マスコミに載らない海外記事「危険な岐路: 新冷戦はモスクワが従うまで続くと、トランプがロシアに宣戦布告」によると、大統領選挙戦の時にロシアと仲良くすると言って立候補していたトランプ大統領は、ロシアとの友好を、もう諦めたようである。

 

日本の歴史的政権交代で出来た鳩山政権が、

マスコミと司法との連携攻撃によってあっけなく潰されてしまったが、

世界中の一般ピープルに期待されたアメリカの政権交代も、

立役者フリン氏を辞任に追い込まれる事によって、

あっけなく覆され、元の木阿弥になろうとしているように見える。

 

トランプ大統領は先日2月14日、

二つの条件にロシアが応じるまで、アメリカとロシアの間は新冷戦が継続されると発表したそうである。

その二つの条件とは、

①ロシアがクリミアをウクライナに返還すること。

ウクライナ対ドンバス戦争を終わらせること。

だそうである。

 

  1. ロシアがクリミアをウクライナに返還することについては、

    アメリカの要求は無理筋であると言えよう。

    何故なら2014年2月に、アメリカ・オバマ政権のヌーランド補佐官の指導の下、

    ウクライナのネオナチを使って強行されたウクライナ・クーデター(マイダン革命)により出来た新政権が、

    公用語からロシア語を除くと発表した為危機感を募らせた、

    クリミアやドネツク、ルガンスクなどロシア語圏の住民達が、

    急遽ロシア編入を求めるか否かの住民投票を行った。

    住民投票の結果は軒並み80%以上の住民が、ロシアへの帰属を求める方に投票した。

    これは西側諸国から派遣された選挙監視員達が見届けたと伝えられている。

     

    この時のクリミアでの投票結果は、

    90%以上が再びロシアの一部へ戻ることを支持するものだった。

    ロシアへの編入希望者が90%以上という高い確率になったのは、

    クリミアは歴史的に長らくロシアの領土だったが、

    旧ソ連時代 時の首相フルシチョフが、クリミアをウクライナ地区に編入したから、

    現在ウクライナになっていただけで、

    住民の感覚に、クリミアはロシアだという思いがあったからでもあるだろう。

     

    ソ連崩壊によりクリミアはウクライナで、

    ロシアとは別の国という事になりはしたが、

    クリミアは従前どおりロシアの軍港として使い続ける契約になっていた港である。

    だからクリミアには2万人程の軍人が、常駐し続けており、

    マイダン革命後にロシアが、新たに軍を動かしてクリミアを占領したわけではなかったのだった。

     

    ウクライナのロシア寄りの地域では軒並み、

    ロシアへの帰属を住民投票で決め、ロシアに編入してくれるよう求めていたが、

    それらの地域は、アメリカに配慮したロシアに、編入を拒まれていた。

     

    只一つクリミアだけは、

    ロシアとしても手放すわけには行かないロシア唯一の不凍港だったから、

    プーチン大統領は即座にクリミアの住民投票を受け入れ、

    クリミアをロシアに帰属させたのだった。

     

    ロシアからクリミアというロシア唯一の不凍港を奪って、

    ロシアを困らせる事を目論んでいたアメリカは、当てが外れて悔しかったからか、

    アメリカはクリミアの帰属を受け入れたロシアを、

    クリミアを強奪した侵略者と呼び続けている。

     

    この場合、クリミアの希望を受け入れただけのロシアを、侵略者と呼ぶのは社会通念に反しているのは明らかなのに、

    アメリカはマスコミを使って、ロシアはクリミアを略奪したと言い続けている。

    だから詳しいことを知る機会のなかった人々は、

    マスコミの煽動に乗せられて、

    ロシアを侵略者だと思い違いしているようであるが・・・・・

     

    ウクライナにクーデターを仕掛けさせた陰の権力者達は、

    マスコミの嘘を裏書する為に、

    オバマ政権にロシアへの経済制裁を、西側諸国にさせたのは周知の如くである。

     

    アメリカ支配下の日本もその仲間に入る事を余儀なくされ、

    プーチン大統領との信頼関係を築く努力をしていた安倍政権は、

    プーチン氏の不興を買うこと覚悟で、

    ロシアへの経済制裁に加わったのだった。

     

    嘘であっても百回言っていたら本当の事になると言うが、

    嘘を裏書する経済制裁を、多数の国々にも行わせるのだから、

    アメリカ支配層の嘘には、念が入っている。

     

    ②のウクライナ対ドンパス戦争を終わらせる事というのは、

    不当な攻撃を受けているドンパス地域を、応援しているだけのロシアに求めるのは筋違いだろう。

    政府の要求に従わないからと言って、自国民に武力攻撃を続けているウクライナ政権にこそ、戦争を終わらせること(攻撃中止)は求めねばならない事であろう。

     

    シリアを侵略しているISISを作らせたのはアメリカ政府だった(ISISはアメリカの意を受けてシリアを侵略している)とバラした元諜報機関の責任者フリン氏に傾倒して、アメリカを立て直そうと発奮したはずのトランプ氏が、

    今や。ヒラリー・クリントンとあまり違わない主張をするようになっているらしい。

     

    ロシアと敵対し続ける先にあるものは、

    アメリカかロシアかどちらかの国による核先制攻撃・・・・引いては第3次世界大戦と言えるほどの重大な核戦争となるだろうと、以前から予想されていたが、

    それを阻止する為の希望の星として、トランプ大統領は選ばれたはずであった。

     

    しかし、トランプ大統領もマスコミと司法の連係プレイによって、

    もう陥落させられてしまったのだろうか?

     

    トランプは泥沼をきれいにすると約束した。ところが彼はワニに餌をやっている。