電気保安法人設立への道しるべ

電気保安法人を取得するのがゴールではありません。取得してからがスタートです。 そして現在、電気保安法人設立して6年目を今年迎えます!! 皆様に支えられ、気づけば仲間が20社強!! 本当にありがたいです!これからもよろしくお願いします!!

2017年06月

500kW以上2000kW未満太陽光発電所 使用前自己確認結果届出書について その2

おはようございます 計装工事屋こと鈴和です
さて、昨晩の続きですが、これからは質問した結果をお話します。

Q:使用前自己確認結果届出書は原本提出なのか?
A:表紙は原本(ハンコ押してあるやつ)を提出で、別紙様式はコピーでかまいません。

点検結果を確認できればいいみたいで、別紙様式の原本はお客様に提出するのはかまわないそうです。

Q:使用前自己確認結果届出書はいつまでに提出すればいいのですか?
A:速やかに提出とありますので、2週間以内に提出してくれれば問題はないと思われますよ

これに関しては相変わらずのあいまいな部分ですねw点検後2週間以内とかはっきりと決めてくれればいいのですが、なんともそういう部分が国っぽいですねwちなみにですが、これは関東東北産業保安監督部での見解ですから、他地区の場合は違うかもしれません(すぐに提出しないとダメだと言われるかもしれません)

そして昨晩も寝る前に少し考えていたのですが、この使用前自己確認結果届出書の位置ってどういう部分なのかすこし考えてみました
今までの高圧太陽光の場合、

契約→保安規定提出→はがきが届く→主任技術者立会いの下系統連携開始

だったと思いますが、今回からは

契約→保安規定提出→はがきが届く→主任技術者立会いの下系統連携開始→使用前自己確認結果届出書提出→使用開始

ちょっと???になるとおもいます。

系統連携は出来ますが、確認結果が降りるまでは売電はしないでねって言う意味っぽいですね
PCSの電源は入れないでねって言う意味なのでしょう

なんだかw不思議な状況になってますね

スケジュール的には今までどおりに保安規定までは提出するが、連携から売電開始までが最短で当日(事前に出来る試験は事前にやっておいて、連携時にしか出来ない試験は連携後に速やかにやって、そのまま提出・・・これは無理のあるスケジュールだわな
翌日ですね
しかも、担当官がいる場合のみですね
どちらにしても、数日は無駄にすると思ってもらっていいですね
しかも、我々外部委託している技術者からしても、これは結構めんどくさい手間になります
1件の太陽光発電所のために2回も行かないとだめなのでね
なので、その部分も価格がアップすることはしょうがないと思ってください

じゃぁ、こんなの提出しないで送電しちゃえってなると・・・大変なことになると思います
立ち入りされた際に当然これを見られます
その時に無断でやってたとなったら当然主任技術者の免状返還とかになる場合もあるでしょうし、保安規定取り消しとかになる可能性もあります
そうなったら無断でやることよりも余計めんどくさくなると思いますので、数日の損で保障が買えると思えば安い物ですので、素直にルールに従ったほうがいいと思います

そういうわけで、今回の使用前自己確認結果届出書についてはおしまいです
また提出する際に色々と話が聞けましたら、引き続きアップしていきますのでよろしくお願いいたします。

質問がありましたらこちら

https://ssl.form-mailer.jp/fms/ebca1383269580
からの直接お問合せでも構いませんし、
ホームページ
電気保安法人設立.com
を見ていただいてからお問合せしていただいても構いません。

500kW以上2000kW未満太陽光発電所 使用前自己確認結果届出書について その1

どうも!計装工事屋こと株式会社鈴和の鈴木です。。。
昨年末の11月30日ころですかね、太陽光発電所の500kW以上2000kW未満の太陽光発電所は使用前自己確認結果届出書って言うのを提出することになったらしいです

そして、この情報はかなり古い(2017年6月の記事)ので、最新版 第3弾第4段を見てください!!!

そんなわけで、世間の太陽光関連にはあんまり詳しく載っていないので・・・そういうのは俺に任せろ!!って言うことで、どこにその点検表があるのかから、どうやって提出するのかまで詳しく書きますね

まず、その情報がどこにあるのかからですね!!
http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2016/11/281130-1.html
経産省に出てますね
まぁ、ここはしっかり読むのが一番かもしれませんが、 さーーっと読むことをお勧めします

そして、次は・・・点検表の雛形は??
これは関東でお話しますね
http://www.safety-kanto.meti.go.jp/denki/jikayou/jikokakunin.html
ここで手に入ります

こちらを読みながら、 使用前点検を行ってください
そして一番の注意ですが、これは保安規定と一緒に提出する物ではないです
保安規定は保安規定   
使用前自己確認結果届出書は使用前自己確認結果届出書です
なんでこんな書き方をしたのか・・・チェックする担当官が違うためです!!!
保安規定をチェックする担当官とは違う方が担当しております

ここが注意です!!!
担当官が違うため、この使用前自己確認結果届出書・・・予約制です!!!

