2018年09月04日

珍豚美人

昨年あたりから興味を持ち始めた将棋(えぇ、藤井ブームに乗りましたよ・笑)に関するネットのニュースや中継を見ていると、こういう言葉を目にするようになりました。


「珍豚美人」


この文字を目にしたことがない方は何と読むか迷うかと思いますが、「ちんとんしゃん」と読みます。

将棋の対局は長時間に及ぶため、途中昼食や、持ち時間が長い対局の時には夕食まで取るための休憩があります。東京と大阪にそれぞれある将棋会館で対局が行われるとき、棋士はそれぞれの将棋会館で決めてあるいくつかのお店に出前を頼んで食事をとります。ニュースや中継では、そういう出前で棋士が頼んだメニューを紹介することがよくあるのですが、「珍豚美人」は、大阪のお店にあるメニューの一つだそうです。

大阪の将棋会館の建物の中にあるレストラン、「イレブン」のメニューである珍豚美人は、豚肉の天ぷらに特製のゴマダレをかけたものだそうです。


ところで私、この「珍豚美人」、子供の頃から「ちんとんしゃん」と読めました。

何故なら、地元に同じ名前の中華料理店(ラーメン屋?)があったから(笑)。

「珍しい豚の美人なんて、変な名前」と思っていて印象に残っています。お店に入ったことはあるかどうか...。お店が存在したのは私が小学生の頃で、まだ一人でラーメンを食べに行くことなんかできなかったですから、一度くらい親に連れられて入ったことがあるかどうか...というところだと思います。もっと家の近くに、なじみの美味しい中華料理店(現存)がありましたので、親と他のラーメン屋へ行くことは滅多にありませんでした。「珍豚美人」の店内は狭そうだと思って見ていました。

ということなのでお店はもうないですし、その場で営業していたのは数年だったと思いますので、味もそれなりだったのでしょう(笑)。仮に食べたことがあったとしても、味は全く覚えていません。

他に店名で「珍豚美人」という名前を使っているところもあるみたいなので、この言葉にも、きっとなにか出典があるんでしょうね。


dennismoore1988 at 22:44│Comments(2)clip!ノンセクション・雑談 

この記事へのコメント

1. Posted by Mistral   2018年09月05日 00:03
三味線の口真似(口三味線?)で
芸者さんが「ちん・とん・しゃん」と口ずさんでいるのをドラマや映画で
見たことがあるような。。。
でも豚の料理やラーメンとは関係ないですね。
面白い当て字です。

横浜にある<豚の味珍(ぶたのまいちん)>というお店を
思い出しました。豚の様々な部位を美味しくいただける店です。
2. Posted by Arthur   2018年09月05日 22:06
§Mistralさん

〉三味線の口真似(口三味線?)

あ〜、本当だ。そっちなんですね。その音に合わせて字をあてたのでしょうね。

ネットで調べたら、銀座のお店でお店に贈られた豚の絵(まさに、三味線を弾いています)に「珍豚美人」と書かれたものがお店の象徴のようになっているようです。

それが最初かどうかは分かりませんが、他のお店でも使うほど広まったんですね。

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