May 06, 2008 14:24 | 『密室に向かって撃て!』 文庫版 [ deltasea ]
May 04, 2008 14:14 | 『百器徒然袋 風』 文庫版 [ deltasea ]
May 02, 2008 21:27 | 『虹の家のアリス』 再読 [ deltasea ]
April 28, 2008 21:10 | 『猫丸先輩の推測』 再読 [ deltasea ]
April 21, 2008 00:19 | 『冷たい校舎の時は止まる(上・下)』 [ deltasea ]
August 11, 2007 14:27 | 『ママ、嘘を見抜く』 ヤッフェ [ deltasea ]
June 17, 2007 19:50 | 『マローン御難』 ライス [ deltasea ]
June 10, 2007 23:53 | 『時計は三時に止まる』 ライス [ deltasea ]
January 14, 2007 12:08 | 『リドル・ロマンス』 西澤保彦 [ deltasea ]
December 20, 2006 16:48 | 『愚者のエンドロール』 米澤穂信 [ deltasea ]
December 13, 2006 21:03 | 僧正の積木唄 山田正紀 [ deltasea ]
November 20, 2006 21:25 | 『スイート・ホーム殺人事件』 クレイグ・ライス [ deltasea ]
November 10, 2006 21:15 | 『動物園の鳥』 坂木司 [ deltasea ]
October 18, 2006 13:21 | 『りら荘事件』 鮎川哲也 [ deltasea ]
September 25, 2006 11:43 | λに歯がない 森博嗣 [ deltasea ]
September 22, 2006 11:40 | 水柿助教授の逡巡 森博嗣 [ deltasea ]
September 16, 2006 11:38 | 『星降り山荘の殺人』 倉知淳 [ deltasea ]
September 12, 2006 14:11 | 『密室の鍵貸します』 東川篤哉 [ deltasea ]
September 09, 2006 21:59 | ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?―探偵小説の再定義 笠井潔 [ deltasea ]
September 05, 2006 20:14 | 紙魚家崩壊 九つの謎 北村薫 [ deltasea ]
September 03, 2006 23:43 | 乱鴉の島 有栖川有栖 [ deltasea ]
August 29, 2006 22:03 | 大密室 アンソロジー [ deltasea ]
August 23, 2006 17:49 | 『氷菓』 米澤穂信 [ deltasea ]
August 18, 2006 17:17 | 猫丸先輩の空論 倉知淳 [ deltasea ]
August 14, 2006 17:27 | レタス・フライ 森博嗣 [ deltasea ]
August 12, 2006 22:58 | 水の迷宮 石持浅海 [ deltasea ]
August 09, 2006 17:25 | 少女には向かない職業 桜庭一樹 [ deltasea ]
August 04, 2006 18:46 | 怪盗グリフィン、絶体絶命 法月綸太郎 [ deltasea ]
August 01, 2006 18:40 | 猫丸先輩の推測 倉知淳 [ deltasea ]
July 29, 2006 17:29 | 『仔羊の巣』 坂木司 [ deltasea ]

May 06, 2008

『密室に向かって撃て!』 文庫版

密室に向かって撃て! (光文社文庫 ひ 12-2)密室に向かって撃て! (光文社文庫 ひ 12-2)
東川 篤哉

光文社 2007-06
売り上げランキング : 47378

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『密室に向かって撃て!』 東川篤哉 光文社文庫 再読
2002年(2007年文庫化) 354ページ
久しぶりに読んでも面白い。
感想については以前の記事を。  

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May 04, 2008

『百器徒然袋 風』 文庫版

百器徒然袋-風 (講談社文庫 (き39-12))百器徒然袋-風 (講談社文庫 (き39-12))
京極 夏彦

講談社 2007-10
売り上げランキング : 9951

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『百器徒然袋 風』 京極夏彦 講談社文庫 再読
2004年(2007年文庫化) 中編3編 834ページ
京極堂シリーズ というよりは 
その外伝 薔薇十字編 あるいは 榎木津編 と呼ぶべきか。

まとまった時間があったので書店で買って読んだ。
ちょっと長いけど笑えることは疑いない。そういう本。
親の家に帰ってきているのだが、
ここでちょっと前に読んだミステリ本を見つけた。
感想はいずれ書きたいがタイトルだけ。
『隅の老人の事件簿』 オルツィ
『女王国の城』 有栖川有栖
『探偵小説の論理学』 小森健太朗
  
