旅の備忘録 (仮)

国内、海外ひとり旅、夫婦旅、女子旅。

2016/11 中国 成都

宝物 LOVE PANDA BABYS

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去年(2016)の12月23日にパンダ基地から届いたクリスマスメッセージ。

スマホでもタブレットでもその中身を見ることが出来ずに悔やんだことも忘れかけていました。

それが!

ノートPCのGmailで見れたのです

ワタシの日常で、ノートPCは最も必要としない tool となっていましたが、久々にPCの有り難みが心に染みました。

想像した通り、2016年に誕生した26匹のパンダベビーたちがメッセージを飾っていました。

シアワセ!

ワタシのPCは、6月に北イタリアへ行く直前に勝手に Windows10 になり、12月にはマカオに行く直前にまたまた不意に2時間以上かけてアップデートしたりと、ワタシを無視して使い勝手がどんどん変化しているので、1ミリも親しみを感じない塊になっていました。

年賀状作成、eチケットや旅手配に関するプリントアウトするときしか開かない道具レベルでしたのに、思わず「スクリーンショット」のやり方を調べてしまいました

Photoshop も入っているのですが、画像編集はやっぱりAndroidアプリを使う方が易しい。

スクショ画像をPCから再び Gmailアドレスへ送信。

フレームお飾りも施し、2016一番の宝物になりました!

あー 残念!

今、成都大熊猫繁育研究基金会からクリスマスメッセージが届いたらしい。

らしい?

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Gmailの受信トレイには添付ファイルマーク📎の付いたメイルの受信を確認出来るのですが、本文はタイトルが、

Merry Christmas!

と明記されているだけ……

どこにもクリック出来る添付ファイルが見当たらない白紙。

あー。

パンダ基地で基金に賛同して募金したときに名簿に身分記入をしたのですが、そのときに用いたメアドはGmailアドレスにしてしまったんです。

Gmailはワタシにとってのオフィシャルメアド。

PCメイルメアドやスマホのdocomoメイルメアドはプライベートとして使い分けている日頃の習慣のまま、Gmailメアドを記入してしまったことをこの期に及んで悔やまれます。

本文の宛名下に青色文字で『セキュリティの詳細を表示』というクリック出来る語句が初めてみる表示でした。

📎を開きたい一心で、その青色文言をクリックしてみましたが、その説明文は読めてもさっぱり理解出来ません

中国本土では、GoogleマップやGmailが使えない電波コントロールがあることを承知しているのに、承知しているから香港製のプリペイドSIMを取り寄せて滞在中の不便を回避していたのに……

まさか、まさか、パンダ基地からクリスマスメッセージが届く仕組みになっていたとは。

ぅー

来年もパンダたちに会いに行きたい気持ち、強まってしまう。

先月、パンダ基地で donation したときは、ちょっと多めの金額を収めたせいで、返礼のパンダのぬいぐるみを3つ選べると言われても、真の donation のつもりがあるので「1個で enough です(^-^)」と余裕の振る舞いでいられたのに、クリスマスメッセージを見たいがために、再々訪問を画策するワタクシに何が “真” なのか。

あー。悔やまれますぅ

再び利用するための、四川航空覚え書き [その2]

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2度目の成都にして初めて、エアポート・シャトルバスを利用して、成都の空港『双流国際機場』を目指しました。

予めGoogleマップでシャトルバス乗り場を調べていましたが、“民航售票処”が位置するポイントが道路上であることと、地下鉄の最寄り駅からの徒歩ルートが効率が悪いような、帰国当日になってもイメージが明瞭になりませんでした。

宿泊ホテルから最寄りの地下鉄2号線で2駅「天府広場」駅で地下鉄1号線に乗り換えて1駅「錦江賓館」には間違いなく辿れると思うのですが、マップの経路を見ると途中Uターンをしながら7分も歩くことに不安がありました。

