電気保安法人設立への道しるべ

電気保安法人を取得するのがゴールではありません。取得してからがスタートです。 そして現在、電気保安法人設立して6年目を今年迎えます!! 皆様に支えられ、気づけば仲間が20社強!! 本当にありがたいです!これからもよろしくお願いします!!

2017年03月

電気保安法人設立直後にやるべき事

お世話になっております!計装工事屋です。
ちょっとお知らせです!
この電気保安法人設立に関してのコンサルタント業務をここだけで募集をしておりましたが、もうすぐ専用サイトを作成いたします!
そっちにもブログが反映されますので、ここからのパクリではないですからねw

さて、電気保安法人設立直後にやるべき事ですが、これに関しましてはうちみたいな小さい電気保安法人さん向けの話です。
まずやるべきことと言えば、お客さんを見つける事ですね。
っで、お客さんを見つけるのに一番いいのは・・・地元の公共施設です。
入札ですね。
ただし、これも注意してほしいのですが、入札をメインでやっているのは3月です。
しかも、3月だからと言って、2月3月に行っても来年の入札になってしまいます。
ですから、最低でも10月頃には各市町村の担当課の方に直接お話しするか、公共の入札資格を取ることをお勧めいたします。

なんで公共施設かと言いますと、ちょうどいいお値段で落とせますので、結構おいしいですw
そんなわけで、まずは公共施設から攻めて、収入を安定させましょう♪

電気保安法人設立に当たり一番のネック

どうも!!計装工事屋でございます!
昨日は、夜間の年次点検だったため、今も若干眠いですww
今日は早めに帰るか・・・

さてさて、本日のお題はこちらです
「電気保安法人設立に当たり一番のネック」
これ、なんだかわかりますか?
経営している方や、このブログを熱心に読んでいただいている方ならなんとなくわかると思います。

そうです!!保安業務従事者の確保です!!!

めずらしくw大文字にしてしまいましたw
これ、結構重大でして・・・どこの保安法人さんにお話ししても一番苦労する部分です。

そこで、どうやったら確保ができるのかをちょこっとだけお教えします。

まず、一番手っ取り早いのが「人材紹介業」の利用です。
これが一番簡単に見つけることができます。
ただしデメリットもあります。

デメリットその1 紹介料がクソ高い
会社によりけりですが、年収の4割以上を目安に考えてもらえれば大丈夫です。

デメリットその2 やめてしまった時の保証が超絶悪い
これも会社によりけりですが、仮に半年でやめてしまった場合、紹介料1円も帰ってこないところもありました。ここの部分は、もう少し見てもらってもいいような気がするのですが・・・

確かに高いのですが、でも一番手っ取り早く従事者を見つけることができますので、予算がある会社さんは是非是非頼ってみてください。

続きまして、ハローワークでの募集について
こちらは、はっきり言って運頼みですww
うちの保安業務従事者も、ハローワークにて応募がありましたが・・・本当にタイミングです。
たまたま見つけたので電話してみたという方でした
なので、ハローワークはとりあえず継続的に出してみるというのがいいかもしれません。

続きまして、新聞広告ですね。
こちらは、大きな枠を買わないといけないデメリットがあります。
なぜ大きな枠を買わないといけないのか、、、それは保安業務従事者ってどういう人を対象にしているのかを書かなくてはなりません。
第三種電気主任技術者取得して、5年間の実務経験を有する方とか、そういう文言を書かないといけないため、仮に「保安業務従事者の募集」とか「電気主任技術者の募集」っていうざっくりしたのでは、ほとんど来ないと思います。

どちらにしても大変難しいですので、何度か試してみたけど効果がない場合は次っていう感じで、試行錯誤しないといけないですね。

ですので、自分保安法人設立に関しては一応全て対応できますと言うのですが、保安業務従事者の準備だけはなるべくお客様にしていただいております・・・じゃないと料金がめちゃくちゃ高くなるので

そんなわけで、本日は電気保安法人設立に当たり一番のネックについてでした♪

無停電年次点検について

毎度です!計装工事屋です。
すっごく寒いですね・・・さすがに体調崩しました・・・

さて、今回のお話は、「無停電年次点検」についてです!!
これ、かなりハードル高いです。
産業保安監督部に、半年間通って取れる資格です。
ですから、マネジメント規定を提出するよりも高いと思ってもらって結構です。
けど、これを取得すると・・・まただいぶ差別化になります!!

ところで「無停電年次点検」って何?って思う方もいるのかな??
簡単に説明いたしますね。
これを取得しますと、毎年停電点検をしないといけないのが3年に一度までのばせる資格です。
病院とか、データセンター等の毎年停電のできない施設なんかには人気があると思いますが、こちらの無停電の許可を取るためには、設備等も普通の設備と違ってハードルが高くなります。
ですから、毎年停電しないのならぜひともうちもと言う感じで手を出すと、あれ?改修の方が高いっていう事もあります。

さてそんな無停電年次点検の資格を取得している会社って、電気保安法人の中でもおそらく1割に満たないのではないでしょうか。
そんな難しい資格であります、「無停電年次点検」ですが、うちの会社も取得しておりませんw
取得していないのですが、手伝ったことはあるんだな♪
自分がコンサルティングして保安法人を取得した会社に依頼されたのでお手伝いをしたのですが、かなり大変でした。
現場の人間がお伺いしても、最初は門前払いを食らったそうです。
そんなわけで、自分が中に入って協力したのですが、大変だったなぁって思いました。

