京大競馬研元会長吉田恭介の適性セオリー

京大競馬研元会長が、競走馬の実績、血統、馬体、気性などの適性から予想を展開するブログ。

宝塚記念回顧





宝塚記念は稍重発表でしたが、ワンアンドオンリー・トーホウジャッカルあたりのコメントや、芝1200mで行われた皆生特別の走破時計が1.09.4と強烈に遅かった時計の出方を見ると芝は不良ではないにしろ、重の水準だったと思います。
馬場が悪くなればなるほど売り上げが下がるので、それを気にしたJRAが少しでも良い馬場状態を発表したのでしょう。2011年のマイルCSでも重~不良の水準だったのに稍重発表だったように、G1週の馬場状態には注意が必要です。



その中で行われた宝塚記念はワンアンドオンリー・トーホウジャッカル・サトノノブレスがテンから仕掛けていったことで前半1000m-中盤200m-後半1000mが59.1-12.4-1.01.3と前半からかなり激しく飛ばしていく展開。

3コーナーではキタサンブラックがスパートをかけたこともありますが、早々に先行勢の手が激しく動く非常にタフな展開となりました。




勝ったマリアライトはスタミナに特化した馬で、スローだと2走前の日経賞のように詰めの甘さが目立ちます。過去ここまで負荷がかかったレースはなく、エリザベス女王杯よりもキツいペースになってこの馬の持ち味が最大限に活きる展開になったことは確かです。兄弟にリアファルがいるようにパワー型で、阪神2200mのコース形態も向いていました。

ですが、自分のストライクゾーンに入るとここまで強いとは想像以上でした。蛯名騎手の乗り方も上手かったですが、エリザベス女王杯程度のパフォーマンスでは勝ち切るまでには至らなかったでしょうから、極限のスタミナ勝負でこの馬の新たな一面が開かれたと言えます。

しかし、前走の目黒記念や2走前の日経賞のようにスローペースだとコロッと負けてしまう馬でもあります。今後は展開読みによってより慎重な出し入れが必要となってきます。




ドゥラメンテは一応仕上がっていたようですし、力を出せる態勢ではあったようです。ですが、コーナーからゴールまでずっと左手前で走っていました。中山記念の時はコーナーで右手前→直線入り口で左手前→ゴール手前100mで右手前とそんなことはなかったように見えるので、もしかしたらドバイでの落鉄で右手前で走ることが嫌になってしまったのかも知れません。

ケガ自体は直接レースとは関係なかったようですが、手前もそうですし小回りが向かない走法で直線入り口でも少しモタつく部分があった中で2着に好走したのはやはりさすがと言って良いでしょう。特別何かが上手くいったわけでもなく、力で持ってきた2着という表現が妥当かもしれません。

ケガは入線後、馬を減速していく中で、バランスを崩し、自身の後肢が左前脚に乗りかかってしまったことによる内出血と炎症とのことで、大事には至らなかったようです。しっかり治してもらって、また元気な姿を見たいものです。



キタサンブラックはまたしてもユタカマジック炸裂といった感じでしょうか。中盤は1回も12秒後半に入らず3コーナーの下りでスパート。先行勢を競り落としての勝ちパターンでしたが、テンの3ハロンで34.7秒と安田記念のロゴタイプ(テン3ハロン35.0)より速いペースで走ってしまったことが誤算でした。

阪神芝2200mは京都芝3200mと違い最初のコーナーまでの距離が長いコースで、ワンアンドオンリーなどのプレッシャーがキツかったことでペースを下げられなかったのでしょう。スタート直後は12.6ですが、その後の2ハロンは11.0-11.1。ここでの負荷が、最後マリアライトとドゥラメンテに交わされることに繋がってしまったと考えます。

とは言っても他の先行勢は全滅。これだけ厳しい先行争いを演じつつあわやのシーンを作ったキタサンブラックの地力強化は顕著でしょう。有馬記念も大阪杯も天皇賞春もあまり内容の濃いレースではなかったですが、今回の3着はかなり評価できる内容だと思います。



