昨日の政府主催の東日本大震災6周年追悼式での式辞で、
安倍総理は原発事故に付いて、全く触れなかったのだそうである。
此の事について私は天木直人のブログ「追悼式辞で原発事故に触れなかった安倍首相のひとでなし」を読んで初めて知ったのだけれど、
天木さんは共同通信が配信し、東京新聞が一段の小さな記事でそれを記事にしたから知ったと仰っている。
東京新聞以外で、此の事を記事にした国内の新聞はなかったようである。

何とも呆れた総理大臣である。
東電の福島第一原発は6年後の今も、
時折白い湯気を吐いている、全然収束さえしていない事故原発のままであり、
福島原発周辺の放射能値は「年間20ミリシーベルトを容認」と法律を変える以前の、
福島以外の国内の放射能容認値 年間1ミリシーベルトのままだったら、
大金を掛けて除染しても、
帰郷など出来る値ではないのだそうである。

東日本大震災の津波により起きた電源喪失の原発事故で、
未だに高放射能値を解消出来ない地域が現実にあると言うのに、
日本の総理大臣たる安倍晋三が、政府主催の追悼式で、
その事に一切触れないという事が、どういうことか?
マスコミ関係者だったら分かる筈である。
それなのに誰に遠慮しているのか、安倍総理のそんな無責任な行状を、
東京新聞以外は、まるで協定したように、揃って国民に知らせることを怠っていたそうである。

安倍総理が第一次安倍内閣の時、
東電福島原発の過酷事故の原因となった電源喪失の可能性を、
国会で指摘された時安倍総理は、
「日本の原発でそういう事態は考えられない」として、
地震による電源喪失時の対策を、拒否していたのである。(こちら
安倍総理にそんな重大な責任がある事は周知の事であるのに、
政府主催の東日本大震災6周年追悼式に於いて、
東電の事故原発に全然触れない安倍総理の事を、
マスコミは批判するどころか、全然報じないとは!!!

日本のマスコミは真実に対して向き合う気が、皆無になっているという事なのだろうか?

安倍総理の原発被災者に対する現在の政策は過酷を極めているが、
福島県や福島県内の市町村は、それに唯々諾々と従がっている。
そのためかと思われるが、
福島県内で職員の自殺が、今年度最多となっているそうである。(こちら
市町村職員が7人 県職員が2人で、ここ10年間で最高の人数とか・・・・・
その中で35歳未満の自殺者が4人もあるという。

これらの地方自治体の職員さんたちは、
自治体の責任者達が県民や市町村民に対して、
裏切り行為とも言える様な無慈悲極まりない政策を、強要してくる国に、
一切反対せず、唯々諾々と従っているのに居たたまれない思いを抱え、
絶望してしまわれたのかも知れない。
特に、若い人程そのショックは多きいのかも知れない。
自殺者9人のうち4人と、半数近くが35歳未満の人だったそうである。

上がオカシイと下の者は同様にオカシクならなかったら、
限りないストレスを抱える事になるのだろう。

福島原発の過酷事故は、物理的な面だけでなく、
人の心をも、どこまで複雑に深く傷つけているか知れない。

安倍総理は少しは前非を悔いて、
原発推進政策は即刻取りやめにして、
福島第一原発は言うに及ばず、
国内総ての原発の収束と、
使用済み核燃料の安全保管に尽力してほしいものである。

それをするのが嫌だったら、即刻総理を辞任して、
少しでも1次内閣の時の、安倍総理自身の過ちを、償ってほしいものである。