青空自主保育でんでんむしへようこそ

子ども達を自然の中で思い切り遊ばせたい! 子どもが子どもの世界の中で遊べる環境を作り、見守って行きたいと考える親や保育者達で作っている青空自主保育の会です。 湘南(鎌倉市・藤沢市)の里山や海を拠点にして活動しています。

カテゴリ: 活動


明日は、中秋の名月ですね。
うちの子どもは月を見て、「きれいなお月様だね~。ウサギさんいるね~。」としみじみ。


さて、9月、子どもたちはいつもの活動フィールドである里山を飛び出して、
海で活動することが多いです。
「えっ!? 9月も海?」と思われるかもしれません。
この時期、里山は蚊や蜂が多いという理由なのですが、
何より、暑い夏に比べると海が空いていて、子どもたちは思う存分 海で遊べるんです。

ギラギラした太陽がまぶしかった夏の海から、季節が進み、
すっかり空が高くなり、心地よい風が吹く秋の海。
とっても気持ちがいいです。

0b91d659-s


海で、子どもたちは、保育者さんと一緒に海に浸かってみたり、
浜辺に打ち寄せる波をジャンプしてみたり、
砂浜で穴を掘ってみたり、貝を探してみたりとさまざま。

この日は、上手にクラゲの絵を描いてる子も。
とってもキュートなクラゲですね~。

20170925クラゲ

子どもたちは、しばしの間、秋の海活動を楽しみます。
涼しくなり、秋が深まってきたら、海活動もおしまいです。





毎年、梅の時期になると「梅もぎ」に行きます。

今年は雨の中、無農薬の大粒で立派な梅を
子どもたちが、たくさんもいで来てくれました。

その梅でつくるのは、梅ジュース!
翌朝、活動の前にみんなで梅しごと。
ヘタをとって、よく拭いて、氷砂糖と交互にビンに入れていきます。
あとは待つだけ。
IMG_0298
IMG_0311

「あした、のめる?」
「もう、のもうよ!」
「いつできるの?」

と、うちの娘(4才)。
まだ時間や日にちの感覚がないので、伝えるのが難しいのですが
氷砂糖が溶けるまで待ってね〜

出来上がった梅ジュースは、1年を通して
あつ〜い日の活動後や、イベントの時にみんなで飲みます。

↓ 約1ヶ月後、だいぶおいしそうな色になってきました◎
IMG_1062

赤当

青空自主保育である、でんでんむしの活動には
保育者さんのほか、母たちが山歩きに付き添います。
(最近は、お父さんの活動参加も増えています♪)

そんなとき、きょうだいの赤ちゃんたちはどうしているかと言うと…
「赤ちゃん当番」、略して「赤当(あかとう)」なる制度があって、
他の母たちがお世話します。
(万一に備え、複数名でタッグを組んで、お預かりします。)

天気がよい日は、そのまま活動場所で遊んだり
誰かのおうちで、赤ちゃんを囲んで、お茶をしながら面倒を見たり
赤ちゃん次第で、日によって様子は様々。

赤ちゃんをお預かりするのは責任もありますし
人見知りする時期などは大変なときもありますが
(預ける時期の判断は、お母さんにお任せしています。)
母たちにとっては交流の機会でもあり、赤ちゃんに癒される時間でもあります。

余談ですが、この記事を書いている私(山組の母)は、5年半ぶりの妊娠中。
なので、赤当は、赤ちゃんお世話のリハビリも兼ねています。
自分の子が泣いたときには、あんなにキーッとなったのに、他のうちの子だと
ただただかわいいのは何故…なんて思いながら(笑

なお、赤当でお世話をした子の山歩きデビューを見る瞬間は感無量!です。
「あ~こんなに大きくなって!」と、わが子のよう…を越して孫の成長を見たような気分に(笑

なお、赤ちゃんを預けるお母さんたちは
「泣かないかな」、「ちゃんと水分とれるかな」と心配されますが、
束の間、赤ちゃんと離れて身軽に山を歩き、
お兄ちゃん、お姉ちゃんとたっぷり向き合うことができて、
リフレッシュした様子で戻ってきます。

赤ちゃんたちは、もちろん泣きますが(ギャン泣きもあります…)
ふだんから活動をともにしている見知った顔に囲まれているので、
案外落ち着いていますし、今、でんでんむしはベビーブームで
赤ちゃん仲間がたくさんいるので、赤ちゃん同士、けっこう楽しんでいるようです(^^)


みんなで子を育て合う自主保育ならではの「赤ちゃん当番」。
ありそうで、なかなかない、とても素敵な制度だと思いませんか?