ラブリーデイは前走の香港もそうですが馬場が回復しないのが痛かった。昨年の覇者ではありますがスタミナの要る阪神芝2200mは本質的に少し長い条件(これは5着のステファノスも同様)ですから、その中でも4着に踏ん張り力のあるところを見せました。今後もドゥラメンテ相手だと少し厳しいかも知れませんが、それ以外の馬には勝てるチャンスが大いにあるでしょう。


アンビシャスはペースが速くなったことでかかってしまいました。前走はスローペースだったことで気を抜いて走ることができたのでしょうが、まだまだ気性が幼いですね。乗り味の柔らかさに定評のある横山典弘騎手であんな競馬になるとはなかなかの問題児です。


シュヴァルグランはアンビシャスをアテにしていた騎乗で詰まってしまいました。今回は参考外でしょう。私が乗っていても同じことになっていたと思います。


あと気になったのはタッチングスピーチ。覇気がなく競馬になっていない印象でした。冬から稼働していた馬ですし、少し間隔をあけた方がいいかも知れませんね。 
 





スローペースの方が荒れやすいですが、スポーツ目線でいえばこういう締まったペースの方が見ごたえがありますね。キタサンブラックに楽をさせない意図を持った騎手が複数いたように、非常に面白いレースでした。





6月26日(日)予想


馬場が読めないので今回もトーン低め。せっかく明日現地なのに・・・






阪神8レース 城崎特別

◎イレイション
○マイネルネーベル
▲ステイキングダム
☆ウルトラバロック
△アドマイヤロマン・ギモーヴ

3歳馬が強いかと言われればそうでもないような気配。ギモーヴのフラワーカップ4着も、アドマイヤロマンのこぶし賞2着も、他の3歳と比べると内容が薄い。
アテになるのは前残りの大寒桜賞で脚を使っていたステイキングダムぐらいだが、このあたりのレースのデムーロはいかんせんアテにしづらいので3番手評価。

以上の理由で降級馬を上に見る。馬場がグチャグチャならウルトラバロックの食い込みにも注意したい。





函館9レース

☆2エヴォリューション

1700mでしか馬券になったことがない馬なのでここ2走の1800mでの負けは気にしなくても良さそう。得意の1700mで期待。

オッズ的にしんどいならショウナンカサロと合わせるのが確率は高いか。





阪神9レース 皆生特別

◎ヴィクタープライム
○エイシンペペラッツ
▲アレスバローズ
☆オヒア
△フルールシチー・キタサンラブコール・スノーエンジェル


ヴィクタープライムの前走はずっと内にモタれていて競馬にならなかった。つまり今回が降級初戦という扱いで良いのでは。2~4走前の内容から考えればここは中心だろう。

エイシンペペラッツは前走で1200mに対応。鼻出血だった3走前を度外視すればこの馬も安定勢力。フレンチデピュティ×タイキシャトルの血統なら京都よりむしろ阪神の方が買いやすい字面だが。

あとは降級馬が中心。





東京10レース 清里特別

どうやらアナザーバージョンはどうあっても勝ちたくないらしい。前走も交わせそうな脚色からきっちり抜かすのを嫌がって2着を確保。そっちがその気ならこっちも対応するしかない。というかそれ以外にアイデアがない。

スティンライクビー・スリラーインマニラ・デピュティプライムあたりが1着候補か。

 

 