うちも、これをそろそろ取得しようと思って記事にしてみました。
こちらは、割とリアルに報告していこうと思ってますので、興味がある方は読んでくださいね♪

電気保安法人設立のためのマネジメント規定

毎度です!
計装工事屋です!!
段々と暖かくなってきましたね。
寒いのが大嫌いな自分としてはすごく過ごしやすいです。

さてと、今回の題名・・・ざっくりとしてますが、一番皆さんが知りたい、マネジメント規定を「通す」にはについてお話しします。。。

ここを読んでる常連の方々なら一度は行ったと思いますが・・・各地にあります産業保安監督部の電力安全課のホームページ・・・そこのどこかにマネジメント規定があります(結構探すの苦労しますが、10分くらいあれば見つけれると思います)。
たどり着けたでしょうか?
A4のワードで、ページ数にすると・・・5枚くらい?ですかね。(中には、組織図やらチャート図があるので、もっと多い場合があり)
このマネジメント規定ですが、前の記事「電気保安法人設立にかかる時間」でもお話ししました通り、このマネジメント規定は各地域にあります保安協会さんのを参考にしたと思われます(全部を調べてないので、必ず保安協会さんのとは限りません)
つまり、ここが大事なのですが、このマネジメント規定をそのままコピペしても、使えませんww

良い面接官なら説明してくれるんでしょうけど・・・おそらく門前払いになると思います。
そして、これが厄介なのですが、下手にいじると・・・文章がバラバラになります。
バラバラな状態の文章は余計に読みにくいため、またさらに時間がかかると。
つまり、1回や2回通うだけではほぼ100%取れません。
相手の面接官もそのつもりで面接しに来ます。
なので、一番手っ取り早い方法は・・・依頼してくださいww
まずは、見積もりをしてもらって、金額が合えば依頼ください。

いやいや、自分で何とかする!!っていう方がいらっしゃいましたら、自分から言えるのは・・・頑張ってねw
マネジメント規定だけを読み込んだとしても難しいでしょう。
内規とかも読み込まないと理解できないかと思います。
そして様々なルールがありますので、それに則ったものを書かないとだめなので、仮にここで自分に都合の悪い書き方とは知らずにマネジメント規定を書いてしまうと、運営後に無駄な苦労をします。
つまり、プロに頼むと言う事は、ただ保安法人として認められるために書くのではなく、その会社会社に合わせてマネジメント規定を書くことで、
運営に支障が出ないマネジメント規定
が出来上がるのです。

そんなお話でした。

保安法人設立する際に必要な道具類

毎度です!計装工事屋です!!
えっと、土曜日まで母親を連れてシンガポールに行ってました。
シンガポール内は電線地中化がめちゃくちゃ進んだ国なので、全くと言っていいほど電柱を見かけませんでした。
電柱がないというのはまた寂しいですね

さて、今回は道具類ですが、これ以外と大切でして、マネジメント規定内にも必要な道具をそろえる必要があるみたいなことを書く必要があるため、これをそろえないとだめです。
そうです、マネジメント規定をクリアーするために道具をそろえる必要があるのです。
それでは、マネジメント規定に則った道具を書き出します。

絶縁抵抗計 通称メガっていうやつですね。これは通常ので大丈夫です。

意外と年配の人はデジタルよりアナログの方が使いやすいとの事で、アナログを買いそろえれば間違いないと思います。

接地抵抗計 これも普通のやつで大丈夫です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

日置電機 HIOKI FT3151 アナログ接地抵抗計 『3151日置』
価格:34465円(税込、送料無料) (2017/3/6時点)


これに関しては、日置の接地抵抗計が一歩抜きんでてると思います。
リール式でケーブルを巻き上げるのでかなりお勧めです!!

次は、電流計と電圧計です。
こちらは、0.5級のを購入してください・・・って言っても、0.5級って・・・アナログなんですよね。
今どきのはアナログではなくデジタルですので、ある程度高いものを購入していれば大丈夫です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

HIOKI デジタルマルチメータ(A端子なし) (DT4281) 送料無料
価格:38300円(税込、送料無料) (2017/3/6時点)


これでいいと思います。
これ一台で賄えれますので、お勧めです(本当はもっと安いのでも大丈夫)

低圧検電器&高圧検電器
これも、一人一台ずつひつようになりますので、必ず持ってほしいものです。




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

長谷川電機工業 高低圧交流用検電器 HSS6B 1 台
価格:12977円(税込、送料無料) (2017/3/6時点)


ここまでが一人一台ずつ必ず持たなくてはならないものです。
金額にして・・・ざっと15万くらいになるのかな??
これ以外にもそろえてほしいものはありますが、それはまた後日

さて続きます。
騒音計・振動計・回転計っていうのもありますが、こちらは発電所だったかな?騒音とか振動が伴う事業所を持つ場合のみ必要です。
もし必要って言われた場合は、わたくしに別途相談してください。いい方法がありますのでw
そして、最後に来ましたのが・・・継電器試験装置と絶縁耐力試験装置
こちらは結構いい値段しますw
こちらの装置は、2社ありますメーカーに問い合わせたほうが良いです。
双興電機製作所さんとムサシインテックさん
自分はどちらとも仲良く、はっきり言ってしまうと、この仕事を始めるうえでこの2社抜きに始めるのは結構ハードルが高いと思います。
色々と相談しながら進めていくといいと思います。
ちなみに値段は・・・ざっと75万~80万円前後って感じですかね。

こちらすべて必要となりますので立ち上げようと思いましたらこちらの準備もしっかりそろえてくださいね♪
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