鯉のぼり

GWが明けて新緑の中、でんでんむし恒例の「鯉のぼり作り」をやりました。
やさしい風合いが木々の中でもしっくり馴染み、みんな誇らしげに自分の鯉に手を伸ばします。

ここ数年の鯉のぼり作りは、大きな布に泥でペイントしていたのですが、
今年は母達からの発案で、新たなスタイルにチャレンジをしました。
それは、土からできている天然の染料「ベンガラ」を用いて、ひとり一つ小さな鯉を作ること!

橙、紺、朱の3色を自由に使って、指でペタペタ‥‥。
掌で大胆にバーッと色をのせる子、指先で器用に模様を描く子、
みんな集中して取り組み、さながら小さなアーティスト!
生き生きとした鯉を次々に産んでいきました。

DSC_6459


と、ここまで書いてたところで…少し、帰宅後の話をさせてください。
うちの娘(4歳山組)が、自分の鯉のぼりを眺めながら、こんなことを言いました。

「おかあさん、わたしの鯉のぼり、〇〇から、変って言われた。雑で汚いって。」

親としては、なかなかの衝撃というか悲しい言葉でした。
器用に模様を描いていた子達の目には、大きい子のわりに、
色がごちゃごちゃと混ざりあった娘の鯉のぼりは、おかしなものに映ったのでしょう。
こどもの世界は、ときに本当に厳しいもの。
「変」だと感じるのも素直な感想。でも、楽しそうに作っていた娘の心には、どう響くのか…。

ところがその後、わが娘、すごいことを言いました。

「でもさ、変じゃないよね~。だって自由でいいし。わたしの鯉のぼり、いいよね~」と。
全然応えていない様子。

わたしも、「そうだね。その鯉のぼり、おかあさんはすごく好きだよ」と言いました。
満足げにうなずく娘。たくましい。

「自分が作ったのは、誰がなんと言おうと、いいものだ」と、自信を持てること。
それは一朝一夕で身につくものではなく、日常のいろんな積み重ねの上で初めて備わるものだと思います。

みんな同じものを作りましょう、上手にやるにはこうしてね、上手な子は褒めてあげて…
そういった文化の中であったなら、娘はもしかしたら、友達の言葉に傷ついたり
隣の子が描く模様を真似たりしていたかもしれません。


DSC_6493

太陽の下で、見本もなく、自由に描こう!そんな空気だったからこそ産まれた鯉のぼりたち。
どれひとつとして同じものはなく、そしてどれも愛らしく素晴らしいものでした。

この鯉のぼりのように、こどもたちが各々の個性を伸ばし、たくましく育っていきますように。

先日、里組と山組は、三浦へお泊り会へ行ってきました。

昼は、いつものように保育者さんと当番母と一緒に山道や磯を歩き、
夜は、おかあさんや兄弟たちも合流して、にぎやかな夜を過ごしました。


はじめてのお泊り会だった里組もドキドキ&めいっぱい楽しみましたが
今日は、約5時間も磯を歩いた山組の様子をご紹介します。


DSC_0190

快晴の大潮の一日。いつもは海の中である、磯の道。



アメフラシ

アメフラシやタコ、イソスジエビやヤドカリに目を輝かせ
貝殻やウニの殻、シーグラスなどを拾いながら、すすんでいく子どもたち。

付き添いの当番親も、磯の豊かさに感動!
すっかり子どもに返って、不思議な洞窟を渡ったり、海を眺めたり。


DSC_0213

でも、決して楽な道中ではありませんでした。
足元はすべるし、泣いて動けなくなるような場面も多々。
(この写真は、まさにそんなシーン。見守る親もドキドキでした…。)


でも、みんな歩き切りました。
「こんな道イヤだ~!」とブーブー言った子も、切り傷で泣いた子も。
気持ちを切り替えて立ち上がり、最後まで、自分の足で。
そうして宿まで辿りつき、にこにことカレーを食べて、幸せな顔で眠りにつきました。
親バカだと思われるかもしれませんが、本当に、すばらしい子どもたちです。

2017-03-04-21-21-51


ぐんぐん成長していく子どもの可能性を強く感じる一泊二日でしたが、
それと同時に、何年もかけてバトンをつなぎ、子どもたちと私たち親をここまで導き
育ててくださった保育者さんに改めて感謝の想いでいっぱいになりました。
本当にありがとうございます。

3月は、卒会の月であり、クラスの総仕上げの時期。
この仲間で歩ける時間は、もうあとわずか。
最後まで感謝を忘れず、気を抜かず、一瞬一瞬を楽しみたいと思います。

↑このページのトップヘ