2009年05月13日
CDショップ大賞が決まりましたね
「CDショップ店員が選んだ、売りたい! 聴かせたい! 作品」というコンセプトで、昨年11月にスタートした「CDショップ大賞」の第1回の結果が(ようやく)発表されました。
ノミネート作品から考えて「それしかないんじゃない?」の相対性理論『シフォン主義』が大賞受賞。準大賞に大橋トリオとPerfume。
大橋トリオも確かにとてもいいんですが、相対性理論ほどの時代性・独創性には欠ける。Perfumeは時代性・独創性は申し分ないけれど、実のところこれを大賞にしてしまうと、今度は企画の主旨が伝わりづらくなってしまう……ってことだと推察致しました。
しかしこの結果を知るまで、実は若干不安があったのも事実。
理由は今日記者発表をするという話が伝わって来たから。
つまり……。
→記者会見ともなると、大賞受賞者が会場に登場することになるだろう
→しかし相対性理論が出て来るとは考えづらい
→仮に出て来たとしても、大半の記者さんには「???」となるのは必定
→じゃあ記者が目当てにする、そこそこネームバリューがある人が大賞?
→まさかねえ……。
てな具合。
なので正直「ホッとした」というのが率直な感想です(笑)。
開始当初、個人的にはその意義についてかなり疑問(というか不安)を持っていましたが、終わってみれば予想外の「ヤフートップニュース」のオマケ付き。それなりの存在感を示せてよかったのかもしれません。主催者の皆さんには「御苦労さまでした」と言いたいです。
ところで主催者の皆さん(投票に参加した人も含め)。
この結果ってつまり、今のJ-POP界への多少の皮肉なんですかね?笑
ノミネート作品から考えて「それしかないんじゃない?」の相対性理論『シフォン主義』が大賞受賞。準大賞に大橋トリオとPerfume。
大橋トリオも確かにとてもいいんですが、相対性理論ほどの時代性・独創性には欠ける。Perfumeは時代性・独創性は申し分ないけれど、実のところこれを大賞にしてしまうと、今度は企画の主旨が伝わりづらくなってしまう……ってことだと推察致しました。
しかしこの結果を知るまで、実は若干不安があったのも事実。
理由は今日記者発表をするという話が伝わって来たから。
つまり……。
→記者会見ともなると、大賞受賞者が会場に登場することになるだろう
→しかし相対性理論が出て来るとは考えづらい
→仮に出て来たとしても、大半の記者さんには「???」となるのは必定
→じゃあ記者が目当てにする、そこそこネームバリューがある人が大賞?
→まさかねえ……。
てな具合。
なので正直「ホッとした」というのが率直な感想です(笑)。
開始当初、個人的にはその意義についてかなり疑問(というか不安)を持っていましたが、終わってみれば予想外の「ヤフートップニュース」のオマケ付き。それなりの存在感を示せてよかったのかもしれません。主催者の皆さんには「御苦労さまでした」と言いたいです。
ところで主催者の皆さん(投票に参加した人も含め)。
この結果ってつまり、今のJ-POP界への多少の皮肉なんですかね?笑
2009年05月04日
オランダ発のネオ・アコースティック・フュージョン、Scallymatic Orchestra
連休前の金曜日、会社のメンバーが開催するちょっとした飲み会まで若干時間があったので、六本木のけやき坂にあるTSUTAYAへ。
そこで試聴機に入っていたScallymatic Orchestra(スキャリマティックオーケストラ)というオランダのジャズコンボのファーストアルバムに触れ、かなり気に入ってしまいました。
発売元のP-Vine曰く「新しいクラブ・ジャズ・サウンド=ネオ・アコースティック・フュージョンの旗手」とか。ネオ・アコースティック・フュージョンとはよく言ったものです。
2ホーン+5ピースリズムセクションという7人編成。
