あれから丸2年以上と思うと短いようで長かった。
それまでにいろいろあった。ν即がつぶれて嫌儲になったり、やたらとなんJの気持ち悪い関西弁が増長したり、ツイッターがやたら流行ったり。いろいろ変わった。
あれから2年たって、それでもいわゆるコピペブログとやらはまだまだ跋扈している。VIPが廃れ、雑談系からニュース系に乗り換え、増えすぎたコピペブログが衰退傾向にある2chの少ないパイに群がる様はコピペブログ界隈の末期的症状ですでに青息吐息とも言われてたが、2年たっても相変わらず元気だ。
2chからネットユーザーがニコニコ・ツイッターに流出するなかで、先は長くないと思っていたがそうでもない。結局ブログのサイドバーにアフィリエイトがずらっと並ぶ光景が常態化してからというもの商業主義の原理が連中に道を切り拓かせた。2chのおこぼれをかき集めるただの乞食から自ら新規ユーザーを開拓する商売人に代わった。ツイッターにユーザーを取られるどころか、コメント欄にツイッターのパーツを埋め込んでツイッターのユーザーも取り込めるようにあの手この手だわ。
ブログデザインも拍車がかかってる。以前よりもってゴテゴテ、ガチャガチャ、ザワザワしている。うざったいアマチュア臭さが消えて、いやらしいプロ商売人の姿勢が垣間見える。
そんでツイッターの流行でネットユーザーの幼稚化が進んだ。ニコニコと同じく、次から次へとせわしなく流れる情報(コメント)のなかで重要になるのは結局「流れ」やら「空気」なわけで、だから140文字以内のつぶやきやら4秒程度しか表示されないコメントやらのコンテンツが流行るわけだ。コミュニティに参加するには馬鹿になるしかない。コピペブログは馬鹿どもに正当性とうすっぺらい根拠を与える情報ロンダの基幹装置だったが、そのユーザーの核である馬鹿どもがニコニコ・ツイッターで量産されるわけだからこいつらは競争関係どころか互助・共生関係にあるわけだ。
コピペブログとやらがここまで生き残れた以上、アフィリエイトで商業に目覚めた連中がより効率的なステマ商法に手を貸すのは必然的な流れなわけで、以前ネットにあった非主流派特有のねじまがった正義感とやらはなくなった。そもそもネット自体がアングラではなくなり、コピペブログもより積極的に表の商業主義と協力するようになった。こいつらはますます増長するだろう。一部の泡沫ブログは衰退するにしても、ν即クォリティやら痛いニュースやら最大手の連中はますます拡大する。少なくとも潰れる傾向にはない。馬鹿どもに信用できる一丁前の情報源と信じ込ませることができたからな。
最近は馬鹿が馬鹿を正当化できるようになった。あるいは無視できるようになった。
安倍が政権をとったことで、またネトウヨやらアホブログやらが大手を振るうことになるだろう。
それが「流れ」とか「空気」ってやつだな。こいつらに正しいことってのは何一つわからない。
わかる必要がない。
誰かが用意した記号を受け取ればいいだけ。
つまるところ消費者なわけだ。
ネット時代じゃ思考も消費財だ。
コメント欄にはクリップボードにあるものを張り付けるだけでいい。
思考以外で人を動かすものは金しかねえ。それがコピペブログ。
それまでにいろいろあった。ν即がつぶれて嫌儲になったり、やたらとなんJの気持ち悪い関西弁が増長したり、ツイッターがやたら流行ったり。いろいろ変わった。
あれから2年たって、それでもいわゆるコピペブログとやらはまだまだ跋扈している。VIPが廃れ、雑談系からニュース系に乗り換え、増えすぎたコピペブログが衰退傾向にある2chの少ないパイに群がる様はコピペブログ界隈の末期的症状ですでに青息吐息とも言われてたが、2年たっても相変わらず元気だ。
2chからネットユーザーがニコニコ・ツイッターに流出するなかで、先は長くないと思っていたがそうでもない。結局ブログのサイドバーにアフィリエイトがずらっと並ぶ光景が常態化してからというもの商業主義の原理が連中に道を切り拓かせた。2chのおこぼれをかき集めるただの乞食から自ら新規ユーザーを開拓する商売人に代わった。ツイッターにユーザーを取られるどころか、コメント欄にツイッターのパーツを埋め込んでツイッターのユーザーも取り込めるようにあの手この手だわ。
ブログデザインも拍車がかかってる。以前よりもってゴテゴテ、ガチャガチャ、ザワザワしている。うざったいアマチュア臭さが消えて、いやらしいプロ商売人の姿勢が垣間見える。
そんでツイッターの流行でネットユーザーの幼稚化が進んだ。ニコニコと同じく、次から次へとせわしなく流れる情報(コメント)のなかで重要になるのは結局「流れ」やら「空気」なわけで、だから140文字以内のつぶやきやら4秒程度しか表示されないコメントやらのコンテンツが流行るわけだ。コミュニティに参加するには馬鹿になるしかない。コピペブログは馬鹿どもに正当性とうすっぺらい根拠を与える情報ロンダの基幹装置だったが、そのユーザーの核である馬鹿どもがニコニコ・ツイッターで量産されるわけだからこいつらは競争関係どころか互助・共生関係にあるわけだ。
コピペブログとやらがここまで生き残れた以上、アフィリエイトで商業に目覚めた連中がより効率的なステマ商法に手を貸すのは必然的な流れなわけで、以前ネットにあった非主流派特有のねじまがった正義感とやらはなくなった。そもそもネット自体がアングラではなくなり、コピペブログもより積極的に表の商業主義と協力するようになった。こいつらはますます増長するだろう。一部の泡沫ブログは衰退するにしても、ν即クォリティやら痛いニュースやら最大手の連中はますます拡大する。少なくとも潰れる傾向にはない。馬鹿どもに信用できる一丁前の情報源と信じ込ませることができたからな。
最近は馬鹿が馬鹿を正当化できるようになった。あるいは無視できるようになった。
安倍が政権をとったことで、またネトウヨやらアホブログやらが大手を振るうことになるだろう。
それが「流れ」とか「空気」ってやつだな。こいつらに正しいことってのは何一つわからない。
わかる必要がない。
誰かが用意した記号を受け取ればいいだけ。
つまるところ消費者なわけだ。
ネット時代じゃ思考も消費財だ。
コメント欄にはクリップボードにあるものを張り付けるだけでいい。
思考以外で人を動かすものは金しかねえ。それがコピペブログ。