8試合 HIGHSPEEDキックルール Sライト級 33R
増田侑也(マイウェイジム/JKI日本ライト級9位)

佐藤友紀(誠空会・シュートボクシング協会)

 1R、ローを放っては距離蜈郁。檎エ榊刀蛻・s-006を置き、インローをトリプルで打つなど、リングジェネラルシップに勝る増田。佐藤は一発を狙う余り、序盤はこの策にペースを握られる。
 開始1分、増田の左ローに佐藤が右ストレートを合わせた。動揺したか増田、コンビネーションに前蹴りとミドルを織り交ぜる。
 得意の足技で距離を取る増田に、強打を狙って詰め寄る佐藤、という展開に。増田はローとインローのコンビネーションに右ストレートを加え、佐藤は右ローと右ストレート、終盤に接近戦で有効なインローを放つ。
 このラウンドは増田が試合を支配していたが、ダメージはないものの佐藤の右ストレートがヒット。イーブンか、ポイントにならずとも増田にアドバンテージか。

蜈郁。檎エ榊刀蛻・s-012 2R、ローの打ち合いで始まり、増田のローが流れてローブローに入る。
 再開から、ローにはローで対向の佐藤。目には目を、の作戦か。序盤と同様に、増田はインローのトリプルを放つが、3発目が再びローブローに。
 2度目のローブローで口頭注意の増田は、砲撃をミドルに転換。佐藤もミドルとストレートで返すが、クリーンヒットはない。
 残り1分、増田がサークリングして構えた所、佐藤が右フックで迎撃するも、自らの拳を痛めてその後の右が不発する。
 このラウンドもリングジェネラルシップでは増田か? 12Rのアドバンテージを合わせて、増田が1P取っていてもおかしくはない。

蜈郁。檎エ榊刀蛻・s-014 3R、開始早々、ローをカットした佐藤だが、増田の足が流れてローブローに。再三のローブローに増田、減点1の致命傷を負う。
 リスタートの佐藤がワンツーで標的を捉えると、観客から佐藤コールの大合唱が巻き起こる。これに応える様に佐藤が前進。右ストレートを数発ヒットさせ、増田は下がりながらローを出すに留まる。
 接近戦が多くなり、組み合ってブレイクの展開が続く。
佐藤は守護神の右ストレート、アッパーを挟む。増田は左ジャブとストレート、ローを中心に反撃。
 3Rは減点1の増田、そこにジャッジは佐藤の右ストレートによるダメージも取ったか。

×増田侑也(マイウェイジム/JKI日本ライト級9位)
佐藤友紀(誠空会・シュートボクシング協会)
判定0-328-30/28-29/29-30) ※3R、増田ローブローで減点1

蜈郁。檎エ榊刀蛻・s-021 付け難いジャッジだったと思うが、増田の減点がなければドローであったし、これがラウンドマストであれば裁定はどう転んでいたか。さすが、首都圏ランカーの上手さを見せ付けられた試合だった。
 佐藤は、最終回のラッシュを初回から繰り出し、誰も文句の出ない勝ち方が望まれた。勝利したことは称えられるが、決してこれで満足してはいけない。