タクシーを利用しても3キロちょっとの距離だったので、空港行きバス停(民航售票処)まではタクりました。

天府広場近辺は滞在中ずっと地下鉄移動で、地上の景色を見るのは初めてです。

大きな中華風凱旋門のような御門が広場を象徴するように建っていましたが、それよりも欧米の有名ブランド路面店が大規模ビルだったことと数の多さに驚き、 “おのぼりさん” 状態。

天府広場駅とは地下鉄2号線でひと駅お隣の “春熙路站(駅)” も地上は、クルマをシャットダウンしただだっ広い遊歩道にブランド路面店が建ち並んでいるし、伊勢丹やイトーヨーカ堂やZARA等々が多くの人々を飲み込んでいます。ワタシも何度も飲まれたし。

商業的には、わざわざ日本へお買い物ツアーする必要はないように思えるし、乱立と言っても過言ではないブランド店が成立するほど、成都って大都会なのかも知れない。

などと印象を強めていると、タクシーはGoogleマップの徒歩ルートと同じように、おそらく同じポイントでUターンをし、岷山飯店(ホテル)のお車寄せに直行。

いゃぃゃ。「エアポート・バス、プリーズ」と告げると、「バス」に反応してくれて、下ろしたメーターはそのままで、ホテルの並び2~30メートルくらい先の角まで行ってくれました。

運のいいことに、空港行きシャトルバスが到着したばかりでした。

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これです、シャトルバスは。

ここが始発で空港直行です。

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バスの乗降口目の前に、チケット売り場が設置されています。

片道、CNY10です。

今回深夜、空港からホテルまで予約したお迎えのクルマは CNY100でしたから、1/10。

空港利用の時間帯によっては、シャトルバスは有効な移動手段です。

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ちゃんと、手荷物収納コンテナもあります。(ワタシには不要でしたが)

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ほとんど一番乗りでしたが、何時に発車するのかは不明。

利用体験談では、10~15分置きに頻繁に出ているようですが、この時の雰囲気は、満席になったら発つという感じでした。

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車内アナウンスは中国語と英語。

車内には行き先や到着場所を案内する電光掲示板の類いはありません。アナウンスのみです。

空港では、国内線専用のターミナル2と国際線のターミナル1がありますが、最初に到着したのは、Terminal 2 の模様。

ほぼ全員が降りました。

一番後方に着席している人は、旅人ではなく、飲み物が詰め込まれた大量段ボールを運ぶ人だったことは、出発前の観察でわかっていました。

その人が降りないので、たぶん、次はターミナル1だと思うのですが、ちょっと不安になって、運転手さんに「Is next Terminal1 ?」と尋ねると、「うん」と言うように頷いてくれて、ホッとしたです。

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しかしまー、国内線第2ターミナルのときはターミナル出入り口に横付けでしたのに、国際線の到着位置はずいぶんとぞんざいな扱いだと思いました。

土地は充分過ぎるほどあるのに、等間隔で通路を占領する太い柱の片隅を通り抜ける理不尽を感じたな。

その上、ターミナル建物に入るには、横断歩道が分かりにくい。

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やっと、横断歩道を渡ると灰皿スタンドゴミ箱があった。

見つけると、とりあえず吸えるときに吸っときましょと思うわけで、直前の小さなご不満は吹っ飛びました。

そして、一服していると、工事中の囲いのような塀に入り口案内文字を見つけました。

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どうやらワタシは、バスを下車したときに何の根拠もないまま、バスの進行方向前方に進んで来たのですが、ターミナル1にも国内線利用のエリアがあるようで、しかもその到着フロアに向かって歩いて来たようです。

本来は、シャトルバスを下車したら、バスの進行方向後方に進むべきだったようです。

国際線出発フロアを目指す人がワタシ以外には一人もいなかったことで、人の流れに付いていく手段がなかったのでした。

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結構な時間を無駄にしてしまいました

後日、こうして工事中の囲い塀を見返すと、いつかはこの長い塀も取り払われて、シャトルバスはターミナル建物出入口に横付け出来る適切な降車位置に変更されるのだろうと想像することにします。

