ミラノ2日目のディナーは公式サイトで予約を入れたナヴォリ(運河)地区のオステリア・Al Pont de Ferrまで地下鉄を利用してやって来ました。

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運河を渡る鉄製の橋。

最寄り駅 P.TA Genova FS でナヴォリ方面の出口を出ると一本道を徒歩2~3分で、この橋のたもとにたどり着きます。

そして橋を渡ると目指すオステリアは直ぐ近くですのに一旦、通り過ぎてしまい、Googleマップ様のお世話になりました。

店先に広がるテーブルに沿って立ち並ぶパラソルに店名が隠れていたようです。

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テーブルに置かれていたナプキンにプリントされている店名 “Al Pont de Ferr” を確認してやっと、たどり着いたのでした。

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まずはビール。

2種類のボトルビアから選ぶらしく、スタッフさんが2本目の名称を「メナビア」とか発したので、「ぁ。それ!」とピンと来ました。

3年前にラヴェンナで遭遇した地ビール。スッゴク美味しかった! その後、ローマのスーパーで見つけて1本、家に持ち帰りましたが、ラヴェンナで飲んだときの感動が全然、甦らなかった体験があります。

以来、ラヴェンナに限らず、台北でもハノイでもどこでも、地ビールはその土地で飲むのが一番と決めています。

で、ラヴェンナ以来のご当地(北イタリア)ビールと思って注文。

ビールとの再会よりも運ばれたグラスにビックリ。

ビールの香りって、あるんだなーを味わえた。

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ビールの注文は上手く運べたのですが、お手製写真メニューはほとんど全滅。

「今は作っていない。」

「今日はない。」

「確かに以前は出してた。」

と、準備したオーダー候補は過去の産物。

当店は 創作イタリアン のオステリアなので、季節や期間によってメニューが変わるそうなんです。

創作料理に力を入れているのは調理場面積でも伝わります。

店内テーブル席の間口と調理場を覗くことが出来るガラス窓の間口が二間ずつ真半分になっているのです。

当店のメニューは英語版もあるのですが、当店固有の名称も多く、さっぱりわかりません。

ワタシはしぶとく自前の写真メニューを指差して、例えばオクトパス。「オクトパスアイテムのメニューはありますか?」と質問を繰り返しました。

「オクトパスはあります。今日のオクトパスは with green beens mooth です。」

想像つきませんけど、素材はオクトパスなら、オッケーとしましょう。

という繰り返しで、前菜っぽいメニュー2点、パスタ部類としてラビオリ、お肉は山羊のステーキ。

一仕事終えた気分のところで、別のスタッフさんが「これはお店からのプレゼント」と言って、“お通し” のような小鉢を運んで来ました。

ぇ。うずらの卵?

だとしたら、卵アレルギーのワタシはいただけません。

「この黄色いのは何ですか?」と尋ねると、黄ピーマンだと教えてくれて、とーっても安心しました。

偶然、ビールのお供的いいお味。

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まずは前菜。

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これ。

一見デザートのように見えますが、当店の人気定番オニオン

ホントはオニオンなんたらという名称なのですが、ワタシはホール玉ねぎを想像していたので、ちょっとビックリ。

オニオンはこのルビー色の中とルビー色の固体を安定させる台座代わりの部分にあります。

ハンバーグ食材に用いる飴色に炒めた玉ねぎのようです、お味も。

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ルビー色の固体をフォークでツンツンと叩くとパリっと割れて、モッツァレラチーズ(山羊のチーズかもしれない)と飴色玉ねぎが現れました。

ルビー色の固体も飴かな。色のイメージほどにはあまり甘味を主張していないです。

モッツァレラ(ゃ、たぶん山羊のチーズ!)と飴色玉ねぎのマリアージュ。上品な甘味が広がって、初めていただく食感。オイスィー!

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with green beens mooth って、これのことなんですね、筆書きのようなしゅっとした流線。

プラス、いんげん。

オクトパスはシンプルな茹で蛸。🤗

タコ自体がいいネタなんだろうなと思いました。オイスィー!

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白ワインをボトルで注文。

ヴェネト州のワインをお願いしたところ、用意がないそうで、固有名称を指定出来るほど詳しくないし困った。

「ドライかフルーティーか?」の問いに「ドライ」を選択してお任せした代物です。

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ここナヴォリ地区はお宿のあるブレラ地区と違って、運河を挟む通り沿いの建物のほとんどがイタズラ書きで埋め尽くされています。

狭いミラノ市街なのに、さらに狭い地域性があるようです。

この辺りではイタズラ書きにお手上げなのかな。修繕を試みたような跡は見受けられません。

治安としてはよろしくないのかもしれませんが、真夏のサマータイムで日暮れが遅いせいか、ディナータイムはそぞろ歩きの観光客を含めて人通りがあるので、滞在中は然程危険な空気は感じませんでした。

立ち並ぶオステリアやトラットリアはどこも活気があり、たぶん当たり外れの差がない美味しいお店ばかりなのかなと感じました。

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ラビオリはいたって普通のラビオリ。

普通に美味しい。

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山羊、素材が上等だと思います。

とてもオイスィー!

どれもお味は上々でしたが、もっと創作料理っぽいお店自慢のようなメニューを注文出来たらヨカッタな。

しかし、全部残さず完食出来たのはとても気分がヨカッタです。

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山羊のお供に赤ワインをグラスで追加。

よくわかりませんが、普通にオイスィー!

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没後500年のレオナルド・ダ・ヴィンチが監修した運河です。

ディナーもそろそろお開きの頃でも観光船が行き交っています。

ゆったりと進む船を見ていると、こちらものんびり気分が伝染します。