14日 19:53
JUGEMテーマ:読書 江戸の片隅、姉弟二人が切り盛りする「出雲屋」。鍋、釜、布団、何でも貸し出す店ですが、中にはちょっと妙な品も混じっているようで……妖怪たちが引き起こす騒動の数々、ほろりと切なく、ふんわり暖かい連作集。角川書店HPより ライトで楽しいお話...
11. つくもがみ貸します  [ どくしょ。るーむ。 ]   2009年01月09日 00:58
著者:畠中 恵 出版社:角川書店 紹介文: 久々の畠中さんの作品です。 古道具屋兼損料屋「出雲屋」は、鍋でも布団でも何でも貸してくれる便利なお店。けれど古い道具の中には「付喪神」が付いているのもがあって、という不思議で楽しい連作短編集。 「しゃばけ」に登...
10. 書籍「つくもがみ貸します」読了。  [ 空飛ぶさかな文芸部 ]   2009年01月06日 22:23
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9. 「つくもがみ貸します」畠中恵  [ 本のある生活 ]   2009年01月06日 20:47
つくもがみ貸します 畠中さんはやっぱり妖モノがいいです。しゃばけシリーズよりも大人しい感じだけれど、ほんのり優しくてあたたかな気持になれました。よかった〜。表紙もかわいらしくて好きです。 内容説明 江戸の片隅、姉弟二人が切り盛りする「出雲屋」。鍋、釜....
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7. つくもがみ貸します(畠中恵)  [ Bookworm ]   2009年01月06日 09:05
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5. つくもがみ貸します 〔畠中 恵〕  [ まったり読書日記 ]   2009年01月05日 19:51
4 つくもがみ貸します畠中 恵角川書店 2007-09売り上げランキング : 50264おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools ≪内容≫ 江戸の片隅、姉弟二人が切り盛りする「出雲屋」。 鍋、釜、布団、何でも貸し出す店ですが、中にはちょっと妙な品も混じっているようで…… ...
4. つくもがみ貸します  [ 紅色みかん  ]   2009年01月05日 18:23
つくもがみ貸します 畠中恵 古道具屋兼損料を営む、お紅と清次姉弟の話。 損料屋というのは、ものをお客さんに貸し出す商売です。 この2人が営む古道具屋の品の中には、作られてから100年経って、「つくもがみ」という妖怪になったものがいました。 お紅と清次...
3. つくもがみ貸します   畠山 恵  [ ナカムラのおばちゃんの読んだん ]   2009年01月04日 23:43
つくもがみ貸します畠山 恵角川書店今や乗りに乗ってる畠山恵さん。今度は清次とお紅
2. 『つくもがみ貸します』  [ ぱせりブログ ]   2009年01月04日 22:02
『つくもがみ貸します』    畠中恵  角川書店 生まれて百年を経ると器物の仲には付喪神、妖と化すものがある。 彼らはしゃべることができるのだが、 百年の残るということは、大切にされてきた高価な品であることが多い。 そのため蔵などに仕舞われっぱなしとな...
1. 「つくもがみ貸します」畠中恵  [ ナナメモ ]   2009年01月04日 21:25
つくもがみ貸します 畠中 恵 江戸・深川で出雲屋という古道具屋兼損料屋を営む清次とお紅。そこに集まってくる古道具の中には長い年月を経て”付喪神”になったものがたくさんある。普通彼らは人間がいるところではしゃべらないのだが、姉弟の前ではおかまいなしに話...

この記事へのコメント

2. Posted by デコデコマン   2009年01月07日 00:22
エビノートさん、こんばんは。
あけましておめでとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。

しゃばけシリーズも随分とでていますよね。そうかひらがなは全部その仲間なんですね。「うそうそ」とかもそうなんですかね。
随分とわかりやすくなりました。ありがとうございます。

楽しいので、この人の作品はついつい読んでしまいます。
1. Posted by エビノート   2009年01月05日 19:56
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
さて、この作品は単発ものですね〜今のところ。
畠中さんの作品では「しゃばけ」シリーズというものが、シリーズものとしてありますが、こちらはすべて平仮名のタイトル(しゃばけ、ぬしさまへ、ねこのばば…という風に)になっていますので、それで判断されると分かりやすいかもです。

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