京大競馬研元会長吉田恭介の適性セオリー

京大競馬研元会長が、競走馬の実績、血統、馬体、気性などの適性から予想を展開するブログ。

チャンピオンズカップ回顧


M-1は銀シャリでしたね。銀シャリは審査員にも恵まれた気はしますが、ここ数年つかみが安定し、観客とツッコミ橋本のテンションが乖離することが少なくなってきていました。総合力の高さで掴み取った栄冠だと思います。

最近お笑い熱が再燃しているので話すと長くなるのですが、好きなコンビはさらば青春の光とニューヨークです。
さらば青春の光は鉄板の能やんネタでしたが、緊張のせいか、さすがにいつも通りの間とテンポというわけにはいきませんでしたね。




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チャンピオンズカップは昨年ほどではないにしてもハイペース。
モンドクラッセ丸山元気騎手のペースメイキングも悪くはなかったんですが、ペースを上げるのが1ハロン早かったなぁという印象。まあモンドクラッセ自体瞬発力があまりないので、ペースを上げて脚を使わせたいというのは分からなくもないのですが。

その結果最後の1ハロンで追い込み馬が殺到し、ラップ適性は置いとくにしてもやや追い込み有利な展開になったのではないでしょうか。その中でもレース運びが上手くいった馬が上位に来ている印象を受けました。





印は
◎ノンコノユメ
○アウォーディー
▲コパノリッキー
☆アスカノロマン
△1.7.8.12.15

みたいな感じで、だいたい2頭軸、ついでにアスカノロマン1列目で購入していたんですが、最後に「これアウォーディーとアスカノロマンで決まった時めっちゃ後悔するやつやん」と思い至り、追加でアウォーディーアスカノロマン2頭軸の三連複を購入。
これがなんとか当たりました(馬券は撮り忘れました・・・)。馬券は決まって悔しいパターンを買えと誰かから聞きましたが、まさにその通りでした。これを普通に買える馬券力が今後の課題ですね。予想的にはアスカノロマンを狙えましたし特に後悔はないです。






サウンドトゥルーは直線入り口で内にこだわったのが大正解。馬群も先行勢と追い込み勢の間が開いて、そこに上手く食い込めました。展開利、馬群、全てが上手くいった勝利だと思います。
しかし、これを受けてもサウンドトゥルーがこの路線の1番手とはまだ思えません。その答え合わせは東京大賞典が終わった後にしましょう。



アウォーディーは、強かったですね。
先行し、外からまくってアスカノロマンを交わすまではまさに横綱相撲でした。ただ、抜け出して気を抜いたせいで、最後サウンドトゥルーに足元を掬われてしまいました。前走のJBCも踏まえてですが、現状では他の馬とかなり力差があるように見えました。



アスカノロマンは展開利が噛み合いましたね。
和田騎手は「1コーナーで行く素振りだけ見せて行かなかったのはミスだった」と回顧していますが、それでコパノリッキールメール騎手が引きましたから、それだけでもかなり価値があったと思います。
あとは4コーナーで外を走っていたのがブライトラインで、外が空いて包まれずに追い出せたのが良かったですね。
さすがに前走負けすぎでしたし理由もよく分からなかったのでここで狙いましたが、まさにその巻き返しパターンだったようです。パドックの印象だけですが、仕上がりも最高に近かったのではないでしょうか。



カフジテイクはフェブラリーステークスで狙いたかったのに、ここで中途半端に走ってしまった・・・。
4コーナーで外回しすぎて何やってんだと思いましたが、追い込める展開だと強いですね。

 

ノンコノユメは内にこだわれず、かと言って大外はカフジテイクが膨らみすぎでコースロスが大きいしで、中途半端な競馬に。若干迷っていた感じもありました。
こういうのを見るとムーアも人間なんだなと再認識させられます。久しぶりにあまり褒められない騎乗だったなと思いますが、ノンコノユメ自体もあまり馬群が好きではないでしょうから、そのあたりにも原因があるのではないかと思います。



モーニンはフェブラリーステークスでお待ちしています。



ラニは乗り替わった方が良いのでは?ウチパク騎手だといろいろ難しそう。



ゴールドドリームもフェブラリーステークスでお待ちしています。



コパノリッキーは騎乗経験のある田辺騎手と武豊騎手に被されてドボン。
完全にこの2人には攻略されてますね。ブライトラインの動き方が不自然だった方もおられると思いますが、ブライトラインとアウォーディーの馬主欄は見ちゃダメですよ?
・・・つまりブライトラインはコパノリッキー潰しのために出走していたわけですね。