阪神11レース 宝塚記念(G1)
阪神10レース 花のみちステークス
東京11レース パラダイスステークス
阪神12レース リボン賞

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6月25日(土)予想


土曜日は天候も天候なので、配信分以外のレースはさらっと。





函館7レース

☆16ウエスタンユーノー

今回も外枠だが、もともとは福島の1000万で2着もある馬。前走は無理に折り合わせたのが裏目に出たと見る。陣営も今回の函館狙いの調整で、ここが狙い目。





函館8レース

☆2バーニーズ

もともと1000mでしか馬券になれていないのに、3走前は出遅れ、2走前は躓くという不運。スタートさえ決まれば勝負になる馬。得意の函館で巻き返し。





阪神10レース 京橋特別

◎スピリッツミノル
△サンライズセンス・パドルウィール・コウエイワンマン・エクストレミティー

サンライズセンスは接地面の面積が広い蹄で雨が苦手。少し体重も太い気配で、コースが向いていて実力上位だが、今回はそこまで信用できない。

パドルウィールも同じく蹄が大きくてベタっとしている。良馬場希望と陣営が嘆くのも頷ける。

他の馬との比較だとさすがにスピリッツミノルが最上位評価になる。

コウエイワンマンは阪神苦手で、エクストレミティーは時計がかかる馬場歓迎だが力量が一枚落ちる。

トーンの上がらない1戦。





東京10レース 八ヶ岳特別

キングカラカウアとバンゴールの安定感が上かなぁと。フジマサエンペラーはその次。





函館11レース 大沼ステークス

◎モンドクラッセ
○ヒラボクプリンス
▲ソロル
☆トミケンユークアイ
△イースターパレード・バンズーム

函館ダ1700で重馬場となればキツイペースになることが予想される。その中でもモンドクラッセの体力が上回ると見て最上位評価。

ヒラボクプリンスも安定感あり。函館は大の得意であり、ここ2走ほども力を出しているので、コース替わりで期待。

最近自分で競馬を止める面のあるソロルの再ブリンカーと、1700m得意で前に行けるトミケンユークアイあたりが穴っぽいところ。




東京11レース 

◎エイシンバッケン
○エイシンバランサー
▲カフジテイク
☆グランフィデリオ
△コアレスキング・ラストダンサー


上位陣が厚くて嫌になる。まず東京での実績からカフジテイク下げ、格の違いからエイシンバッケン上げでこの順になったが配当が・・・。

グランフィデリオが復調気配で狙い目か。昇級した扱いになっているが、以前のパフォーマンスから考えればここで通用してもおかしくはない。

あとは上位陣に食い込めるパンチのある馬を探す作業。ここ2走のメンバーがさらにぶ厚かったコアレスキングと、前走の内容が優秀だったラストダンサーを拾っておく。






阪神8レース
阪神9レース 出石特別
阪神11レース グリーンステークス
阪神12レース



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宝塚記念有力馬レビュー


2007年以来にフルゲートでのレースになりそうな宝塚記念。想定オッズを拝借すると

ドゥラメンテ
キタサンブラック
アンビシャス
ラブリーデイ
マリアライト
ステファノス
シュヴァルグラン

となっています。この記事では上記の7頭について考えていきます。




ドゥラメンテ
ダービーをレコードで完勝したあと骨折休養していましたが、復帰した中山記念では斤量差のあるアンビシャスとリアルスティールを完封。息の入らないペースを自ら潰しに行ってのものでしたから、内容は手放しで評価できそうです。
前走のドバイシーマクラシックでは落鉄が響いて非常に不安定な走り。手前も変えず直線もヨレヨレ。度外視しても良さそうです。
レース間隔が空いてかつ海外のレースも挟んでいるのでなかなか現在の勢力図の判断が難しいところですが、中山記念の内容だけで考えると、健在だと言って良いと思います。ある程度ポジションを取れるのも心強いでしょうか。
問題は鞍上のデムーロ騎手。最近特に不調で、やらかしが多いのが目につきます。ただ、メインレースが芝だった場合は勝ち切ってはいないものの複勝率は相変わらず高い数字。データ通り信頼できるなら、ドゥラメンテもより買いやすくなってきます。



キタサンブラック 
昨年のセントライト記念までは古馬G1で通用するほどの馬ではなかったですが、菊花賞あたりから急成長。脚が長くなってスタミナも備わりました。
この春の2戦は武豊騎手を背に後続を封じるレースラップを演出。前走の天皇賞春でG1・2勝目を挙げました。
ここ2走の内容は決して濃くはありません。ですが、そういう展開に持ち込めるのがこの馬の強みでしょう。ラスト1ハロンのラップが落ちないペースを作れるのが武豊騎手の長所です。
今回も2番手3番手あたりを追走する馬がキタサンブラックに対してどのようにアプローチするか、これによってレースの質ならびにキタサンブラックの好走確率が大幅に変わってくると思われます。
宝塚記念自体も3年連続で前が残っているレース。今年もそうなる可能性の方が高いと見ていますが。



