電験3種走破録

電気のド素人が電験3種に5ヶ月の勉強で一発合格しました(H26)。勉強法や雑記など。

僕の主張は、とにかく過去問100%にせよ、というのはずっと変わらないまま。
これが最高効率の対策であることに何の疑いも持っていません。

あ、試験お疲れ様でした。伝蔵ですお早うございます。


過去問100%にしたら誰でも必ず受かる、といいたいところですが…
これは言いにくいのですが…
過去問100%にしても受からなかった人…


向いてません(キッパリ)


おそらくですが、物理や数学があまり得意ではなかったのではないですか?
過去問を100%にしても受からなかったあなたの電験は始まったばかりだ!
(受験生の次回作にご期待ください)

もう過去問は覚えている状態なんですから、
時間もあることですし、参考書などじっくり読んでみてください。できればいろんなのを。
一から参考書に向かうより、ずっと読みやすいはずです。
過去問を解けるだけの公式と概念は掴んでいる状態なんですから。

完マスなんかはとても詳しいので、ぱらぱら図鑑のように眺めたり。
先生と呼ばれるような人に質問したり。
よく言われる、工業高校の教科書なんかもいいんじゃないでしょうか。

過去問のみに集中してきたはずですから、予想問題とか、電験2種の問題とか、
そういうのを解いてみてもいいんじゃないでしょうか。新たな気づきがあるかもです。

もう過去問完璧に解けるんですから、過去問集はしばらくほかっといていいです。
来年の試験の2~3ヶ月前から、またチェックし出せばよろしいかと。


過去問をほんとうに100%(答の暗記ではなく、公式と導出過程の暗記)にした状態で試験受けて、
4科目全滅というのはちょっと考えられないのですが、
(過去問8割ではだめです。過去問8割というのは言葉だけ聞くとけっこう出来てるように思えるかもしれませんが、過去問メインの試験対策における状態としてはめちゃ緩いです。これはまた別記事で)
そういう人には、先生と呼ばれる人に直に質問されることをおすすめします。
直接聞くと本当によく記憶に残りますし、悩んでいたことが一つの質問で氷解する瞬間は素晴らしい。


電験の過去問を100%にするっていうのはそれだけですごいことです。
試験の結果は今回ついてこなかったとしても、その努力を褒め称えたい。

しばらくゆっくり休みましょう。

そして、身体と精神が十分にリラックスした頃、
過去問以外の対策を取るフェーズです。
過去問100%のあなたなら、参考書も教科書も講座も、それほど苦にはならないはずです。
『強くてニューゲーム』の感覚で、試験勉強2週目の旅を繰り広げてみてください。

暗記の勉強は意味がない、とか、本質を云々、とかおっしゃる方もいますが、
合格を唯一の目的に置いた場合(正確に言うと『なにがなんでも早く受かりたい』人)、
『過去問は暗記せよ』
となります。


丸暗記は駄目という意見もありますし、
僕も理系科目において丸暗記はお勧めしないのですが、
はっきりいって丸暗記でもいいです。全問題を覚えられるなら。
(ただし全問題丸暗記しきったら、それから解答の意味や背景の理論も考えてみてね☆)

15年分の過去問を全部覚えてください。
この場合の覚える、というのは答ではなく、
『使う公式』および『導出過程』です。
これらを、問題見てちょっと考えて思い出せないのなら、さっさと解答見て覚えましょう。
(そもそも僕の考えでは、過去問というのは『解くもの』ではないので)


僕がなぜ「覚えろ!」と主張するかというと、

『過去問を理解せずただ覚えているだけでも、本番の類似問題が解ける』

ことがあるからです。

当落線上にいるレベルの人には、自分が丸覚えしているのかそれとも本質的に理解しているか、なんてことは絶対自覚できません。僕がそうでしたから。受かってから「あー俺3相交流わかってなかったんだな…」って気づきましたから。

×過去問を覚えたら受かる
○過去問を覚えることは、試験への最高効率の対策である

そして、過去問を覚える、というタスクに対しての有効な対策というのがいわゆる「本質を理解する」となるわけであります。本質を理解していると、まー忘れないし、そもそも過去問を覚えるも何も、完全に知っている内容なので覚える必要すらない。

「じゃ結局本質を理解しないとだめじゃん!!」

という声が聞こえてきそうですが、別に本質を理解しなくても覚えられる過去問もあるので、
全過去問を覚える、というタスクのために、すべての本質を理解する、というのは遠回りである、ということを僕は述べているのであります。
電験という試験で自らを鍛え上げたいマゾな人は、その方向で頑張ってください☆
僕はとにかく受かりたかったので、本質とかいうのは最低限で済ませました。


「本質を理解してから過去問を解こう!」
よりも、
「過去問覚えてから(覚えながら)本質について考えてみよう!」
のほうが、試験に受かるという観点でいえば効率が良い、というお話でした。

大変お久しぶりです。伝蔵です。
今回は、取ったあとの就職活動が電験と同じぐらい大変、という話をしたいと思います。


僕は無職時に、職を得るため電験3種を取りました。
実家に篭もって、親には「電気の資格取って電気の仕事する」としか言ってなかったんで、

「なんで電気工事士取るために篭ってるのかしら」

と親は思ってたらしいですwww

当時勤めてた会社には明らかにはっきりと未来がなかったので、
仕事を辞めるのと、勉強に集中しはじめたのが同時期でした。


なんとか電験3種に合格し、親に伝えたら、

「受かったよ」
「ふーん」←電気工事士だと思ってる
「ギリギリだったけど。よかったー」
「合格率どのぐらいなの」
「7パーセントくらい」
「え!? そんな難しいの!?」
「まあ電気工事士とかじゃないからね。
 工事屋に指示とか出す人」
「?…ふーん」←ぜんぜん分かってない

みたいなやりとりになりましたw

合格した後は、「これですぐ仕事決まるから!」とか親に言ってたんですが、
まー決まらない決まらないwww
結局、合格してから職を得るまで、4ヶ月かかりました。


試験勉強も精神を削られますが、
書類で落ちたり、面接で落ちたりするのも、かなり精神にきますw

「電験3種取ったのに…っ! 難関資格なのに…っ!」

みたいなw

「この一発合格の俺様が…書類で蹴られる…だと?」

みたいには思わなかったですねw 別に一発だろうが就職には関係ねーなと思ってたのでw

電気未経験で電験3種取って就職した20代後半の友人も、「20社ぐらい落ちた」と言っていたので、未経験が取ってもいうほど安泰ではなく、

「是非うちで働いてくださぃいいいいい!!」

みたいにはならないようですねw 経験上w
(僕は絞って1社1社応募してたので6社くらい落ちましたが、ほぼ書類で蹴られてました)

これは電験3種がどうとかいうよりは、
『そもそも資格と就職というものが全く別物である』ということかな。
資格は持ってる前提で、相性だとか、中途だったら前職の経験とか、
そういった運や縁の要素が大きいので、
資格あるなしに関わらず就職活動って大変ね、って結論かなーと。

漫画のハンター×ハンター知ってる人は、
ハンター試験と、裏ハンター試験みたいなイメージでいいと思います。


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ちなみにうちの親はいまだに電験がなにかわかってないみたいですw
3種の上に2種、1種ってあるんだよ、っていったら、

「じゃあ次は2級がんばってねー」
「うんwww2級がんばるwww」

難しい試験ってことがいまいち伝わってなかったw

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