ただ、それが、このように到着フロアなのか、出発フロアなのかは定かではありませんが。

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やっと、出発フロアに到着。

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まだ、チェックインカウンターが案内されていない搭乗案内を見つけて、ホッとしました。

空港までの時間にたっぷりの余裕を持ってやって来て、良かったです。

四川航空機内食と辣椒

サヨナラ、成都@双流国際機場

再び利用するための、四川航空覚え書き [その1]

と、本記事を合わせて、初めての四川航空利用、四部作レポートでした。

再び利用するための、四川航空覚え書き [その1]

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2016/11/6 @成田空港第1ターミナル 北ウィング。

事前に、四川航空のチェックインカウンターは “E” で行われることが多いようだと下調べ済みですが、チェックイン開始よりも1時間半前に着いてしまい、まだ、カウンターは未定でした。

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今回は、預け入れ荷物なしの機内持ち込み手荷物リミット5キロに初めての挑戦です。

リミット5キロの対策では、540g のスポーツバッグでなんとか乗り切るつもりでしたが、どんなに必要最低限にスリム化しても、ご覧の結果でした。

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これが苦肉の秘策です。

すでに、着ているオッサンベストの両ポケットには、コンデジ2機、旅用お財布、メイク道具、ポケットティッシュ、ハンカチ等をパンパンに詰め込んだ後の重量なんです、これは。

そして、カメラのバッテリーやUSBケーブル、パスポートなどの貴重品等を入れたタブレットケース(クラッチバッグ)をスポーツバッグから抜き出して小脇に挟むと

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なんとか、5キロを下回りました。

さらに、飲みかけのミネラルウォーターも抜くと、ボストンバッグはふわっとするほど軽くなりました。

もう、グラム単位の画策です。

とは言うものの、四川航空のオフィシャルサイトでは機内持ち込み手荷物は1個で5キロとしか記述がないので、ノートPCやタブレットの入ったバッグは制限対象外かは不明です。

これはもう、出たとこ勝負です。

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まだ、カウンターは未定なことを確認して、トイレへ。

トイレを利用するにも、重たいオッサンベストを脱がないと、座れないほどでした。

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トイレから戻って来ると、忽然と団体客がEカウンター入り口から列を伸ばしていました。

もしや?と思い、彼らのカートに積み上げられた段ボールを遠目に覗くと、黒マジックで手書きされている達筆な『成都』の文字を見つけました。

やっぱり、Eカウンターだったのですね、四川航空のチェックインは。

トイレで思いの外時間を費やしてしまったせいで、チェックイン一番乗りは儚い作戦となりました。

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成都に帰る団体客の最後尾に着くと、まだ、チェックイン開始時間になっていませんが、カウンター前に誘導されました。

Eカウンターの端から端までを陣取るように幾重にも列が連なり、前を見ても右も左も恐らく、ワタシ以外は成都に帰る人々のようでしたが、真後ろに立つ青年は唯一、成都経由ネパールへ旅する日本の方でした。

それにしても、成都の人々は水準高そうに見えます。

リモアのスーツケース率が高い!

アルミ製と赤い(オリエンタルレッドというらしい) 80Lくらいのリモアがゴロゴロです。

四川航空の預け入れ荷物は1個23キロx2個までとされていますが、大部分の人のカートに積み上げられたいる荷物は、「どうなっちゃうんだろう?」と、他人事ながらも心配になる大量でした。

爆買いが下火になって久しいですが、炊飯器2個を紐掛けして1個にしている人の荷物は、それプラス、3個、カートに積み上がってました。家族かグループかで分担でもするのかな。

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などと、全然飽きないウォッチングをしていると、公式発表よりも30分繰り上げられて、18時ジャストにチェックインが開始されました。

Eカウンターの入口にある左端のカウンター1つだけがビジネスクラス用で、残り全部、右端まで全部、エコノミークラス用にチェックインを受け付ける光景は、初めて見ました!

