「また出ます。ふがいなくてすいません」

衆院選に出馬したホリエモンこと、ライブドア堀江貴文社長は、最も注目を集めた広島6区で郵政民営化反対の急先鋒・国民新党の亀井静香氏に約2万6千票差の次点で敗れ、落選した。

亀井 110,979票
堀江  84,433票

結果としては、亀井は前回の選挙と同じく、11万票以上を獲得し地盤や組織の力を自民党執行部に見せつけた形となり、無所属ではあったが事実上の自民党の刺客として送り込まれたホリエモンは、無党派層や都市部で支持を集めたが、約8万4千票と10万の大台にさえ届かなかった。


やはり当選を第一に考えるなら、自民党の公認候補として11万票以上の獲得を戦略として考えなければならなかったようだ。
初の選挙、準備不足、支援企業はあったがこれまでに何の縁もない選挙区での選挙戦、「改革」の風は確かに起こしただろうが、当初の見方どおり、民主党の佐藤公治氏と反亀井の票を奪い合う結果となった。

「勝たなきゃ意味ないですよ」

負けたのでもとの社長業に専念するだけだが、また次回の総選挙で広島6区から出るとも宣言した。住民票をそのまま尾道に残し、じっくりと地道に活動をするなら大したものだが、そんな時間の余裕はないだろう。
プロ野球新規参入にニッポン放送株取得によるメディア参入、そして政界参入と3連敗。
しかし今回の総選挙出馬でホリエモンの株もライブドアの株(株価ではなく)も上がることだけは確実だ。

そして今回の選挙で改めて小泉純一郎の国民からの支持の凄さには驚かされた。これだけ圧勝すれば党内の反小泉派達は大人しくならざるを得ない。
日本国民が選んだ結果ではあるけれども、今回政権交代がなかったことで形だけの「改革」は進むが、その中身には疑問や問題を抱えることになる。