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May 02, 2008

『虹の家のアリス』 再読

虹の家のアリス (文春文庫)虹の家のアリス (文春文庫)
加納 朋子

文藝春秋 2005-12
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『虹の家のアリス』 加納朋子 文春文庫 再読
2002年(2005年文庫化) 短編集6編 327ページ
アリスシリーズ 本格ミステリマスターズ 解説 倉知淳

電車移動2時間半ほどで読みきった。
『冷たい校舎の時は止まる』と同時に買った本・・・
であれば完璧なのであるが、残念ながら前からうちにある本。
同時に買ったもう1冊は、加納さんの本ではあるがこの本ではない。
倉知淳の『推測』、というよりその解説を読んで
ある種のデジャヴから手に取った本である。
こうして感想を書いてみるとその対応関係がよくわかる。
文庫化の年も同じなのだからこの二つの解説は対応している。
  続きを読む
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April 28, 2008

『猫丸先輩の推測』 再読

猫丸先輩の推測 (講談社文庫)猫丸先輩の推測 (講談社文庫)
倉知 淳

講談社 2005-09
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『猫丸先輩の推測』 倉知淳 講談社文庫 再読
2002年(2005年文庫化) 短編集6編 449ページ
猫丸先輩シリーズ  解説 加納朋子

『冷たい校舎の時は止まる』を購入したときに
同時に購入した2冊のうちの1冊。
メフィスト賞を警戒して一緒に買った本はともに数ページ捲って
すでに読んでいた本であることが判明。
(購入していなかっただけまし、と考えたい)
  続きを読む
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April 21, 2008

『冷たい校舎の時は止まる(上・下)』

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)
辻村 深月

講談社 2007-08-11
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『冷たい校舎の時は止まる(上・下)』 講談社文庫 辻村深月
2004年(2007年文庫化) 上591ページ 下581ページ
第31回メフィスト賞受賞作

センター試験を目前に控えた、雪の積もる寒い朝、
いつもどおり高校に登校した深月たちは校内の異様な状況に気づく。
数ヶ月前に起きた自殺を背景に自体は徐々に深刻さを増していく。


えっと、とりあえずは、永き不在のお詫びを。
今までの間、ミステリを何も読んでいたわけではないが
そんなに多くを読んだわけでもない。
また、読んだ作品をアップしていこうとは思っている。

さて、『冷たい校舎の時は止まる』である。
この作品を読もうと思ったきっかけは昨年末。
『メフィスト』に漫画版の序章が載っていたこと。
設定は、特殊だけど、出てくる登場人物はまともそうだったから。
とはいえ、結局購入したのは4月に入ってからだから
メフィスト賞作品には警戒感が働くと指摘されても否定はしない。  続きを読む
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August 11, 2007

『ママ、嘘を見抜く』 ヤッフェ

ママ、嘘を見抜く (創元推理文庫)ママ、嘘を見抜く (創元推理文庫)
ジェームズ ヤッフェ James Yaffe 神納 照子

東京創元社 2000-11
売り上げランキング : 439601

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『ママ、嘘を見抜く』 ヤッフェ 創元推理文庫 初読
1992年(2000年) 315ページ
ママシリーズの4作目、でいいのかな。
古本屋においてあったので購入してみた。

地方都市の選挙戦を舞台にした安楽椅子探偵モノ。
皮肉な視線でアメリカの占拠を描いている。
ミステリとしてはさりげなくはっている
大胆な伏線がすばらしい。
ただ、真相を暴きだす推理の根幹は
ゆる〜い蓋然性に依存していてやや不満。
うそつきさんたちもちょっとつつくだけで
ぼろぼろと話し出してしまうし緊張感がちょっとないかな。
真相に至る展開はよくできている。  
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June 17, 2007

『マローン御難』 ライス

マローン御難マローン御難
クレイグ ライス Craig Rice 山本 やよい

早川書房 2003-09
売り上げランキング : 385189

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『マローン御難』 ライス ハヤカワ文庫 初読
1957年(2003年改訳)
マローンの出てくるシリーズ。
彼自身が事件に巻き込まれるという設定。
  
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June 10, 2007

『時計は三時に止まる』 ライス

時計は三時に止まる時計は三時に止まる
クレイグ ライス Graig Rice 小鷹 信光

東京創元社 1992-01
売り上げランキング : 155963

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『時計は三時に止まる』 ライス 創元推理文庫 初読
1939年(1987年「マローン売り出す」光文社文庫 1992創元推理文庫)
340ページ シリーズ第1作。