この大量の荷物を抱えたお客様に対応するには、これくらいしないと、裁き切れないのだと思います。

なので、途方に暮れそうな後方に並んでいたはずでしたのに、開始から15分くらいで、ワタシの順番になりました。

大量かつ特大の荷物を裁かれた直後だったせいか、1人で、かつ、「預け入れ荷物はありません。」と告げると、スタッフさんは救いの天使を見るようなうっすらと笑みを浮かべて手続きを始めてくださいました。

タブレットケースはカウンターに載せて、そこからおもむろにパスポートを取り出したのですが、「お荷物は?」と確認されたのは、肩に斜め掛けしたスポーツバッグだけでした!

ヤッター!!

順番か来るまで、先の人たちを観察していると、大量かつ特大の預け入れ荷物を通した後の彼らの手荷物は、軽量リュック1つになる人もいらっしゃいましたが、小型スーツケース+ハンドバッグ+手提げ紙袋の3個、ブランド(大抵はヴィトンのようだった)のトートバッグ+手提げ紙袋2個+ポシェットという出で立ちの女性や登山が出来そうな大型リュックをパンパンにして背負っているおじさん、赤ちゃんのベビーバギーのカゴに整頓されていない小物や袋が詰め込まれいるお母さんは中型(30Lくらい)のリュック+トートバッグだったし、日本のドラッグストアーで買い込んだ買い物袋+ビジネス・アタッシュケース+リモアの小型アルミ製スーツケースの人など、手荷物1個で済まないお客さんの方が圧倒的に目立ちました。

だからと言って「ワタシなんて可愛いもんだ。」などと軽口を立ててはいけないと思います。

この体験では、2016年11月のひとこまとして、四川航空の荷物チェックは優し目だと実感したということです。

引き続き、機内持ち込み手荷物5キロ制限を遵守する努力は怠りなく!と心に留めておきます。

ルコックの540gのスポーツバッグは、四川航空利用の際の必携かな。

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思いの外早く出国審査も通過し、初めて利用する北ウィング15番ゲートの場所を確認しました。

確認をすると、37番ゲート方面へゴー!

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すし京辰までたどり着くには何本の動く歩道を乗り継いだかな。たぶん、15番ゲートに戻るには15分くらい所要時間を見ておかねば。

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と思いながらも、メニューから中生ジョッキが消えてしまい、プレミアムなグラスビールになるとつい、お代わりしてしまい、15分逆算した行動はちょっとタイトになりました。

緻密に行動を練って、お店を出たらトイレ、タバコ、移動、タバコのしたいことを叶えて、ジャスト搭乗時間でした。

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はじめましての四川航空。

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横 2x4x2 の配列で、横幅的にはゆったり目。

座席ピッチは、これだと拳1個半くらいに見えますが、座席ポケットの膨らみや座席位置にも依るようです。

往路は、14列目の向かって右側の2人席の通路側でした。帰路の機内では、17列目で同じく2人席の通路側でしたが、余裕で拳2拳分を超えました。

いずれにしても、身長162センチの場合、窮屈感はありませんでした。

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搭乗体験談通り、団体客は皆さん後方にお座席を指定されているようで、前方のワタシの周囲は空席が目立ちました。

因みに、機内環境は往復共にとても、とても静寂が保たれていました。往路は深夜便ということもありますが、復路の昼も静かでした。何かの持ち込み食べ物の食べかすが放置される様子も見ませんし、乗り降りの際のありがちな混雑も順当で秩序立っていて、不快を抱くことはありませんでした。

思い出したことを1つ付け足しします。
四川航空機内には、クッションの用意はありません。各座席には、膝掛けは置いてありましたが、ふと気がつくと、往復共にクッションは置いてありませんでした。でも、あとから気がつくほどですから、無くても不便はなかったんだと思います。


