dendrodium

花も心を持っている 稚拙ですが民草が思いを伝えます

カテゴリ: ロシア

地球の記録「極東のロシアの町で「ホッキョクグマの集団による侵略」という事象が発生。当局は非常事態を宣言」によると、

ヨーロッパで最北の位置にあるロシアのノヴァヤゼムリャという列島にある町が、「多数のホッキョクグマの侵略」という珍しい事態に陥っているそうです。

ノヴァヤゼムリャの住宅街に集まるホッキョクグマたち


vk.com

家の中に侵入するホッキョクグマ


Russia24

52頭ものホッキョクグマが町の中をうろつき回り、
中には家の中に進入までされていても、住民はこれを追い払う術がないそうです。
ホッキョクグマは絶滅危惧種だからと、ロシア政府が住民の訴えを却下したので、
射殺することも出来ないのだそうです。

ロシア政府の判断は国際条約に忠実で立派ですが、
この町の人々にとっては大変な事態ですね。

勿論ホッキョクグマに非があるわけではなく、
それまでの生息地で餌が取れていたら、民家近くに来たりはしないのでしょうが、
生態系の異常で餌が取れなくなったから、仕方なく人家の近くにまで押しかけることになったのでしょう。

然しながら、この町の人々は大変ですね。



マスコミに載らない海外記事「プーチンは礼儀正し過ぎるのか?」に下記のような記述があります。
     (一部引用)
ギルバート・ドクトローの記事は、とんでもない挑発に対する、プーチンの並外れた自制について、私自身が表明してきた懸念と同じ意見だ。私は欧米指導者連中に全く欠如している自制ゆえにプーチンを称賛していする。にもかかわらず私は、戦争を阻止しているこの自制が、戦争に導いているかもしれないという懸念を表明した。第二次世界大戦に関する多くの歴史家が、断固とした態度を取るより、対立状況を沈静させようとしたイギリスのチェンバレン首相の善意が、ヒトラーに戦争するよう元気づけたと結論している。

 ソ連のどの指導者に対して、あるいは彼らについて、プーチンにするように話をした欧米政治家は皆無だという点において、ドクトローは確かに正しい。状況は、イギリス政府がロシアとの戦争に準備をしていると宣言する極端な無謀さの極みに達している。ソビエト時代、イギリス政府は決してこれほど不合理に挑発的なことを発言したことがないはずだ。ロシアは数分でイギリスを地表から消し去ることができるのに、イギリス防衛大臣は、イギリスは対ロシア戦争を準備していると宣言しているのだ!

 プーチンは、欧米には彼と同種の人物がどこにも存在しない、知的な、礼儀正しい、親切な道理をわきまえたリーダーだ。彼ははぐらかさず、メモも、耳に答えをささやく補佐もなしで、全ての質問に答えて、何時間も、しばしば敵対的な記者たちの前に立つことができる唯一の政治指導者だ。プーチンは皆の敬意に値する。その代わり、彼はロシアとともに、画策された悪魔化キャンペーンを受ける。これがどのように平和を促進するだろう? 理解できないほど強力な核兵器の時代に、欧米のこのような無責任な行動がどうして正当であり得よう?

 ドクトローはプーチンが、並外れた自制心の道理をわきまえた人で、誰も彼の感情を害することを恐れないほどだという。
    (以下省略)

これを読んで私は、イエス・キリストの教訓の中にある(マタイ伝・7章6)
「豚に真珠を投げ与えることなかれ」という言葉を思い出しました。

(豚に真珠を投げ与えなどしたら)
恐らく彼らはそれらを足で踏つけ、 向きなおってあなたがたにかみついてくるであろう
とイエスはおっしゃったそうです。

ロシアのプーチン大統領の知的で礼儀正しく道理をわきまえた態度は、
真珠にも例えられるくらい高尚なのですが、
高尚過ぎているが故に、現在の米欧の政治家たちの常識を超え、
「真珠」の値打ちが豚に分からないのと同様、
米欧の政治家にはプーチン大統領の値打ちが分からないのでしょう。

