信越五岳では、距離が短縮されたため、エイドの数も少なくなったため、余ったコーラやバナナ、チップスターなどを配りまくっていました。

私もノリでバナナをもらってしまい、責任を持って家まで持って帰ってきました。
重かった!

信越五岳は、52キロに短縮され開催されました。
あの天気予報で開催の英断に感謝です。
レース中は、袴岳の林道の下りでレインを着ましたが、関川沿いで脱ぎ、それ以降雨は降りませんでした。
気温も低く、とても走りやすかったと思います。

レースの内容は、というと…

最初のゲレンデでチラッと後ろを見たところ、最後尾が見える位置で、淡々と前の人について走る。その前の人が、たまにゴミを拾いながら走る女性だった。いつか私もこういうレースをしてみたいな、感謝の気持ちを持って全力で頑張る、といっても、私の場合はちっぽけだなぁ、と思う。

そうこうしていると、前方を走っていたお友達のたけちゃんに異変が。何かと思って近付くと、ハチに刺されたとのこと、迷わずザックを下ろしポイズンリムーバーを取り出した。
昔、ハチに刺された時、かの有名な鈴木博子さんがザックを放り投げて駆け寄ってきて、ポイズンリムーバーで処置してくれた。
いつもレースでは余裕がなくなり、自分のことで精一杯だったけれど、迷わずザックを下ろせる自分がいて少し嬉しかった。

そして、たけちゃんと一緒に走りだしたら、今度は私が転んだ。
足が出てないな、重たいな、とは思っていたけれど、こんな前半で…

斑尾山の登りは気を失うくらいキツくて、あの山練坂練では足りなかったとシミジミし、ゲレンデの下りでは去年あれほど苦しんだのにスイスイ走って下りれるーと喜んだのも束の間、今度は滑って転び、両足攣った。
レース中初めて攣った私、呻き声をあげながらのたうちまわっていたら、後ろからきたランナーがゲレンデを上ってスタッフを呼びに行ってくれた。
挫いたわけではないので、しばらく苦しめばじきに治ります。
その言葉も出ないくらいしばらくのたうちまわっていた。

次のバンフのエイドには、去年お願いしたのに関門アウトで一緒に走れなかったペーサーが待っている。
慌ただしくお手洗い、補給、膝を洗い、さあ、とエイド出発。
そして、早々に泥トレイルにハマる。こういう場合、避けても逆効果なことを知っている私、躊躇せず泥に突っ込む。
走れるところは走り、気を失いそうになりながら袴岳を登り、ここからの下りは走らなければならない区間、とペーサーに伝え、勢いよく下り始めると、雨がパラパラ降ってきた。林道に出る前のトレイルは、雨が強くなる前に終わらせたい、そう言って、必死に下り、林道バージョンになった途中でレインを着た。
ここからの林道も、またまた気を失いそうになるくらい長い。でもペーサーに引っ張ってもらい、半泣きになったところでエイド。

ここで、なんと、チームマグナムのOさんが!
普段と変わらない穏やかな笑顔を見たら、ホッとすると同時にすごく嬉しかった。お腹が空いていたので、座って補給。コーラももらい、地獄の関川沿いへと繰り出した。

ここ、うっすら上りだけど、走れないことはないはず、そう思って何度もシミュレーションしてきたけれど、なんでか走れない。過呼吸みたいになってしまい、ひっくり返りそうになるのを何度も堪える。永遠とも思える歩きの後、100マイルのランナーと合流したところで、足に違和感。
なんとブヨに噛まれてしまった。二度目のポイズンリムーバー。ブヨにはいい思い出がない私、精神的に少し動揺してしまっていた。
関川沿いの終点に、ポーリンが待っていてくれた。嬉しかったな、やっぱりポーリンの笑顔は最高!
そう思い、最後の黒姫のトレイルへ。

登らせて、走らせて、登らせる。
一方で、もうすぐ終わってしまう淋しさを感じている自分にビックリ。やっぱり、信越五岳、走らせてもらえていることに感謝しなければ。
とはいえ、相変わらずツラい登りに苦しみガックリ屈んで休んでいたら、優しく肩をたたかれた。
ん?
ランナーの外人さんでした。
私が異常に苦しそうに見えたのでしょう。ニッコリ微笑んでくれました。

フラットと下りはまだ走れる私。彼を置いてきぼりにして走り、再度の上りでガックリしていたら、まさかの二度目の肩たたき。
苦しいときの笑顔って、元気になるんだなぁ、としみじみ思いました。

上り切ったら、シングルトラックの下り。ここは走る!って走りに走った。50キロ地点の看板のところで、ペーサーが
「さあ、ここからあげていくよーっ」
「ムリですっ」
結局最後まで同じペースで走り切り、スタッフの方が
「あと150メートル、このままのスピードでゴールまで行ってください!」
そして、大勢の人が迎えてくれる中、ゴール。

内容は要検証のところがたくさんだけれども、今年はペーサーと一緒にゴールまで来れた。ゴールしてしまうことがもったいないとまで思った。
まあ、あれから先に進め、といわれても、脚は終わってしまっていたけれど。

もっと優しく強い人間になりたい。
もっと余裕のある人間になりたい。
もっと走れるランナーになりたい。

自分なりに今ある力を出し切れたので、大満足。課題はたくさんあるけれど伸びしろもまだある、と思えたから、またいつか飯綱高原のゴールを目指して頑張りたいな。

最後に、スタッフ、ボランティアの方、応援してくれたみなさんに感謝します。ほんとうにありがたかったです。
そして、今年も懲りずにペーサーを引き受けてくれたキャプテンに感謝です。
信越五岳、楽しかった!

今週末は信越五岳。
去年はペーサーポイントで関門アウトだった。
ペーサーお願いしていたのに、一緒に走ることができなかった。

今年も懲りずにペーサーをお願いした。今年も懲りずに引き受けてくれた。
距離を踏む練習はしなかったけど、山はコンスタントに通った、と思う。
帰宅ランも真面目にこなした。
直前はキライな坂トレも。

信越五岳は、私の未踏距離110キロのレースだ。
関門ギリギリのランナーである私にとって全て綱渡り状態だけど、それでもペーサーポイントまで行ければなんとかなるのではないか?と思ってしまっている。
なので、せめて斑尾のゲレンデ下りるまで、できれば袴岳下りるまで、雨が降らないでほしい。台風のスピードが少しゆっくりになって欲しい。神様、お願いします。

今年は絶対ペーサーと一緒にゴールに行きたいな。

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