アンビシャス
気性の悪い馬で、ルメール騎手が確保できないのを理由にダービーを回避したという逸話の持ち主。
前走乗り替わった横山典弘騎手の騎乗は圧巻でした。そんな気の悪いアンビシャスとの闘いに2コーナーで勝利。上がり勝負に持ち込んだキタサンブラックをゴール前できっちり交わす好騎乗で大阪杯を制しました。
また、2走前にはドゥラメンテとクビ差の接戦を演じ、世代上位の能力があるということも見せつけました。
ただ、中山記念ではドゥラメンテと斤量差も展開利もありました。同斤量で勝負になると言うつもりなら、あそこは勝っておきたかったというのが正直なところです。
瞬発力もある馬ですが、当日はどのような位置取りになるでしょうか。少し読みづらいところもあります。


 
ラブリーデイ
昨年の覇者で、天皇賞秋も制した5歳以上中距離戦線の1番手。
大阪杯では斤量差もありましたが、前残りで展開利がなく4着。香港で行われたクイーンエリザベス2世カップでは健闘しましたが、ここも4着。
しかし、昨年の宝塚記念はドスロー。今年キタサンブラックがペースを握った場合そんなペースになるはずもないので、「コース実績が~」と言うには半信半疑といったところ。
また、宝塚記念を連覇したのは長い歴史の中でゴールドシップだけ。ゴールドシップは非根幹向きのスタミナお化けでまさに阪神芝2200mはベストに近いコースでしたが、どちらかと言えばスローが得意なラブリーデイにとってこのコースがドンピシャかと言われれば否定せざるを得ません。
長く脚を使わされる展開は望ましくないですが、今回はそうなる可能性が高いです。なので、出来れば内枠がほしいところでしょう。



マリアライト
エリザベス女王杯を制した後一気に一線級への仲間入りを果たした馬。有馬記念では外枠から前につけてゴールドシップのまくりにも対処しなければいけないという中で4着。
前走目黒記念では実質トップハンデということもあってクリプトグラムを捉えられませんでしたが、内容的には十分評価できるものだったと思います。
この馬もディープ牝馬にしてはスタミナに特化した馬で、スローだと2走前の日経賞のように詰めの甘さが目立ちます。なのでキタサンブラックがペースを作ってくれるのはある意味ありがたいでしょう。力は出せる展開になると思うので、あとは芝状態や展開次第です。
問題は、一線級との対戦が有馬記念ぐらいしかないこと。スタミナがあることは分かりますが、オールカマーでショウナンパンドラに0.8秒離されてるところから考えると、このメンバーとガチンコでやって好勝負になる可能性は低いのかも知れません。


 
ステファノス
クイーンエリザベス2世カップ2着・天皇賞秋2着・そして前走の鳴尾記念(開幕週)2着と、とにかく瞬発力が問われる条件での好走が目立つ馬で、G1である程度人気するシチュエーションは初めてですが、私にはこのぐらいの評価が妥当だと思います。コースもペースもある程度融通が利くのも強みです。
もちろん瞬発力に長けた馬なので良馬場が望ましく、それだけに週中の雨予報はこの馬にとって悪いニュース。当日までの回復具合が鍵となってくるでしょう。
あとは外を回して届く展開になるかどうか。キタサンブラックが展開を左右するということになると、雑に外に出して届くレースにはなりにくく、少し難しい競馬になるでしょう。



シュヴァルグラン
タフな展開で力を発揮するタイプで、前走のような立ち回りが問われる展開はどちらかと言えば苦手。それでもなんとか3着を確保したのは褒められるべきでしょう。
それとは対照的に、阪神大賞典はまさにシュヴァルグランの良さが生かされたレース。息の入らないペースを後方で構えながら3.4コーナーで進出。直線では他馬を突き放しました。力量は別にして、マリアライトと似たタイプだと言えます。
前走は4コーナーでゴチャゴチャした部分がありました。G1初挑戦でプレッシャーの厳しい競馬に戸惑ったというよりは、機動力の問題だったと思います。今回はいかにして「スムーズに」「いいポジションを取れるか」、この2つが福永騎手に課せられたテーマでしょう。







