レッドブルのシュミレータートランスフォーマー観ました

2011年06月24日

インフェルノっても、実はフレイムだけど

素材わけしてますか?
インフェルノに素材わたしてますか?

実は結構考えることの多い納品方法について書きます。
ただ、今書くことは玉久の主観をもとにした納品の仕方についてなので、多分間違いもあります。
問題が発生して、エディターさんに怒られたらすいません。
つか、問題を教えてください。


インフェルノってば、いわいる普通の加算合成ができないっす。
インフェルノのアルゴリズム知らないので、雰囲気しか解んないのですが。
ただ、インフェルノにも、AdditiveとかSimpleAddとかっていって加算合成できることにはなってます。
その処理の仕方が違うのです。
フォトショップとかプレステとかで計算する、デジタル世界で一般的な加算ができません。
(RGB256階調で、計算するときはRGB0~1でってのが普通の計算。インフェルノは多分違う。
0以下の黒を扱えたり、真っ白より白い色もあるのかと。
もともとがビデオの合成用だからかな。←勘で言ってます)

つまり素材わけしても、インフェルノでそのまんまの絵を再構築できないじゃんってなります。
特に光素材やハイライト素材みたいな、よく出す素材がみんなダメ。えー。

なので、エディターさんに調節してもらうことになります。
が、エディターさんによってやり方が違うし、CG屋のサンプル合成を見もしない方もいるしで、めんどくさいです。


で、見た目の合成感について、玉久の主観で説明したいと思います。
まず、普通のデジタル合成の加算
gra1
まー素材が明るければその分合成後も明るいと。明るさが1を超えたら、色が飛びます。

インフェルノのAdditive
gra2
合成すれば明るくなるんですが、なんか暗いところの影響度が大きく、逆にきついハイとかは出にくい印象。ちょっと描きましたって感じで、透明光とかには見えません。(あくまで、玉久の主観っすよ。)

インフェルノのSimpleAdd
gra3
強烈な透明光って印象。暗い色はのりにくく、明るい色は強烈に明るくなりすぐ色飛びします。覆い焼きの強い版って感じかな。

で、東銀座のイケてるエディターさんに教わった加算の仕方があります。
AdditiveとSimpleAddを、薄めに重ねるのです。
Additiveでしっかり暗い部分の色をのせて、その上からSimpleAddの光感をのせるのです。
gra4
普通の加算と似た感じになると思います。
こんなマニアックなやり方をしないといけないなんて、めんどくさいとは思います。


そのうち、マスクについての記事も書きます。

たま

denkieizou at 14:21│Comments(0)技術ネタ★その他 

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