2007年04月03日

10才の非国民

お花見から持ち帰ったおかず類が一向に減りません…

まあおかげで飯の支度をしないで済むから楽は楽なんだけどね。

腐る前に食べないとね。

でもこうやって考えてみると、ある意味恵まれてる環境だよね。

食料が多すぎて困ってるっつうのはさ。

食いたくても食えない国がたくさんあるわけじゃないですか。

日本だって食料危機の時代もあったしさ。

今みたいにブランドだなんだなんて言ってられなかった時代…

俺もそうだけどさ。部屋決めるときに『最低風呂はついてないと!』なんて悠長な事は言えなかったよね。

それよりも何よりも、明日食う芋すら調達困難なんだから!

米なんて贅沢な事言ってられませんぜ!罰当たっちゃうよ。昭和20年には!

俺はね〜。小学校4年生のときにね。学校の図書室で『はだしのゲン』を読んで、初めて日本の貧しい時代を知ったんだよ。

それと同時に今自分が置かれてる環境がいかに恵まれてるかってのを痛感した。

ゲンはすげー!!あの時代だからこそ、できない事をやっちゃうゲンの根性や優しさっつうのかね。

俺がもっとも感動したのがさ。

ゲンの出身地っつうのは原爆を落とされた広島なんだよね。

運良く生きながらえたゲンは焼け野原となった広島市内から、たくましく生き延びるって物語なんだけど。

それから色んな人たちと出会うわけですよ!

ほとんどの人が、自分の事で精一杯で、人に対して優しくなんて出来なかったからさ。

そこでひどいイジメにもあったりするんだけどね。

ゲンは純粋だから優しいんだよな!もうすげー優しい!

優しさって何?って俺いつも思ってるけど、このゲンの持つ心こそ優しさだと思ってるよ。


ある日夜の小学校の校庭から声が聞こえるんだよね。

こんな夜中に誰が遊んでるんだ?と思ったゲンは学校の中に入って見てみるとさ。

同い年くらいの女の子がケンケンパみたいな遊びを一人でやってるんだよ。

不思議に思ったゲンはその子に尋ねるんだよね。でもその子はゲンを見るなり走って消えちゃうの。

その数日後にまた偶然再会してさ。名前は勝子って言うんだけど、話し掛けるとね。勝子は気性が荒くて、ゲンに対してやたら突っ張るんだよ。

でなんか喧嘩になってさ。ひっぱたかれるんだけど、ゲンも負けずに『オドリャー!ひしゃげたるわい!』っつって大喧嘩が始まるわけですよ。

そのしばらくしてから、別の友達から勝子の顔には、ピカ(原爆)で火傷したケロイドがあって、それで昼間の学校だと子供達が怖がったり、いじめたりするから、夜の学校で遊んでたって事がわかるんだ。

その影響もあって、勝子は心を閉ざしてしまって、ゲンに喧嘩を吹っかけたと。

それを聞いたゲンはさ。勝子のところへ近寄って行ってね。前髪で隠してたケロイドの部分をあらわにしてさ。

『こんなもんで落ち込むな!わしゃーもっと酷いのを見てきとるんじゃ!こんなもん綺麗な方じゃけぇ!』っつって、勝子の顔を舐めるんだよね!

それに痛く感動した勝子は次第にゲンに心を開いて行くんだけどさ。

俺はこの時のゲンの行動に涙流して感激したよ!まさに感涙!

俺はまだこのゲンの優しさへは、まだまだたどり着いてないけどね。

いつかはそうなりたいと思ってるよ。

ただこの『はだしのゲン』を読んでた時間って授業中だったんだよね〜。

あまりにも退屈だったからさ。バックレて図書室に篭ってたの。

まあおかげで、どんな授業よりもためになったけどね。

こうして俺は小学校4年生にして戦争当時の日本が嫌いになり、『現代版非国民』というレッテルを貼られたというわけですわ!