以上です。

この中から印を打つのは4頭の予定で、それ以外の印は人気薄です。
個人的にはオッズが力量通りになっていない印象を受けるので、配当も期待できそうな宝塚記念になりそうですね。


ユニコーンステークス回顧





ダート戦線もレベルが高いと評判の3歳世代。日曜に行われたユニコーンステークス(G3)ではゴールドドリームが勝利を収めました。

走破時計も昨年のノンコノユメがマークした1.35.9を上回る1.35.8。昨年が稍重で今年が良馬場だったことを考えると、かなり内容は濃かったと思います。
道中も締まったペースながら上位馬は上がりも速い。ハイレベルでなおかつ実力差がハッキリ出る内容。おおよそ力通りの決着になったのではないでしょうか。




川田騎手は10レース青梅特別でゴールデンバローズに騎乗。ペースは決して速くなかったのに馬群は縦長。上がり3ハロン35.8の末脚で追い込みますが、先に抜け出したミュゼスルタンを捉えられず2着に敗れます。ゴールデンバローズは基礎体力はかなり高いですが決して脚が速いタイプではないので、この結果は致し方ないとも言えます。


ですが、11レースのユニコーンステークスできっちりアジャストしてきました。ゴールドドリームに騎乗した川田騎手が道中4番手からストロングバローズを見る形。直線でも脚を伸ばして粘るストロングバローズをクビ差交わしたところがゴールでした。



「思った以上にいい内容で走れました。(以下略)」というコメントは前走からの比較でしょう。ストライドの大きいゴールドドリームにとって小回りの園田では持ち味が発揮できません。ヒヤシンスステークスで負かしたケイティブレイブから1.2秒離した2着に敗れます。今回はまさに条件替わりがハマったレースぶり。過去5走でもヒヤシンスステークスとユニコーンステークスは出色の内容で、東京巧者であるところを存分に見せつけました。




また、

川田騎手
「芝スタートということもあったのか二の脚がスッとついていい位置を取れて、ストロングバローズを見ながらいい雰囲気で4コーナーを迎えられました」

平田調教師
「相手は前にいるストロングバローズだと思っていました」

(共に抜粋)

と、騎手調教師共にストロングバローズを意識していました。コース替わりもそうですが、陣営の作戦もハマっての勝利だったでしょう。今後は小回りコースへの対応力が鍵となってきますが、見事なレースでした。




ストロングバローズの不運は直線入って早々に先行集団が脱落して1頭抜け出してしまったこと。これによってゴールドドリームとの距離が縮まり、ゴールドドリームにとっておあつらえ向きの展開になりました。

格好の目標にされるという完全な負けパターンの中最後まで踏ん張ったストロングバローズも、当然トップクラスの評価を下さないといけません。東京コースではゴールドドリームとほぼ互角と見ています。


次はJDDでしょうか。この2頭の再戦が今から楽しみですね。





グレンツェントは芝スタートの不安がここにきて露呈してしまいました。

序盤から促しながら追走したことで、自分の得意な競馬にはならず。上がり3ハロンは最速でしたが、3着確保が精いっぱい。上位2頭と比べるとまだ甘いところがあるのかもしれません。
 


 
あとはピットボスが思ったより強かったですね。道中不利もなく乗ったクインズサターンに先着できるとは思っていなかったので、そこは個人的な反省点にします。

 

イーグルフェザーはレース前に落鉄し打ち替えを行ったのですが、レース中に再度落鉄(おそらく同じ脚?)。レースになりませんでした。
乗りにくいのが欠点ですがピットボスやクインズサターン程度には力のある馬なので、巻き返しに期待します。

 
 





ここに書いていない馬たちもかなり能力があると思います。ですが、そのハイレベルな争いの中でもゴールドドリームとストロングバローズが抜けていた、という結果でした。
古馬との対戦も含めてかなり楽しみをもって見られる世代なのではないでしょうか。






今週はいよいよ春シーズン最後のG1、宝塚記念。

人気の中心はドゥラメンテなど4歳馬ですが果たして。

ギャラリー
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