ただし、これは関東の場合ですが・・・ほとんどの地区でも同じだと思います
それを知らずに自分は提出してきましたが、運よく担当官がいましたので提出してきました♪

あと、もうひとつ注意があります!!
それは、保安規定も変更する必要があります!!
通常の保安規定では文章が不足してて保安規定自体が通りませんので気をつけてください!!

ちなみに文言は・・・コピペしていいのかな??
ちょこっと不安なのでコピペしませんが、先ほどリンクを貼り付けました先の下にあるQ&A内にその文言がありますので、それをコピペして使用してください。

そして次は・・・・今回はここまで!!!
次回また詳しく書きますね!!

あと、ここのブログでは良くわからないと言う方がいましたら、下記のどちらかにお問い合わせください
https://ssl.form-mailer.jp/fms/ebca1383269580

ホームページ
電気保安法人設立.com


電気保安法人の立ち上げにかかる費用

おはようございます。計装工事屋こと鈴和です。
さて、今回は電気保安法人の立ち上げにかかる費用についてです

ご存知の通り、立ち上げの際にもっていないといけない工具があります。そういうのも含めておいくらかかるのかざっくりとなるとは思いますが出しますね

今回は、1営業所 2名の保安業務従事者で申請した場合にします

まずは、持っていれば買う必要のない工具

1 マルチメーター 40,000円 ×2
2 絶縁抵抗計    26,000円 ×2
3 接地抵抗計   37,000円 ×2
4 低圧検電器    3,000円 ×2
5 高圧検電器   15,000円 ×2
これまでが一人1台ずつ持っていないといけない工具です。

そして次が持つ必要はないが、持ってないと実質仕事にならない工具です。

6 放射温度計   12,000円 ×2
7 I0r計測器   120,000円~100,000円位
温度計は、機器の発熱状況をチェックするのには必ず必要ですので、そもそもなんでこれが機械器具の保有状況届出書に記載されていないのかが不思議
I0r計測器に関しては、これを持ってないと絶縁監視装置に記載するときに必要となります。
あと、漏電って意外と多いので、出来れば一人1台持っているといいですね!
それから、放射温度計の代わりに最近は安くなったサーモグラフィーに変えてもいいかもしれません。
最近の携帯型のサーモでしたら10万円しませんからね。ちな、うちのは・・・90万・・・早く買いすぎた・・・

そして次が、リレー試験器と耐圧試験器ですね。
こちらは、営業所に1台あれば大丈夫です。

8  GR・DGR試験機      230,000円
9  マルチリレー耐圧試験器  300,000円
10 耐圧トランス         170,000円

そして、次は・・実際に必要な工具です。
11 短絡アース     30,000円
12 高圧用ゴム手袋   22,000円
13 高圧用シート     15,000円

こちらは、安全な作業する際には必ず必要ですので、最低限はこれくらいは用意することをお勧めいたします。

この他にもそろえたほうが良いものはあるのですが、0からスタートでそろえるとなると最低限・・・110万から120万円くらいの工具が必要となります。

これをみましても、電気保安法人を立ち上げるハードルの高さの一つに入るんだろうなぁって思います。

でも、予算がないけどどうしても立ち上げたいという方がいましたらご連絡ください。
色々とアドバイスして、安く立ち上げることもできますので♪

マネジメント規定を読み解くには

こんにちわ 計装工事屋こと鈴和です
さてと今回のお題は・・・「マネジメント規定を読み解くには」です!!

前もって言いますが、これから保安法人を立ち上げる方がこれを読み解くには結構きついかと思います
実務をやっている自分なんかがこれを読むと「うん、なるほどね」ってなるのですが、それはやっぱり実務をしている経験があるうえでのことなので、一般の電気工事屋さんがこれを読んだところでチンプンカンプンだと思います。
特に係数の部分とか、点検回数の部分、見慣れない言葉などが多くて・・・そりゃ、東北では一回につき2時間の時間を取るだろうし、中部であれば審査基準のやつを照らし合わせながらマネジメント規定を作成するのは、結構ハードルが高いと思います。

それも踏まえて、何度も通って、何度もマネジメント規定を読み返して、何度も修正するのならうちに頼むのが一番だと思います。
2・3か月通うのだったら、最短2週間で、その間にすべての内容を理解して、その浮いた時間で経営なり営業をなさった方がお得だと思います。

それくらい厳しい所では、そういう部分をチェックしてきますので、自分でやる方は何度も何度もマネジメント規定を読むことをお勧めいたします。

それがめんどくさいという方は、一度弊社までお問い合わせください。
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