 




最後に変なことを書きましたが、抹殺されたくないので気にしないでください。
主な感想としては、アウォーディー強いなーです。



今週は香港ですが、香港の予想はたぶんやりません。

ジャパンカップ一言回顧


気が付いたら木曜日になっていましたので、ジャパンカップはさらっと回顧します。というかあまり書くこともないような・・・。





レース:スロー気味でしたが、かと言ってまくりにも行けない絶妙なペース。4コーナーでキタサンブラックを捕まえに行った馬は割を食った形。




キタサンブラック

武豊の絶妙なペース配分が功を奏した。
まくられない地点ではペースを落とし、向こう正面では少しだけ速める。
そして4コーナーから加速しキタサンブラックが得意なスタミナ勝負に持ち込む。この時点で勝負は決していたと言っても過言ではないでしょう。
逃げ方に定評のある田辺がキタサンブラックにプレッシャーをかけることすらできなかったという事実は、武豊のペース配分がそれだけ凄かった証拠になるのではないでしょうか。



サウンズオブアース

過去走含めてキャリアの中で最高に近い状態でした。
有馬記念もデムーロが乗るなら期待できるでしょうね。



シュヴァルグラン

4コーナーで動かなかったことが最後の伸びに繋がったのでしょう。展開も向きました。
ただ、有馬の2500mはあんまり向かない感じがあるんですよね。器用さがないだけに内枠が欲しいところでしょう。



ゴールドアクター

結構仕上がっていたと思います。
4コーナーでキタサンブラックを捕まえに行った分失速し、大敗するパターンかなと思いましたが、ラスト踏ん張ったことは評価したいです。
有馬記念はもちろん条件好転ですが、状態面がやや心配。



リアルスティール

やはり距離が長かったのは間違いないですが、それを5着に踏ん張らせたムーア騎手はすごい(小学生並みの感想)。
あと、4コーナーでゴールドアクター吉田隼人騎手が前を捕まえに行ったのに対し、リアルスティールムーア騎手が敢えて捕まえに行かなかったのは見ていて対照的でした。私は見ていてどちらが正解かその場では分からなかったのですが、蓋を開けてみればやはりムーア騎手の方が正解だったみたいです。
こういうところ一つとっても世界一の片鱗が見え隠れするから困る。



レインボーライン

ちょっともったいなかったですね。
有馬記念では、4コーナーでまくる馬がいれば有力なのですが、サトノダイヤモンドは優等生だし、キタサンブラックはまくらせない競馬が身上だし、どうだろうなあといった感じです。



ルージュバック

もしかして馬群苦手?


 
ディーマジェスティ

菊花賞より仕上がりが悪いように見えたのは気のせい?
有馬記念でまくればかなり馬券的に面白そうですが、今は人馬ともに調子を崩しているように見えます。







以上です。武豊とムーアが上手かったなぁというのが主な感想です。


今週(12月3日、4日)は自分の競馬への態度を見つめなおすためにお休みをいただきます。

チャンピオンズカップは今のところ◎ノンコノユメ○アウォーディーです。たぶん2頭軸にすると思います。

11月27日(日)予想


有料配信が最後なのと、どうも無料分との間にモチベーションの差が見て取れるので、最後ぐらいはレジまぐに全力を注いで見ようかと思いました。






東京11レース ジャパンカップ(G1)
京都12レース 京阪杯(G3)
京都11レース オータムリーフステークス
東京10レース ウェルカムステークス
 
の予想はレジまぐにて販売しています(レース後無料公開)。


URLは
https://regimag.jp/bo/book/detail/?book=6000
です。よろしくお願いします。


11月26日(土)予想


さて、予想を有料配信するのも今週がラストになりました。

最後にスカッと当てて終わりたいところですが、福島が終わったので落胆気味。 






東京8レース

普通に考えればレッドゲルニカやオホーツクなのかなあ。3番手も普通にプリサイスエース。
ダウトレスやロゼッタストーンみたいな差し馬を3着固定とかが馬券的には面白そうだが。