YouTubeにあったライブ映像(ホーン1名はサポートか?)を見ると、演奏自体は「今一つかなあ〜」という印象ですが、70年代風(Deodatoとか Lonnie 'Liston' Smithなんかを想像してもらうと分かりやすい)でありながら、ダンサブルなクラブミュージックとしても通用する心地よさが非常にユニークです。
やっぱりここ数年、ヨーロピアンジャズは盛り上がっていますね。
気になるサウンドはみんなヨーロッパからって感じがします。
ちなみにMySpaceのScallymatic Orchestraのサイトへ行くと、デビューアルバムに収録されている7曲がフルバージョンで聴けます。
そこで試聴機に入っていたScallymatic Orchestra(スキャリマティックオーケストラ)というオランダのジャズコンボのファーストアルバムに触れ、かなり気に入ってしまいました。
発売元のP-Vine曰く「新しいクラブ・ジャズ・サウンド=ネオ・アコースティック・フュージョンの旗手」とか。ネオ・アコースティック・フュージョンとはよく言ったものです。
2ホーン+5ピースリズムセクションという7人編成。
YouTubeにあったライブ映像(ホーン1名はサポートか?)を見ると、演奏自体は「今一つかなあ〜」という印象ですが、70年代風(Deodatoとか Lonnie 'Liston' Smithなんかを想像してもらうと分かりやすい)でありながら、ダンサブルなクラブミュージックとしても通用する心地よさが非常にユニークです。
やっぱりここ数年、ヨーロピアンジャズは盛り上がっていますね。
気になるサウンドはみんなヨーロッパからって感じがします。
ちなみにMySpaceのScallymatic Orchestraのサイトへ行くと、デビューアルバムに収録されている7曲がフルバージョンで聴けます。
2009年04月27日
おバカなスウェーデンのグループ・BWOブレイク寸前?
音楽的価値がどこにあるのかまったく分からないけれど、聴けばハッピーになれること間違いなしなのが、スウェーデン発のエレクトロポップグループ「BWO」。
何だか最近じわじわ売れているようですね。
ABBAを生んだ国らしいと言えばらしいですが、それ以上にヨーロッパって周期的にこういう、いかにもお金がかかってなさそうな(実際は分かりませんけれど)&シニカルなグループが大ブレイクするんだよなあ。
そこがとても面白いと思います。
また日本ではエイベックスが、このグループとダイエットを結びつけて売ろうとしているところも笑えます。
4月15日に発売された1stアルバム『Sunshine In The Rain』の4曲目に収録されている「Chariots Of Fire」の邦題が「美しき身体 〜燃えよ脂肪!〜」という名前で、ダイエットに励む人に向けた応援ソングなんだそう。理由は、聴けば体が動き出して、有酸素運動を促すからとか……!?
他にもアルバムのなかに「gomennasai」という曲があったり、オリジナルアルバムであるにも関わらず、日本人アーティスト・DAISHI DANCEが手がけたBWOのリミックスが入っているなど、それなりのネタがちりばめられていて「売る気」を感じます(いちいち書くのが面倒なので割愛・笑)。
というわけで「恋のラブ・オン・ミー」(タイトルの付け方がまた笑える!)をどうぞ。
何だか最近じわじわ売れているようですね。
ABBAを生んだ国らしいと言えばらしいですが、それ以上にヨーロッパって周期的にこういう、いかにもお金がかかってなさそうな(実際は分かりませんけれど)&シニカルなグループが大ブレイクするんだよなあ。
そこがとても面白いと思います。
また日本ではエイベックスが、このグループとダイエットを結びつけて売ろうとしているところも笑えます。
4月15日に発売された1stアルバム『Sunshine In The Rain』の4曲目に収録されている「Chariots Of Fire」の邦題が「美しき身体 〜燃えよ脂肪!〜」という名前で、ダイエットに励む人に向けた応援ソングなんだそう。理由は、聴けば体が動き出して、有酸素運動を促すからとか……!?
