今日は啓蟄
昭和の時代には皇后陛下のお誕生日として、
新聞一面に皇后陛下のお写真が載っていたものだったが、
昨今は天皇陛下のお誕生日でも(天皇誕生日という祭日なのに)
一面に天皇陛下のお写真が掲載される事はなくなっている。

時代は移って日本人は天皇陛下に対して冷淡になったからなのだろうかと思ったが、
時の総理は憲法改正して天皇を「元首」に変えてしまおうとするくらいに、
尊皇主義者を自任している安倍総理である。
しかも、トランプ大統領に朝日に勝ったと自慢した程、
マスコミに対して強権を持っている安倍総理だと言うのに・・・・・(こちら

安倍総理は憲法を変えて、
憲法9条の不戦の条項を廃止してしまおうとしている。

第2章 戦争の放棄

〔戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認〕
第9条日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

戦争の放棄を廃止するという事は、戦争する国に変えるという事になるのだろう。
日本は憲法を守る事で此の70年間戦争をせずに済ませてきた。
アフガニスタンやイラク、リビア、シリア、イエメンetcの様な不幸な国々もあるから、
戦争だけはしてはいけないという決心さえすれば、
日本のように戦争をせずに済ますことが出来るとは、言えないかも知れない。

マスコミに載らない海外記事「トルコとシリア: 血と涙と壁」には、
国境の町カルカムィシの街路の中央に立って、
欧米のシリア侵略を弾劾する詩を叫ぶトルコ人詩人ムスタファ・ギョレンの詩を紹介しておられる。

;“私はシリア侵略には反対だ!
これは欧米のもう一つのゲームだろうか?
あそこで死んでいるのは我々の子供、我々の息子たちだ。
粉々に吹き飛ばされているのは無辜のシリアの子供たちだ。
シリア国民は一体なぜヨーロッパに逃れなければならないのだ。
理由を教えてくれ?
シリア国民は一体なぜ面目を失い苦しんでいるのだろう?
シリアはかつては豊かだった。
シリアの人々は我々よりも洗練されていた。
欧米よりも洗練されていた。
一体なぜこの紛争は始まったのだ?”

(ムスタファ・ギョレンは、そこで劇的なポーズをとった。突然彼が、怒りに満ちた詩を吐き出す偉大なソ連の詩人マヤコフスキーのように見えてきた。これは単なる詩ではなく、命懸けの弾劾なのだろうか?

彼をあざけるかのように、彼の背後を、既に絶望的なトルコ経済を益々壊滅的にしている紛争の哀れな犠牲者である、ほぼ全ての店が閉店している街路を通り過ぎ、トルコ軍トラックが国境に向かって走って行く。)

    “私はヨーロッパに言いたい。
あなた方は、今あなた方が飲んでいる水に溺れるだろう。
シリアや他の国々で、あなた方がしていることのつけを払うことになるだろう。
それは全てあなた方ヨーロッパのあやまちだ!
それは全てあなた方欧米のあやまちだ!
いつの日か本当の世界指導者たちが現れ、あなた方へガスと石油供給を完全に遮断し、
あなた方が世界のこの部分を放り込んだよりひどい状況に、あなた方はおちいるのだ!
暖をとるため、ブランド服や靴を燃やす羽目になるだろう。
ヨーロッパよ、あなた方は忘れ去っているが、すぐに思いしらされる。
我々は皆人間だ!”

この様にアメリカを首魁とする欧米諸国の攻撃を受けたら、
幾ら戦争を放棄していても、戦争への参加を避けることは出来ないかも知れない。
しかし、シリア等が受けたこんな侵略は、
日本が戦争の出来る国であっても、避ける事は出来なかっただろう。

幾ら戦力を持っていても、力に大差がある国と戦ったら、
国民がどんなに悲惨な目に会わされるかは、
太平洋戦争末期の日本列島の状況を思い出したら分かるだろう。

だったら戦争に負けないくらいに軍備を増強したら良いと、
軍備増強に血道を上げていたら、
今のアメリカのように国権を戦争屋勢力に乗っ取られてしまい、
国民の幸せは無視される体制になってしまうだろう。

不幸にして理不尽な国に侵略されるような、万が一の場合には諦める事にして、
不戦の憲法を守っている方が、
政府も近隣国と出来るだけ友好に努めるだろうから、
無用の戦乱は避ける事が出来る筈である。

無限の軍拡を推進して、武器を製造する為に、国民が耐乏生活を強いられることもない。
不戦の誓いを守る国であり続ければ、米軍に傭兵として差し出される恐れもない。
最小限の自衛策は施しても、徴兵制度は無用であるとして、
徴兵制が論われる恐れもない。

今上天皇は平和憲法の下、日本国民の象徴として、
国民と喜怒哀楽を共にしようと決心して下さっている。

天皇を再び元首(宣戦布告する主体)にしてしまおうと、安倍一派は目論んでいるらしいが、
将来戦争責任者として絞首刑にされかねない元首に等、
ご自分もなられたくないし、後継の天皇にもそんな目に遭わせたくないと、
お思いになっておられることだろう。

今上天皇は天皇の地位にある間は、精一杯象徴天皇に徹した天皇像を守りたいとのお思いで、
生前退位の決まりを政府に要望されたのだと思う。
今上天皇は、老齢で天皇として充分な事が出来なくなる年齢を期して、
退位する制度を(勿論恒久法で)創ってほしいとお思いになった。
それが昨年の、天皇陛下のヴィデオメッセージだったのだと拝察される。

今上天皇の象徴天皇像を、今上一代限りにしたいと安倍総理は、
生前退位の特別法に拘り続けている。
日本国民にとって危険極まりない安倍総理は、
党則を変更して、3期9年総理を続けようとの野望を、昨日党大会で了承されたそうであるが、
私達日本国民は、
今国会で大問題になっているアベ友学園疑獄を逃さず、即刻総理辞任に追い込んで、
安倍総理の野望を未然に防ぎたいものである。