少々長くなったけど、この歌で終わりにしたいと思います。


《戦争を知らない子供たち》

♪空襲警報 毎日侵略戦争 戻れない道 武力世界一 目指した軍 事実の逆 載せる新聞

隠れた陰謀 知らないで辛抱 ただ機能に欲だけが浸透

まだラジオだけしかなかった時代 『勝利は近い』かけるまじない

知識や経験 浅い未成年 戦場へ送る軍事政権 何も知らずに立つ前線

まず銃弾の雨 お国のため 頭に浮かぶ見送りの駅 そうとう病的な茶番劇

ここ遠く離れた土地に一人命引き取りたくないと祈り…

戦争を知らない子供たち 現金が支配するこの街 生きてる事の価値 つい忘れさせる

戦争を知らない子供たち 現金が支配するこの街 生きてる事の価値 つい忘れさせる



悪魔の落とした二つの爆弾 瞬く間にハンパなくたくさんの犠牲者

八月十五日 人質 無事に帰れるかが疑問 遠く離れた日本 一気に入る外国資本

警告抜きに継続 その名も帝国主義 超冷酷 同盟国という名の植民地

カラクリ見えない 国民に権力 と欲 絡む迷信 武士の精神 吸い付くす工業製品

かつてない発展 好景気 憧れる欧米に 二重構造のこの体制 その間に歪む社会性

戦争を知らない子供たち 現金が支配するこの街 生きてる事の価値 つい忘れさせる

戦争を知らない子供たち 現金が支配するこの街 生きてる事の価値 つい忘れさせる


50年前 急展開 今日現在 もう限界 半世紀後の結果 見ての通り 小売りのように不条理

一部のやつらだけ 潤う金 もう人のためでなく自己のため

生きるべき 見切る適 吸い込む液 サリン液 泣く親戚 抑圧か虚脱感 何も知らずに戦った

いじくられてた思考回路 仮面舞踏会の紹介状 集団洗脳 伝染病

まるで戦争で起こるような現象 殺人訓練 理屈矛盾 動機も不純 嘘もつく

痛み堪え 飢えにも耐え いつまで経っても同じ答え

一個人の意志無視した理由 誰にも奪う資格のない自由

戦争を知らない子供たち 現金が支配するこの街 生きてる事の価値 つい忘れさせる

戦争を知らない子供たち 現金が支配するこの街 生きてる事の価値 つい忘れさせる


Posted by denka19780413 at 18:15│Comments(11)clip!
この記事へのコメント
ボクも小学生の頃に「はだしのゲン」を読みましたよー。
あれって原爆のシーンは一巻で終わってしまって、実はそこからが大変だというところに真実性がありますよね。
あの漫画は小学生の頃に読んでおいて本当によかったと思っています。
どんな優秀な指導者でも、人の命を奪うことを正当化する人物はマユ唾だということを学びましたね。
今の子供達にも勧めたいですよ。
Posted by ふんころ at 2007年04月03日 23:44
4
アゴナシ ゲン
Posted by アーモンドフィッシュ at 2007年04月04日 12:36
はだしのゲンか〜!そのシーンは覚えてますよ!ってかヤッパリどんな事でもリアルが一番だね。小学生にはキツイ内容もあったけどあれは読んどくべき!!


戦争は絶対ダメです!
Posted by オジシ at 2007年04月04日 14:54
いや〜〜昨日は殿下がいないから盛り上がったわい!
Posted by ○ at 2007年04月04日 16:45
ふんころさんへ

ふんころさんもゲンファンでしたか〜!あの漫画は老若男女問わず読めるし、名作だと思いますよね!

今じゃ世界各国にまで広がってるらしいですよ。

こんな時代だからこそ、今全世界で読んで欲しいっすね!
Posted by 殿下 at 2007年04月04日 19:12
オジシへ

さすがダッサン!よくそのシーン覚えてたね〜。
俺も印象に残ってるシーンたくさんあるんだけど、あの場面がヤケに泣けるからさ〜!

それとこの間お前のゴリラ面写メールで送られてきたぞ〜(笑)
Posted by 殿下 at 2007年04月04日 19:14
○へ

お前、昨日待ち切れないで5時から食ってたらしいな〜!

ちゃんと情報入ってきてるんだからな!勇み足しちゃダメダメ(笑)
Posted by 殿下 at 2007年04月04日 19:17
おい、〇!
俺には花見の連絡すらなかったぞ!
そりゃねーんじゃねーか?(悲)
Posted by タンメン at 2007年04月04日 19:45
タンメンへ

い、いや、誰かが連絡してると思ってさ。ワリィ……
Posted by ○ at 2007年04月04日 23:14
今3個目の枕を涙で濡らしてたとこ(笑)
また飲もうぜ〜
Posted by タンメン at 2007年04月04日 23:20
(≧ω≦)b
Posted by 胃 at 2007年04月11日 11:45