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座席には、USBポートも設置されているので、スマホの充電も楽々でした。

ディスプレイは、日本語エンターテイメントが乏しいと聞いていたので、フライトレーダーにしたままで、タブレットにダウンロードしてきた「あぽやん」を4話、見ました。

3~4年前のTVドラマですが、空港地上職員モノを機上で見るのは楽しめました。

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飛行コースは、横浜上空も通過するようでした。

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四川航空のCAさんたちは、かなり美しい人、可愛い人揃いです。

直接お写真を撮らせていただく勇気はありませんでしたので、安全確認デモンストレーション動画をパチリ。

本当にこのレベルでした、彼女たちは。

外見の美しさだけでなく、細やかで機転が利くサービスを振る舞う彼女たちのお陰で文字通り『快適な空の旅』を体験出来ました!

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これは復路の機内での動画です。

日本上空に到達した頃、フライトレーダーに固定していた画面が強制的に変わりました。

機内で着席したまま出来るストレッチの披露です。

ついつい、釣られてトライ。

このCAさんたちも可愛い!

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往路の四川航空は、定刻よりも10分早く着陸しました。


[その2に続く]

四川航空機内食と辣椒(ラージャオ)

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初めて尽くしの四川航空では、離陸して安定飛行に入るとまず、お水が配られました。380mlという容量が珍しい。

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そう言えば、機内食メニューが無いなと思ったのですが、お水の後には直ぐに、機内食ワゴンがやって来ました。

ヌードルとライス。ライスはフィッシュかビーフと言われたかな。

お寿司をいただいているので、米粒はもういいかなと「ヌードル」をお願いしました。

ハタと気が付いて、ヌードルだと “ラージャオ” はいただけないのか、伺ってみました。

チャーミングなCAさんは、悪戯っぽい笑みを浮かべて、「普通はライスの上に載せるけど、いいわよ。」と、ヌードルを覆ったアルミホイルを半分ほど開いて、瓶に入ったラージャオをスプーンで一杯、二杯、三杯も乗せてくれました。

気前ヨスギ!

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ほら、こんなに山盛りです。

まずは、おかず部分のチキン。むね肉かな。まろやかな甘じょっぱ系醤油風味。これ、美味しい!

ヌードルは、ほとんど味付けが感じられない柔らか麺なので、囲むように詰められ味付けされたおかずのお伴という感じです。

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おかずを食べてしまうと、トッピングされた辣椒(ラージャオ)のお陰でとても、四川料理らしい味覚になりました。

少しピリ辛ですが、猛烈な辛味でもなく、ワタシでも美味しいと感じられました。

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機内食ワゴンを引き返して来たCAさんに一声、「それを写真撮らせてください。」とお願いすると、笑顔で瓶のラベルをワタシに向けてくれました。

これは、成都に着いたら早速、イトーヨーカ堂で探してみようと思ったのでした。

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イトーヨーカ堂で、当該写真を示すと、店員さんは沢山の種類が陳列されている辣椒(ラージャオ)のコーナーを案内してくれました。

実際、ラベルのオジサンが印刷された瓶もありました。

オジサンだけで、4~5種類もあったのですが、ラベルに記された文字は微妙に違っていて、全く同じラベルは残念ながらありませんでした。

すると、他社メーカーですが、小さなスプーンに一なめ分量を載せた紙コップを差し出すデモンストレーターが近づいて来ました。

ワタシ、中国語ワカリマセン。

彼女、英語ワカリマセン。

でも、英語で押し通すワタシ。

中国語で対応する彼女。

ともかく、試食だ。

オイスィー!

