2018年03月10日

小説「西郷どん!」は傑作だと思う

林真理子さんの小説「西郷どん!」を読みました。

インタビューでは、奄美大島での妻、愛加那さんのことを詳しく書きたいとの旨のコメントがあったので、登場人物がみんないい人のホームコメディーだったらいやだな、と思っていたのですが杞憂でした。
島津久光、徳川慶喜は悪役として描かれ、さらには孝明天皇についても踏み込んだ評価がされています。

大河ドラマ原作ですが、前後2冊(上製版)にそぎ落とされているのがすごくいいです。
歴史上の出来事を回顧や登場人物のセリフで語らせることで、ストーリーを非常にスピーディーに展開することに成功しています。
林さん剛腕ですね。

斉彬公が西郷に言う『「お前は〇〇」になるのだ』(〇〇が何かは自分で読んで確かめましょう)というセリフにグッときました。

西郷さんらしい男っぽい小説です。
最後には日本とは、ということも考えさせられます。
傑作だと思います。





dentakahiro at 17:20│Comments(0)clip!面白かった本、記事 

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