それどころか米欧の政治家達には、
米欧の非礼に対するプーチンの態度(礼儀正しさや優しさからの譲歩)を、
プーチンの弱さとしか見ることが出来ないのでしょう。

未曾有の規模の挑発的NATO軍事演習がロシア国境で行われる中、プーチンは平和を保持し、彼の考えでは、あっと言う間に武力衝突に至りかねない緊張のエスカレーションを避ける狙いで、欧米を、まだ「同僚」や「パートナー」として語っている
こんなプーチン大統領を、欧米諸国の政治家やマスコミは、舐めきっているが故に、
現在の核戦争危機が静まらないのだろうと、この記事の筆者は嘆いておられます。

仏教の話も思い出します。
ある高僧が山寺の庭にやって来る鹿を、木の棒で追い払っているのを見た里の男が、
「な~んだ、偉いお坊様かと思っていたが、お坊様も俺たちと同じ様なことをやっている・・・・・」と言いました。

この高僧は里の男に「やっていることは同じでも、心は違うのだ」と、
次の様に説明されたそうです。
「この山に来た鹿たちが何もされなかったら、
里でも同じように油断して、忽ち殺されてしまうかもしれないではないか。
だから、人間に近づき過ぎないよう鹿達に、教えてやっているのだ・・・・・」と。

欧米の政治家たちも、この鹿のように木の棒で脅して上げないと、
事態が分からない者達なのかも知れませんね。




芳ちゃんのブログ「ロシアゲートの調査を支援して来た元CIA長官が共謀論から後退 」に、
トランプ大統領にロシアゲートを仕掛けてきた元CIA長官ジョン・ブレナン氏が、
ロシアゲートに対する態度を微妙に変えてきたと主張する記事を紹介しておられる。

現在の世界は、
米国は中距離核兵器全廃(INF)条約の破棄を持ち出している。そうなるとヨーロッパを舞台にした米ロ間の軍拡競争が再開され、偶発的な軍事衝突がいつ起こるか分かったものではない。大規模な核戦争に発展する下地が出来てしまう。つまり、人類は地上から消されてしまう可能性が格段に高まる。最悪のシナリオである。


このままにして置いて、本当に核戦争が勃発したら大変なことになると、
ディープ・ステーツの面々も心配になり、
これは元CIA長官個人の考えと言うよりも、むしろ、ディープ・ステーツが元CIA長官に共謀論からの後退を仄めかせることにしたという構図かも知れない。

という動きに出たという事ではないだろうか?  (太字部分は引用)


<引用開始>
CIA長官のジョン・ブレナンはドナルド・トランプとロシアとの間に共謀があったとする主張を派手に支持していたが、最近のテレビ・インタビューではそのポジションから後退し、米大統領の政策は単純に言って不可思議だと述べるに留まった。

火曜日(115日)夜の MSNBCのクリス・ヘイスとのインタビューで、ヘイスが「トランプの政策上のポジションは本質的にロシア人たちとの秘密裡の関係からもたらされたものだ」と繰り返してブレナンが提言していたことに関して彼に迫った時、ブレナンは「そんなことを言ったとは思わない」と述べた。

「われわれが言っていることについては幾つもの事柄が証明されており、トランプの政治行動は米国の国際的な役割を台無しにすると思う」とブレナンは言い、法務省の防諜および輸出管理部門の元長官であったデイビッド・ラウフマンの意見について喋った。彼の意見についてはヘイスがちょうど引用したばかりだった。 

「ドナルド・トランプがプーチンとの間で何らかの秘密の関係を持っていたかどうかは私には分からない・・・ 私はトランプ氏がどうしてこのような事をするのかを質したい。彼は何らかの形でプーチンに恩義を受けているのだろうか?彼はプーチンやロシア人、あるいは、何かを恐れているのであろうか?現在ならびに以前の米政府の数多くの高官や職員らは困惑し、頭をかいて、トランプがこれらの政策を追求する理由を理解しようとしている」とブレナンは司会者に言った。 

