非常事態勃発は今週の月曜のことでした。

午前中に夫ちゃんから電話あり。

「来年度の会社カレンダーが配布されたんだけど、大変なことになったよ。」(夫)

「ぇ? どうしたの?」(妻)

「GWの前半、4/29は普通に出勤日になってるんだよ。29日の前後に有休を使うつもりが、有休四連休は厳しい。」(夫)

「…… …… ……」(妻、言葉失う。)

「ごめんよ。」(夫)

「ぇ? 旅、キャンセルってこと?これ、エアトリじゃないから、キャンセル保険(チケットガード保険)掛けてないよ。」(妻)

「仕方ないか……」(夫)

妻、来年のカレンダーで4月を凝視。

「あのサ。5/1の1日だけ有休を取ることは出来ないかなぁ?」(妻、食い下がる。)

「1日だけなら、なんとか取れると思うけど。」(夫)

「じゃ、検討してみるから。」(妻、プチっと電話切る)

もう、もう、もーー 🤯

ワタシは、フライト予約の取り方として、どこのエアラインであろうとここ2年くらいはなるべく、エアトリで手配することを心掛けています。

エアトリですと、予約と同時にキャンセル保険(正しくはチケットガード保険)を申し込める利点があるからです。

スカイスキャナーで検索して値ごろ感のいいフライトを見つけたとき、販売する旅行業者にエアトリがあれば、他社より少し高くても迷わずエアトリを選択する訳はチケットガード保険を掛けたい理由があるからです。

今日のように夫ちゃんの仕事都合も想定しなくはないですが、お互いに高齢の親がいるので、想定出来る事故(ケガ)や病気を優先して、旅を断念せざるを得ない覚悟はいつもしています。

ただ、検索結果の中にはエアトリが名を連ねていないことも多々あり、そういうときは何事も起きない賭けとなるのですが、それでも日本語問い合わせ窓口があることだけは譲れない大前提です。

今回のチケットは Expedia でした。

往路、HKG~HEL~BLQ
復路、FCO~HEL~NRT

ワタシにしては渾身の発見チケットでした。

日本のカレンダーでは超繁忙期に当たるGWで、片道(往路)だけ香港発に変えてみるだけで、一人当たり往復で¥80,050という格安チケットに変身したのです。

料金だけでなく、現地滞在時間も長く確保出来る。

そして、初めましてなフィンエアー

香港までの片道チケットは香港エクスプレス。これは単純にキャンセルしても傷は浅い。

5/1出発となると、もはや香港発作戦は不可能。

5/1~5/6(日本着)日程で、現地滞在時間を出来る限り長く確保出来ること。

出発は日本(羽田空港/成田空港)で、組み直せねば。

まず、フィンエアーで日本(東京)発フライトを確認してみる。

オフィシャルサイトでフライトスケジュールを調べたら、従来の成田発に加えて、来年3月末には羽田空港に就航することになっていた。

この羽田空港発がとても有効なフライトスケジュールで、AY062 = HND 01:35→05:30 HEL, HEL 07:50→10:15 FCO と出発と同じ日付の午前中にローマに到着出来る。

まだ諦め切れないフィレンツェは二泊を一泊に圧縮したとして、FCOからアリタリア航空の国内線を片道利用して、フィレンツェには午後3時頃にたどり着ける。(ややこしいアクセスを組む訳は、2020年5月現在、フィンエアーはフィレンツェに就航していないからです。)

フィレンツェの空港から市内への移動は最近開通したトラム(T2)で15分以内。4分半間隔の運行で、料金は1.5€。

ピッティ宮殿くらいは見学出来る!

という構想が出来たところで果たして、往路フライトだけ日付、出発地変更は可能なのだろうか? (内心、追い金を足すことをいとわないとしても勝手すぎる要望だと感じてた)

ダメ元ってことですよ。

Expediaにコール。

フライト変更対応はエアライン毎の規約によりますが、まず、香港発を日本(東京)発に変更は不可です。

香港発のまま日付変更も不可。

完全アウト。

清々しいほど、手立てはなくなりました。

キャンセル決定!🥺

それでも、仮にフィンエアーで羽田空港発着のフライトを伺うと、復路は FCO 11:20→15:40 HEL, HEL (+1) 00:50→16:15 HND となります。

コンパクトな空港を売りにしているヘルシンキ空港で乗り継ぎ待機9時間は厳しい。

やっぱ、成田着が有効なフライトです。

HEL17:45→09:05(+1)

このフライトチケットまで手放すことになったのは無念としか言い様がありません。

懇切丁寧な応対をしてくださった担当者は、「フィンエアーに固執しなければ、まだまだリーズナブルなチケットがありますよ。」と提言してくださいました。

「そうですよね。仕切り直して、検索してみます。」

諦め切れない心はまだ折れなかった。

現地滞在時間を長く確保するには、羽田空港深夜発がフィンエアーに限らず、最良ということだけは、担当者とのやり取りで学習したワタクシ。

スカイスキャナーがエラーを起こすほどシツコク繰り返しシミュレーションした。

すると、エールフランスの羽田発 AF293 22:55→04:35 CDG, CDG 06:55→09:00 FCO というフライトを発見。

調べた中では、現地に一番早く到着するフライトです。

22:55 ということは、5/1出発でなく、前日の4/30に出発すると、現地滞在時間を稼げる。

夫ちゃんには仕事帰りの羽田発になりますが、何度も経験しているので問題ありません。

復路は羽田着にすると料金が大きく変わるので、成田着のフライトを選択。

特筆すべきは、このフライトチケットはエアトリで購入出来ました!

整いました。

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現地の朝9時着は、国内線移動に都合のいいフライトが無く、鉄路をチョイス。

FCOで少し余裕のある組み合わせとなりますが、空港駅からテルミニ駅経由のフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅直行の特急がありました!

フィレンツェ・S.M.Novella駅に 13:22着です!

これなら、当日半日、フィレンツェを楽しめますよ。🤗

ま、ウフィツィ美術館やアカデミア美術館見学は無理ですが、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会のブランカッチ礼拝堂やピッティ宮殿見学は余裕です。その二ヶ所を繋ぐアルノ川沿いにはリーズナブルな革製品のお店もありますし、すでに予約しているホテルから徒歩3分の Eataly Firenze でランチ、徒歩5分のTrattoria dall'Oste Chianineria でディナー構想も時間に余裕が持てます。

一泊の半日フィレンツェならば、これでもちょっだけラファエロ(作品)に会えるし、ヨシとしましょう。

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(↑) 本来のプランニングから、現地二泊分を削ると、(↓) ずいぶんとシンプルラインになりました。
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けれど、初めて訪れるオルヴィエート、ローマ三泊のプランニングは当初の通りです。

『ラファエロ巡り』をテーマとしたかったのですが、スタートのラファエロ生地はずーっと存在しますので、いつかまた目指そうと思います。

ボローニャも歩いてみたいし。

ちなみに、フィンエアーで HND~FCO~NRTのフライトは、スカイスキャナーで「料金が安い順」を遡ってもワタシの上限、一人19万円台までのペイジには現れませんでした。

今回の取り直したエールフランスのチケット料金の一人分は、当初の香港発~成田着のフィンエアー料金二人分でした。

決して法外な料金ではなく、むしろ半年前で、個人的な条件を満たすチケットを押さえられたのは幸運だったと思います。