熊本県で今朝未明震度は6強と、震度7強だった最初の地震よりは幾分弱いが、
マグニチュウド7.3で本震より強く、阪神大震災並みのマグニチュウドの地震が起きたそうである。(こちら
熊本地震の余震は2百数十回に及ぶそうで、
その上本震を上回るような余震迄来る厳しい状況には言葉を失ってしまう。
九州地方では近年こんな大地震が起きた事はなかったそうで、
突然の大地震に現地の人々の驚きは如何ばかりだったことだろう。

今回の地震で日本は何時何所で、どんな大地震が起きるか分からない地震国である事が、
いやと言うほど身に沁みた人は、多かったのではないだろうか?
それなのに政府は「脱原発」も自由に出来なくなる経済協定であるTPPを、
強引に国会に承認させようとしている。

今回の熊本地震は布田川・日奈久断層帯と呼ばれる断層でおきたが、
これは関東から九州へ、西南日本を縦断する大断層系で、1885年明治18年)にハインリッヒ・エドムント・ナウマンにより命名された中央構造線の一部であるから、
布田川断層帯で起きたこの地震が、
何時川内原発のある日奈久断層帯で起きるかも知れないし、
四国の伊方原発の傍で、中央構造線断層系の大地震が、何時起きないとも限らないだろう。

原発を稼動する稼動するかどうかについて、
国民の選択の自由を奪われる事一つとっても、大変な事であるのに、
どうして政府はあんなに、形振り構わずTPPを推進しようと躍起となっているのだろう?

TPPは何所の国の国民に知られても、
拒絶される様な不当な協定であると分かっているからか、
担当者(大臣を含む政府役人)に、守秘義務というものを課す事にしたのだろう。

民主主義国家の担当者達に、
交渉で知った事を、国民に知らせてはいけないという決まり(守秘義務)を創って押し付ける、
TPP推進の世界を股に掛けた商売人グループは、各国政府担当者達を篭絡して憲法を無視させ、
国民の知る権利だけでなく、国民のあらゆる権利を奪おうと目論んでいるグループであるが・・・・・

先日書いた国会のTPP委員会で緒方林太郎議員の質問は、
元々の狙いは西川TPP委員長の、守秘義務違反を追及するための質問だったそうである。
私は緒方議員はTPPの国会承認を邪魔する為に、
石原大臣を追い詰めて言質を取ろうとしているのかと思い違いしていたが、
緒方林太郎議員は元々TPP推進派である事を公言している人物だったのだそうである。
あのTPP委員会での緒方議員の目的は、
TPP国会承認の邪魔をすることではなく、
TPPのいかがわしい所が国民に知れるのを防ぐ為に、
TPPの内容とは関係ない事柄で審議の時間を潰すのが目的だったようである。

街の弁護士日記では、
国民に条約の内容を知らせない為に、
隠蔽目的で守秘義務を定める事が不当なので、
政治家が守秘義務違反を犯した事を追求する等、
国民に対するとんでもない裏切り行為であると、緒方議員に騙されないよう戒めておられる。
私も緒方議員と民進党に騙されていた方だったので、
の様な記事を書いた事に、責任を感じている。

以下に街の弁護士日記の記事を複写させて頂く。

【緊急】 追及すべきは守秘義務自体であって守秘義務違反ではない
今朝の新聞記事では、民進党は西川暴露本の「守秘義務違反」を追及するとの記載があった。

 
 
間違いであってほしいが、追及すべきは、国民にとっても、国会審議にとっても不可欠な情報を隠蔽する「守秘義務」自体であって、「守秘義務違反」ではない。
20140920_teiso  
交渉過程文書が、TPP協定と一体不可分であることは昨日のブログで明らかにしたとおりであり、そもそもTPP交渉の守秘義務自体が、きわめて反民主的な本質を持っていることが最大の問題なのである。
 
 
 
 
また、TPP協定の守秘義務も、セキュリティのかかっていない通信網を介してやり取りすることを認め、機密扱いされていないパソコン上で文書を扱うことを認めるなど、そもそも、緩いものである。
 
 
 
だから、西川氏が暴露本を書くことが問題なのではなく(暴露本を書く者が委員長として「守秘義務」を主張することの不公正・不誠実は別の問題である)、それが秘密に関わることだと主張する政府こそが問題なのだ。
 
 
 
TPP交渉に関する秘密は、国民の知る権利を侵害するものである。
仮に、守秘義務違反として問題にされる慣例を作れば、今後、TPPに関する交渉過程情報は今以上に厳重に隠蔽されることになり、二度と出てこなくなるおそれすらある。
それは、TPPの内容が、永久に国民から閉ざされ(少なくとも発効後、あるいは最後の交渉会合後4年間)、秘密のルールによる、密室独裁制を確立することにつながる。
 
 
 
重ねて言う。
問題は「守秘義務違反」ではなく、「守秘義務」自体である。
追及すべきは「暴露本」ではなく、真っ黒に墨塗りされた「のり弁」である。
 
西川暴露本追及の質問をした緒方林太郎議員は、守秘義務が徹底していないことを追及していた。
民進党の緒方林太郎議員は自らのブログで、TPP推進派であることを明言している。
ISDも公平なものだと主張している。
TPP反対の方々は、罠にはまってはいけない。