他にもアルバムのなかに「gomennasai」という曲があったり、オリジナルアルバムであるにも関わらず、日本人アーティスト・DAISHI DANCEが手がけたBWOのリミックスが入っているなど、それなりのネタがちりばめられていて「売る気」を感じます(いちいち書くのが面倒なので割愛・笑)。
というわけで「恋のラブ・オン・ミー」(タイトルの付け方がまた笑える!)をどうぞ。
2009年04月26日
「生きているほうがいい、幸せでいるより」
公開1週間が経過してしまいましたが、ようやく観て来ました。
『ヴィニシウス〜愛とボサノヴァの日々』。

土曜日の16時の回だというのに、客席は2割埋まっていたかという低調な入り(ドキュメンタリーだし仕方ないのかな)。
それでも頑張るTSUTAYAは、秋には今年で4回目になる「ブラジル映画祭」を担当するようです。どんだけブラジルを押したいのでしょうか?笑
まあ我々ファンには有難い限り。TSUTAYAは絶対に裏切れない気持ちになりますが。
さて件の『ヴィニシウス』ですが、これは外交官であり詩人・劇作家としても活躍し、ブラジルの芸術界に大きな足跡を残した天才、ヴィニシウス・ヂ・モライスの人生を、彼に所縁の深かった人物のインタビューによって明らかにするもの。
外交官でありながら、劇作をすればそれが『黒いオルフェ』として映画化されカンヌ映画祭とアカデミー賞外国語映画賞を受賞してしまったり、作詞をすればアントニオ・カルロス・ジョビン作曲、ジョアン・ジルベルト歌で、それ以降のブラジルポピュラーミュージックを一変させてしまう名曲『想いあふれて』になって結実したり。
地位も名声も手に入れながら、常に人と交わり新人アーティストにも分け隔てなく作品を提供。何と結婚は9回に及び、別れるたびにすべての財産を前妻に渡し、また新たな恋を探し求めるという人生。
羨ましいと言えば言えなくもないけれど、そこまで自らの人生を正直に謳歌する勇気があるかというと、イエスとは言い難いものがあります。しかしそれが出来てしまうのが、ヴィニシウスという天才の天才たる所以ではないか。
このドキュメンタリーを見て思うことは「人生は面白い」「人と交わることは楽しい」ということに尽きます。
そんなことを教えてくれるヴィニシウスの「生」についての考え方が明らかになるエピソードとして、長く音楽活動を共にしたエドゥ・ロボが、こんなエピソードを映画のなかで語っています。
それはエドゥとヴィニシウスの共作『あなたは愛してくれた』という曲が英訳されるにあたってのこと。
「生きているほうがいい/幸せでいるより」
ヴィニシウスのこの歌詞について、英訳にあたった担当者は言ったそうです。
「これは『生きているほうがいい/そして幸せでいるのが』ではないのか?」
エドゥはこれを「ヴィニシウスの視点とアメリカ的視点との決定的な違い」と語っていましたが、まさにその通りだと深く心に残りました。
富や名声よりも「生きていること」こそが大切であると。
いや、そもそも「幸せ」とは何か? という問題かもしれません。
最後に上段でも説明した『想いあふれて』の映像がYouTubeにあったので貼ってみます。これは在りし日のトム・ジョビンとジョアンがテレビで演奏したときの映像のようです。
トム・ジョビンが亡くなったのは1994年ですから、この映像は今から20年以上前のものと推測されます。
発表当時ビッグヒットになったわけでもなかったこの曲が、いかに多くの若きブラジル人ミュージシャンに影響を与えたことか。それが映画のなかでいくつもの証言として語られている名曲です。
『ヴィニシウス〜愛とボサノヴァの日々』。

土曜日の16時の回だというのに、客席は2割埋まっていたかという低調な入り(ドキュメンタリーだし仕方ないのかな)。
それでも頑張るTSUTAYAは、秋には今年で4回目になる「ブラジル映画祭」を担当するようです。どんだけブラジルを押したいのでしょうか?笑
まあ我々ファンには有難い限り。TSUTAYAは絶対に裏切れない気持ちになりますが。
さて件の『ヴィニシウス』ですが、これは外交官であり詩人・劇作家としても活躍し、ブラジルの芸術界に大きな足跡を残した天才、ヴィニシウス・ヂ・モライスの人生を、彼に所縁の深かった人物のインタビューによって明らかにするもの。
外交官でありながら、劇作をすればそれが『黒いオルフェ』として映画化されカンヌ映画祭とアカデミー賞外国語映画賞を受賞してしまったり、作詞をすればアントニオ・カルロス・ジョビン作曲、ジョアン・ジルベルト歌で、それ以降のブラジルポピュラーミュージックを一変させてしまう名曲『想いあふれて』になって結実したり。