ライスという作家は前から読みたかった作家だ。
新本格の作家たちがたびたび名を挙げていた。
なかでも
『彼女が死んだ夜』西澤保彦 の文庫版解説で
法月綸太郎が西澤氏の作品をライスの作品と比するのを読んだときなど。

ちょっと前に『スイートホーム殺人事件』を読んだが
そのときはあまりぴんと来なかったがこの作品は別だ。
たしかにいわゆるタックシリーズ的な要素がある。
いや、西澤氏が取り込んだというべきだろう。
キャラ造形やどたばたな展開、思い込みによって暴走する名推理など。
この作品に関しては論理的な推理はあまり見られないが
めまぐるしく変わる展開や思わず噴出してしまうユーモアは秀逸。
楽しく読める1冊だ。
  
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January 14, 2007

『リドル・ロマンス』 西澤保彦

リドル・ロマンス―迷宮浪漫リドル・ロマンス―迷宮浪漫
西澤 保彦

集英社 2006-04
売り上げランキング : 14518

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『リドル・ロマンス』 西澤保彦 集英社文庫 再読
2003年(2006年文庫化) 306ページ 短編集8編 解説有栖川有栖
文庫化していたので購入した。
有栖川さんの解説によれば探偵の役割が特殊。
この解説を読むまでは気にならなかったのだがいわれてみればたしかに。
探偵の機能よりも論理の展開の方に関心が高いからかな。
テーマ自体は西澤さんらしいもの。  
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December 20, 2006

『愚者のエンドロール』 米澤穂信

愚者のエンドロール愚者のエンドロール
米澤 穂信

角川書店 2002-07
売り上げランキング : 9829

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『愚者のエンドロール』 米澤穂信 角川文庫 初読

読了  
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December 13, 2006

僧正の積木唄 山田正紀

僧正の積木唄僧正の積木唄
山田 正紀

文藝春秋 2002-08
売り上げランキング : 360411

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僧正の積木唄 山田正紀 文藝春秋 初読
2002年 433ページ 本格ミステリ・マスターズ

第二次世界大戦前夜、排日運動が席巻するアメリカで
『僧正殺人事件』の関係者殺人の容疑で日系移民一世が逮捕された。
地方検事マーカムに金田一耕助が挑む。

プロローグまで読むとこんな感じかな。
ヴァンス、マーカムなど『僧正殺人事件』のメンバーが登場し、
排日という当時のアメリカの世情を映しつつ、
金田一耕助まで出てきて『僧正』の真相にまで迫る豪華な作品。
大時代的でヴァンスのペダンティズムのように過剰な演出で
古き良き古典ミステリそのものといってもいいのではないか。
クイーンを読んだあとにヴァン・ダインを読んだかのような
印象をうけるのかもしれない。
しかし、すべてのミステリが無機質な論理だけから
成り立っていたのではあまりにも味気ない。
こんなごてごてしていて幻想的なミステリも
ミステリの繁栄には必要だと感じた。
とはいえ、時代設定を現代の日本にもってこれないところに
この手の作品の創作上の制約が存在する。
  
Posted by deltasea at 21:03Comments(0)TrackBack(0)Edit

November 20, 2006

『スイート・ホーム殺人事件』 クレイグ・ライス

スイート・ホーム殺人事件スイート・ホーム殺人事件
クレイグ・ライス 長谷川 修二

早川書房 1984-10
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『スイート・ホーム殺人事件』 クレイグ・ライス ハヤカワ文庫 初読
1944年(1976年文庫化) 解説 小泉喜美子
  
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November 10, 2006

『動物園の鳥』 坂木司

動物園の鳥動物園の鳥
坂木 司

東京創元社 2006-10-11
売り上げランキング : 16772

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『動物園の鳥』 坂木司 創元推理文庫 初読
2004年(2006年文庫化) 265ページ
ひきこもり探偵シリーズ3部作の3作目にして長編。
動物園のちょっとした事件に挑むのだが
謎そのものと登場人物の問題両方に解決を
与えようとして様々なところに無理を生じさせているように思える。
また、それぞれに対して誠実に答えようとしているのか
同じようなテンポでえんえん解決変が続く。
もう少し解決方法に変化をつけるべきか。
いずれにせよ、あまりにも繊細である種の価値観を
押し付けてくる作品なのでシリーズを通して好き嫌いがはっきり分かれる。