四川航空のオジサン辣椒よりもスパイシーだけど、困惑する辛さには達していない。ちゃんと、味わえる味です。

何年か前に『食べるラー油』が大流行したのを思い出しましたが、本場の辣椒を口にすると、記憶の限り、あれらは薄っぺらい味付けだった気がします。

オジサン辣椒よりも軽い210g だし、

“OK. I'll take it.” と言うと、逞しいよ、彼女は。

棚には1個売りとは別に、テープで2瓶巻き付けられた2個売りがあって、おそらく「こっちの方がお得よ!」と言ってるみたいだった。

英語で色々と事情を説明しても、押してくる彼女。

“Anyway, Thank you !!” と言って、退散した。

レジを済ませたあと、「待てよ。今回は預け入れ荷物無しの機内持ち込みだから、この瓶入り辣椒は100mlを超える液体として、没収されるんじゃない?」と気が付いた。

慌てて引き返して、ジップロックのような密封プラスチックバッグとクレラップのようなラップを追加購入。

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一瓶の中身を2つに小分け。

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それらを個々にラップで4重にラッピング。

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機内持ち込み用液体袋に余裕で収まりました。

そして、無事に帰国。

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帰国便では、ビーフのライスをチョイス。

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右側がビーフ。

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左側は麻婆豆腐っぽい。たぶん、麻婆豆腐。

ビーフはとても、とても美味しかった!

すき焼き風味だし、お肉自体が柔らかくて美味しい!

お上品に盛られた辣椒(ラージャオ)のお陰で、おかずとご飯の運びバランスを考えずに、オイスィーものだけ先に食べても、残ったご飯も美味しく完食出来ました!

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可笑しいことに、食事の途中、片手にバスケットを抱え、もう片方にトングを持ったCAさんがやって来ました。

ほんのりと湯気が立つバスケットを覗くと、それはおジャガでした!

えぇーっと内心驚きましたが、同時に “プリーズ” と言っていたワタシ。

あまりお塩も振られていない茹でジャガですが、ジャガイモそのものが美味しい!

こういうサービス、『あり!』だと思います!

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よくわからない代物ですが、文字の中に意味を想像出来る方の向かって左側をお土産として持ち帰りました。

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これは、搭乗体験レポで見たことのある通称 “亀ゼリー”。

たぶん、デザートです。

プラスチックの蓋が開けられず難儀していると、CAさんが手を貸してくれました。

慣れた手つきでプラをパカッと開けると、その内側に持ち手の片側がギザギザした小さなプラスチックスプーンが付いていました。

そのスプーンのギザギザで密閉しているプラスチックカバーを容器の内側に沿って半周ほど開けて、ワタシに戻してくれました。

慣れた手つきとは言え、ここまで手を焼いてくれるサービスって、四川航空はただ者ではない ‼

ついでに、お味も悪くないです。

甘味が少なめで、やや硬めなミルク無しのコーヒーゼリーのようで、辣椒を盛ったご飯のお口直しにはピッタリと思いました。

四川航空は、成田でのチェックインから度肝抜かれる初めて尽くしでしたが、もし、友に四川航空を知ってもらいたいと考えたら、機内食エピソードで魅力を感じてもらえるかな、と思います。

[補足]
機内食レポに、アルコールが一切登場しないのは、アルコールの用意がないワケではありません。

旅立ち直前に、ヘアブラシが何らかの拍子で左目を突いてしまい、大出血してしまいました。出血は、眼球を包む膜の内側を白目全体に広がってしまいました。

もちろん、眼科に直行し、飲み薬と点眼薬を処方していただいています。

そんな状態なので、機上では気圧の影響も考慮して、中国産コカ・コーラを氷無しでいただきました。

四川航空の飲み物サービスは、お食事配膳と同時には行われません。一旦、配膳を終えてから、再び飲み物ワゴンがやって来ます。

席の場所にもよりますが、羽の上付近ですと往復共に、半分以上食べ終えている頃でした、飲み物サービスは。

複数のジュースやコーヒー、お茶もありました。

アルコールは、缶ビールの他にワインが赤、白ありました。ワインはボトルから注ぐようですが、たぶん、紙コップじゃないかな、容器は。

体調万全にして、機内食&ワインをトライしてみたいです。
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