地位も名声も手に入れながら、常に人と交わり新人アーティストにも分け隔てなく作品を提供。何と結婚は9回に及び、別れるたびにすべての財産を前妻に渡し、また新たな恋を探し求めるという人生。
羨ましいと言えば言えなくもないけれど、そこまで自らの人生を正直に謳歌する勇気があるかというと、イエスとは言い難いものがあります。しかしそれが出来てしまうのが、ヴィニシウスという天才の天才たる所以ではないか。
このドキュメンタリーを見て思うことは「人生は面白い」「人と交わることは楽しい」ということに尽きます。
そんなことを教えてくれるヴィニシウスの「生」についての考え方が明らかになるエピソードとして、長く音楽活動を共にしたエドゥ・ロボが、こんなエピソードを映画のなかで語っています。
それはエドゥとヴィニシウスの共作『あなたは愛してくれた』という曲が英訳されるにあたってのこと。
「生きているほうがいい/幸せでいるより」
ヴィニシウスのこの歌詞について、英訳にあたった担当者は言ったそうです。
「これは『生きているほうがいい/そして幸せでいるのが』ではないのか?」
エドゥはこれを「ヴィニシウスの視点とアメリカ的視点との決定的な違い」と語っていましたが、まさにその通りだと深く心に残りました。
富や名声よりも「生きていること」こそが大切であると。
いや、そもそも「幸せ」とは何か? という問題かもしれません。
最後に上段でも説明した『想いあふれて』の映像がYouTubeにあったので貼ってみます。これは在りし日のトム・ジョビンとジョアンがテレビで演奏したときの映像のようです。
トム・ジョビンが亡くなったのは1994年ですから、この映像は今から20年以上前のものと推測されます。
発表当時ビッグヒットになったわけでもなかったこの曲が、いかに多くの若きブラジル人ミュージシャンに影響を与えたことか。それが映画のなかでいくつもの証言として語られている名曲です。
2009年04月19日
クリセット・ミッシェルの極上バラード、貴重映像
最近邦楽では今ひとつ勢いが出ないユニバーサルですが、洋楽は案外調子いいんじゃないでしょうかね。期待のアーティストが続々登場していますっていうか、個人的に気になる人が多いってことなんですけれど。
本国アメリカで5月5日に2ndアルバム(かな?)『Epiphany』をリリースするクリセット・ミッシェルも、実に気になるアーティストです。
最近のR&B系はもっぱら“スタイル抜群・ダンスで見せます”系のアーティストが中心になっちゃってますが、クリセットはその対極。見た目は柳原可奈子か渡辺直美か? って感じのぽっちゃり系。しかしその声と歌唱力は「これぞR&B!」と思わず膝を叩きたくなる本流の香りがいっぱいです。
その彼女がNe-Yoのサポートを得てリードシングルとして4月14日にリリースした『What You Do』が、もうとろけるような極上のバラードに仕上がっていて、ゾクゾクしちゃいました。
ちなみにと思ってYouTubeで検索してみたところ、驚くことに『What You Do』を歌うクリセットのライブ映像がアップされていました!
何でも4月15日、ワシントンD.C.で行なわれたものらしいです。
そのうち発見されて見られなくなってしまうかもしれませんが、わずか4日前の生々しい歌声をぜひ!
このライブにはもちろんいませんが、CDではNe-Yoのトロっトロのコーラスが入っていて「もう参りました!」という出来になっています。笑
本国アメリカで5月5日に2ndアルバム(かな?)『Epiphany』をリリースするクリセット・ミッシェルも、実に気になるアーティストです。
最近のR&B系はもっぱら“スタイル抜群・ダンスで見せます”系のアーティストが中心になっちゃってますが、クリセットはその対極。見た目は柳原可奈子か渡辺直美か? って感じのぽっちゃり系。しかしその声と歌唱力は「これぞR&B!」と思わず膝を叩きたくなる本流の香りがいっぱいです。
その彼女がNe-Yoのサポートを得てリードシングルとして4月14日にリリースした『What You Do』が、もうとろけるような極上のバラードに仕上がっていて、ゾクゾクしちゃいました。
ちなみにと思ってYouTubeで検索してみたところ、驚くことに『What You Do』を歌うクリセットのライブ映像がアップされていました!
何でも4月15日、ワシントンD.C.で行なわれたものらしいです。
そのうち発見されて見られなくなってしまうかもしれませんが、わずか4日前の生々しい歌声をぜひ!
このライブにはもちろんいませんが、CDではNe-Yoのトロっトロのコーラスが入っていて「もう参りました!」という出来になっています。笑