シークレットトラックは余分かな。  
Posted by deltasea at 21:15Comments(0)TrackBack(0)Edit

October 18, 2006

『りら荘事件』 鮎川哲也

りら荘事件りら荘事件
鮎川 哲也

東京創元社 2006-05-27
売り上げランキング : 154795

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『りら荘事件』 鮎川哲也 創元推理文庫 初読
1958年(・・・2006年文庫化) 426ページ
鉄道トリック、刑事による緻密な捜査、を下地にして
意外な真相を明らかにしていく作品の印象が強いのだが
この作品は、その後の新本格の初期作品に通じるような
奇抜でトリッキー、どたばたな展開、
新本格作家によく言及される所以がわかった気がする。
  
Posted by deltasea at 13:21Comments(0)TrackBack(0)Edit

September 25, 2006

λに歯がない 森博嗣

λに歯がないλに歯がない
森 博嗣

講談社 2006-09-06
売り上げランキング : 448

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λに歯がない 森博嗣 講談社ノヴェルス 初読

Gシリーズ。  
Posted by deltasea at 11:43Comments(0)TrackBack(0)Edit

September 22, 2006

水柿助教授の逡巡 森博嗣

工学部・水柿助教授の逡巡工学部・水柿助教授の逡巡
森 博嗣

幻冬舎 2006-01
売り上げランキング : 138905

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水柿助教授の逡巡 森博嗣 

友人に借りた本。
テンションが高すぎる。  
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September 16, 2006

『星降り山荘の殺人』 倉知淳

星降り山荘の殺人星降り山荘の殺人
倉知 淳

講談社 1999-08
売り上げランキング : 130378

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『星降り山荘の殺人』 倉知淳 講談社文庫 初読 文庫版解説西澤保彦

こういう手もある、という作品。  
Posted by deltasea at 11:38Comments(0)TrackBack(0)Edit

September 12, 2006

『密室の鍵貸します』 東川篤哉

密室の鍵貸します密室の鍵貸します
東川 篤哉

光文社 2006-02-09
売り上げランキング : 154429

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『密室の鍵貸します』 東川篤哉 光文社文庫 再読
2002年(2006年文庫化) 310ページ 文庫版解説 有栖川有栖
  
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September 09, 2006

ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?―探偵小説の再定義 笠井潔

ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?―探偵小説の再定義ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?―探偵小説の再定義
笠井 潔

早川書房 2001-03
売り上げランキング : 108215

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ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?―探偵小説の再定義 笠井潔 早川書房 初読
2001年 286ページ 評論  
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September 05, 2006

紙魚家崩壊 九つの謎 北村薫

紙魚家崩壊 九つの謎紙魚家崩壊 九つの謎
北村 薫

講談社 2006-03
売り上げランキング : 16563

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紙魚家崩壊 九つの謎 北村薫 講談社 初読
2006年 253ページ 短編集9編

本がらみの作品を中心とした短編集。
自己言及的な作品にも品があるのは北村さんの文章力によるものか。
最後の1編は中篇といったほうがいいかもしれない。  
Posted by deltasea at 20:14Comments(0)TrackBack(0)Edit

September 03, 2006

乱鴉の島 有栖川有栖

乱鴉の島乱鴉の島
有栖川 有栖

新潮社 2006-06-21
売り上げランキング : 5275

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乱鴉の島 有栖川有栖 新潮社 初読
2006年 367ページ 作家アリスシリーズ長編
火村とアリスはちょっとした間違いから“烏島”に迷い込んでしまう。
戻る手段もなく、たまたまその島の別荘で休暇を過ごしていた
一団の世話になるが、翌日・・・

  続きを読む
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August 29, 2006

大密室 アンソロジー

大密室大密室
有栖川 有栖 北森 鴻 西澤 保彦

新潮社 2002-01
売り上げランキング : 119501

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大密室 アンソロジー 新潮文庫 初読
2002年 504ページ 8編
有栖川有栖 恩田陸 北森鴻 倉知淳
西澤保彦 貫井徳郎 法月綸太郎 山口雅也

3編はすでに読了済み。
法月さんの作品がインパクトあったな。   
Posted by deltasea at 22:03Comments(0)TrackBack(0)Edit

August 23, 2006

『氷菓』 米澤穂信

氷菓氷菓
米澤 穂信

角川書店 2001-10
売り上げランキング : 16962

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『氷菓』 米澤穂信 角川文庫 初読
2001年 217ページ 長編
高校に入学した奉太郎は姉の命令で“古典部”にはいった。
部室に行ってみると予想に反してそこには・・・