京都8レース

案1:勢いを信頼してメイショウノボサンやファビラスヒーローから普通に入る。

案2:セカンドエフォートの外枠替わりをケアしてやや穴狙い。

案3:ビタミンエースの短縮を重視して小銭で大穴狙い。

お好きなものをどうぞ。全部外れでも責任は持ちません。





京都9レース 高雄特別

久しぶりにダンディーズムーンが好走できそうな舞台設定。
これで道中1回も先頭に立たないなんてオチだけはやめてほしいし、クロニクルスカイには自重してほしい。





京都12レース

良馬場で先行した時がストライクゾーンのプレミオテーラーから入る。 

ヒモは絞りづらいが、高目は同じく京都得意のサイモンラムセス。 








京都11レース 京都2歳ステークス(G3)
東京11レース キャピタルステークス
東京10レース 銀嶺ステークス
京都10レース 花園ステークス
 
の予想はレジまぐにて販売しています(レース後無料公開)。

URLは
です。よろしくお願いします。


マイルCS回顧


マイルCSはやや後味の悪い決着でした。
ディサイファを穴狙いしていた私としては、今後の参考のためにも「決着」を見ておきたかったところではあります。





ミッキーアイルがこのレースを勝つには、道中緩めず内か前にいる馬だけの勝負、そして自らのスピードの絶対値の高さが活きる展開に持ち込む。それがこの馬の持ち味が活き、そして他馬を封殺するベストの戦略でしたし、またそれを見事に遂行したことで見事久々のG1勝利を手にしました。

最後斜行したことに関しては、騎手は責められても馬は悪くない。
安田記念にあまり適性がない以上マイルG1で勝てるのはここしかないですから、素直におめでとうと言いたいです。





ネオリアリズムはあまり京都コースへの適性はないのですが、前で競馬できたことが全て。やっぱりムーア騎手は世界一です。
普通ネオリアリズムでミッキーアイルと直線半ばまで競れないと思います。普通じゃないのは知ってますが。


ただ、今回の騎乗のどこが世界一かというのは他にあります。それは斜行で他馬に被害を与えたのは80%ぐらいムーア騎手が原因だからです。

浜中騎手に左ムチを打たせないためにミッキーアイルに馬体を寄せて追っていたのも老獪ですが、さらにミッキーアイルが斜行を始めた瞬間、なんとネオリアリズムに右ムチ2発をお見舞いし、自身も外にヨレました。これが非常に大きかった。

これによってネオリアリズムが斜行の煽りを受けたかのように「自然に」外に膨れ他馬を妨害、実際パトロールを見れば後続に直接的な影響を与えたのは、ミッキーアイルではなくネオリアリズムだったというのが分かります。斜行に対して踏ん張ろうと思えばもう少し踏ん張れたはずなのに、逆にそれを利用したのです。

まともなら後続のどれかに3着を取られていたかは非常に微妙だったと思いますが、そのスマートかつダーティーな騎乗で、3着確保を100%のものにしました。

やっぱりムーアがNo.1です。これが世界一の騎乗かと、私はそう思いました。




イスラボニータは条件的にも悪くなかったですし、サトノアラジンとの比較で枠が「危なくない」分イスラボニータを上に取ったのですが、その枠の分、道中外を回った分だけミッキーアイルに追いつけなかった印象です。
道中あれ以上内にいても結局最後に不利を受けていた可能性は高いですから、どうしたってイスラボニータの戴冠は今回に限ってはなかったのでしょう。



ダノンシャークは適性通り頑張りました。
私は予想の際迷った挙句最後は騎手で切ったのですが、力のあるところは見せました。お疲れ様でした。



フィエロはイスラボニータの直後から運んでイスラボニータより上がりが遅いってのが悲しい。
スワンステークスで出遅れたにしても全盛期ならもう少し追い込んでいたはずだと思って本命にするのは思いとどまりましたが、これはさすがに衰えですかね・・・。



ガリバルディは枠に尽きます。枠さえよければもっと善戦できたでしょう。



ロードクエストは最内を突いて失敗。当日の傾向的に直線内も使えなくはないといった印象でしたが、やはり斜行が起こったあたりの馬場が一番良かったのでしょう。中山競馬場で巻き返しです。




あとヤングマンパワーとかマジックタイムの騎手たちは完全に、京都という競馬場・マイルCSというレースに対応できてなかったですね。彼らはムーアではないので、仕方のないことではありますが。









結局「浜中騎手の後ろに隠れてるけど、ムーアが一番すごかったよね、すごいよね」ってことが言いたかったんです。もちろん一定の制裁は受けて然るべきでしょうが、ある意味では浜中騎手も被害者ですね。制裁日数が延びたのはムーア騎手のせいだと思います。

今日はこのあたりで。

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