これらの言葉はニューヨークタイムズの紙上で、かなり最近、つまり、20188月に「ロシア側の否定」や「共謀はなかったというトランプ氏の主張は、一言で言えば、実にくだらない」と書き、ロシア人がトランプを窮地に陥れたと偽って、そのことを証明しようとしたスティ―ル・ファイルを支持した者にとっては著しい後退を意味する。しかしながら、われわれは今やこれらの事柄の正確さに関しては非常に疑わしいと理解している。

しかし、これはブレナンが最初に口にした主張からは程遠い。7月にヘルシンキでロシアのウラジミール・プーチン大統領との間で開催されたサミットを受けて、ブレナンはこの会合は「重大犯罪と軽犯罪の敷居を高くするが、それさえも超えるものだ。反逆罪に近い」と言って、ブレナンはまたもや米国大統領をこっぴどく攻撃した。

皮肉なことに、ブレナンは起こってしまったこの騒ぎを鎮めようとした。これもMSNBCにおいてだったが、相手はレイチェル・マッダウだった: 

あの時の状況を見ると、火曜日(115日)のヘイスとのインタビューの時と同様に展開したという事実は注目に値すると言えよう。つまり、すっかり定着したロシアゲートの筋書きは、当然のことながら二人の司会者の頬を紅潮させ、二人はトランプに関してブレナンが発した大げさで、遠大な物言いについて彼の誠実さを問うた。ブレナンは確実に得点を挙げるスラムダンクを物にすることに大層熱心であった。どちらのインタビューでも、元CIA長官は彼は自分が言った内容をそのまま意味したのではないとして、前言を翻したのである。

多分、これはブレナン自身の問題である。彼は物事を見極める前にそれに飛びつく。一介の市民になった後でさえも自分はこの国の高度の機密情報にアクセスする権限を与えられるべきだと考える人物にとっては、このような態度はいささか無責任ではないだろうか? 多分、ブレナンが自分の主張を撤回しようがしまいが、彼の衝撃的な文言はトランプに対して激しい怒りを覚え、ロシア政府やロシア人に対して恐怖を感じる民主党員の心を捉えるであろうことは良く分かっているのであろう。CIAでの長い在籍期間中ブレナンはロシアを米国の第一の敵国に築き上げることに焦点を当ててきたのである。

長らく北方領土は国後・択捉を含む4島返還でないといけないと言っていた安倍総理が、
北方領土の内2島だけ返還してもらえばよいことにすると言って、
平和条約を結ぶ為、ロシアのプーチン大統領に会いにロシアへ出発されましたが、

オノマ未無メモ・北方領土問題の基礎に、ちょっと意外なことが書かれていました。
    (一部 引用)

①1946年4月25日まで有効の日ソ中立条約にも関わらずソ連は1945年8月8日、日本に宣戦を布告し即日戦闘開始、南樺太・千島列島および満州国・朝鮮半島北部等へ侵攻し占領した 

②ソ連軍が択捉島に上陸したのは8月28日、国後島、色丹は9月1日、歯舞群島は9月3日で、いずれも8月15日、日本の戦争終結の後。丸腰の日本人に銃をつきつけて略奪した卑劣な行為である

     (引用終わり)  
これまで右翼は北方領土北方領土というけれど、
サンフランシスコ条約で千島列島はソ連に与えるという事を、吉田茂が了承してきているのだから、
今更日本が国後・択捉を日本領土だと言うのはおかしい、
というのがこれ迄、一般的な右翼への批判だったかと思うのです。

それなのに、オノマさんの記事には、
ソ連が日ソ中立条約を破って攻めて来て、
終戦を決めた日本・丸腰の日本人に、銃をを突きつけて略奪したのだから、
これを黙って認めたら、おかしいのではないかと言われます。
しかし、そう言われる事も、うなずける気もします。