米澤作品は初めて。
連作っぽい章割りをしているが長編とみるのが妥当だろう。
軽めのミステリ。
数少ない手がかりから真相を明らかにするのがこの作品の主眼だろうが
提示された手がかりからおのずと真相がわかってしまうのが難点。
探偵役のテンションも低い・・・。
ミステリ読みとしては納得しがたい。  
Posted by deltasea at 17:49Comments(0)TrackBack(0)Edit

August 18, 2006

猫丸先輩の空論 倉知淳

猫丸先輩の空論猫丸先輩の空論
倉知 淳

講談社 2005-09-06
売り上げランキング : 39516

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猫丸先輩の空論 倉知淳 講談社ノヴェルス 初読
2005年 307ページ 短編集6編

猫丸先輩シリーズっぽくなく(?)まとまりがよい作品が多い。
本来ならばどことなく情報不足で
どこに落ち着くかわからない浮遊感を楽しむのが
このシリーズの醍醐味だと思っていたのだが
この作品に限っては様子が違う。
きっちりした伏線に繰り返されるモチーフ、まっとうな短編集。

やや肩透かしではあったが、倉知氏のミステリ作家としての
技量を確認できたのでよしとしよう。
そろそろ、倉知さんの長編にも挑むべきかな。  
Posted by deltasea at 17:17Comments(0)TrackBack(0)Edit

August 14, 2006

レタス・フライ 森博嗣

レタス・フライレタス・フライ
森 博嗣

講談社 2006-01-11
売り上げランキング : 54097

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レタス・フライ 森博嗣 講談社ノヴェルス 初読
2006年 269ページ 短編集9編

この中でミステリって何編あるのだろう。
森さんらしい作品ばかりだけれど。  
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August 12, 2006

水の迷宮 石持浅海

水の迷宮水の迷宮
石持 浅海

光文社 2004-10-20
売り上げランキング : 188217

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水の迷宮 石持浅海 光文社カッパノヴェルス 初読
2004年 335ページ 長編
首都圏の水族館に水槽を標的とした脅迫メールが届いた。
混乱を避けるため館員のみでの解決を図るが
その日は水族館にとって大切な人の命日だった。

石持さんの作品は4作目。
その中では一番楽しめた作品。
特殊な場所でのクローズドサークル
(この場合は容疑者候補を絞ることができる状況、という程度の意味)
をつくりあげて、犯人を特定する論理展開はうまい。
今までの作品に比べ、印象がいいのは
水族館好きを自認する著者の描く水族館の日常にリアリティがあること
事件そのもの謎ではなく、背景の謎=片山の夢 が雄大であること
が影響しているのだろう。

夏に読むには最適の1冊。  続きを読む
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August 09, 2006

少女には向かない職業 桜庭一樹

少女には向かない職業少女には向かない職業
桜庭 一樹

東京創元社 2005-09-22
売り上げランキング : 34036

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少女には向かない職業 桜庭一樹 東京創元社 初読
2005年 231ページ ミステリ・フロンティア

東京創元社ミステリ・フロンティア作品。
なのだけれど、ミステリではないと思う。
ライト・ノベルとして評価するならば、すばらしい。
閉塞状況下での不安定な少女の心理描写は秀逸。
  続きを読む
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August 04, 2006

怪盗グリフィン、絶体絶命 法月綸太郎

怪盗グリフィン、絶体絶命怪盗グリフィン、絶体絶命
法月 綸太郎

講談社 2006-03
売り上げランキング : 7347

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怪盗グリフィン、絶体絶命 法月綸太郎 講談社 初読
2006年 362ページ ミステリーランド

面白かった。
無駄に細かい章割りは『密閉教室』を思わせるし、
どたばた劇に見せかけて、謎解きにも妥協していない。
まっとうなジュブナイルだと思う。  
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August 01, 2006

猫丸先輩の推測 倉知淳

猫丸先輩の推測猫丸先輩の推測
倉知 淳

講談社 2002-09
売り上げランキング : 239695

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猫丸先輩の推測 倉知淳 講談社ノヴェルス 初読
2002年(2005年文庫化) 318ページ 短編集6編
猫丸先輩シリーズ、何作目だろう?

猫丸節、たまに、無性に読みたくなります。  
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July 29, 2006

『仔羊の巣』 坂木司

仔羊の巣仔羊の巣
坂木 司

東京創元社 2006-06-17
売り上げランキング : 5786

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『仔羊の巣』 坂木司 創元推理文庫 初読
2003年(2006年文庫化) 318ページ 短編集3編
ひきこもり探偵シリーズ2作目 文庫版解説 有栖川有栖

読了  
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