でも戦争終結の為の交渉において、千島列島がソ連領になることをみとめた以上、
日本が北方4島にこだわり続けて、平和条約を結ばないのもどうかとも思います。

ロシアに対しては「要するに(北方領土を返してもらいたいなら)武力で取り返せと言ってるわけね」とかましておくことです

とのオノマさんの言葉を、
ロシアの担当者に対し、言って置く位のことはしておいても良いのかもしれませんね。

マスコミの載らない海外記事「ソルジェニーツィンは40年前アメリカの退廃的破たんを正確に予測していた - (ロシアTVニュース)」でソルジェニーツィンの名前を懐かしく拝見した。

一時私は(これも父の影響で)ソルジェニーツィンを夢中で読んでいた頃があった。
その中に書かれたことの大部分は忘れてしまっているのだけれど、
今思い出したのは、「収容所群島」だったと思うが、その一節に、
「逮捕は大抵夜間に来て静かにドアが叩かれる。
容疑を掛けられた者は皆、大声で叫ぶこともなく静かについて行く。
こうやって、次々と普通の人々が収容所群島に送られていった。」
というような意味のことだった。

収容所群島と呼ばれていても島ではなく、シベリアの各地に島のように散らばった収容所のことで、
送り込まれた人々は奴隷のように(-40℃以下ならないと休めない)働かされることになっていて、
人手が足りなくなると、不思議と逮捕者が増えてきていたとか・・・・・

政府に不穏なものを感じながらも、一人一人では声を上げる勇気が出にくい者なのか、
自分が理不尽な目にあっていると分かっていても、人々はとっさに反抗しないものらしい。

政府の不正ではないが、私の姪一家がバス旅行中死傷事故に見舞われた時、
バスの運転手が居眠りしているらしいと気づいた人が何人もあったのだが、
乗客同士「おかしいね~」と囁き合いながら、手をこまねいているうちに、
大事故に見舞われ、悲惨な目に会ってしまったという事だったが、
そんな時にさえ言い出せないものなのかとショックだったのを思い出す。

その時ちょっと声を上げれば事態は別のものになっているような場合でも、
大抵の者は黙って従っていく場合が多いもののようである。

収容所群島を読んだ頃は、自由主義圏なる国日本に住んでいる幸せを感じたものだったけれど、
ちょっと前に聞いた話では、現在のアメリカでも似たようなことをしているらしい。
2008年リーマンショックがあったがあの後、
サブプライムローンに騙されて家を買っていた人々が、
ローンを返せなくなって家を失い、ホームレスになった人が大勢あったが、
そういう人々を対象につくられたと思える法律で、
アメリカではホームレスであるというだけで逮捕されることになったそうである。
そして3回逮捕されたら一生刑務所を出られないという法律も創られていて、
アメリカの刑務所を経営している業者は、
合法的に収容者を奴隷奉公させているらしいという話であった。

小泉政権の時日本でも「刑務所の民営化を」という意見が出たことがあったらしいが、
幸いにして日本では沙汰止みになったようだったが・・・・・

ソ連が崩壊した時ソルジェニーツィンがすぐにロシアに帰ったという話を聞いた時私は、
アメリカにいたら豊かで自由な生活が出来るのに、どうしてロシア等に帰ったのだろうと不思議に思ったが、
ソルジェニーツィン氏は「私はロシア人だから帰国できるならすぐに帰国したい。」と言われたそうであった。

上記記事を読むと、ソルジェニーツィン氏はアメリカ在住時にすでに、
アメリカの危うさを感じておられたようで、それもあっての帰国だったのかも知れない。

「個人の権利の擁護が行き過ぎて、社会全体を無防備にしています。社会は人間の究極の退廃から自らを守る術をほとんど持っていないように思われます。」byソルジェニーツィン

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