ITIストローマンインプラントシステムについて

2006年03月31日

ITIストローマンインプラント ワイドネックインプラントについて

de26e2c0.pngワイドネックインプラントは上下の大臼歯部に使用されるインプラントであり、小臼歯や前歯では使用されることはない。それだけ特殊なものと言える。ネックの径が6.5mmと大きいため2本連続していれる場合は2本のインプラントが近寄りすぎる危険性があるため注意が必要である。それと骨の幅が少ないとほぼ100%マージン部が歯茎より露出することになる。私は現在このタイプはほとんど使用せず、SPタイプの直径4.8个離織ぅ廚鮖藩僂靴討い襦

2006年03月29日

ITIストローマンインプラント SPタイプについて

6d35d3fa.png適応症
スタンダードプラスインプラントのネック部の長さは、スタンダードインプラントより1.0mm短くなっており、特に審美性が重要な部位の治療に適しています。
歯肉縁下1.0-2.0mmまたは隣接歯のCEJ(セメントエナメルジャンクション)より約1.0-2.0mm下にインプラントショルダーがくるようにインプラント床を形成してください。
スタンダードプラスインプラントは、特に審美性が重要な部位の治療に適しています。
スタンダードプラスインプラントφ4.1mm RNは、スタンダードインプラントφ4.1mm RNの適応症と併せて参照してください。



私が使用しているインプラントの中で最も多いのがこのタイプである。サイズは直径が4.1mmで長さは6,8,10,12,14mmである。長さでは10>12>8>6>14mmの順に頻度が高い。10,12,14mmの長さで直径が4.1mmのものが骨の中に植立できればまずトラブルはこれから先少ないと考えていいだろう。14mmは抜歯をした直後で初期固定が得られづらい場合に使用され、6,8mmはショートインプラントであるので2本続けて植立する場合必ず連結する場合のみの適応症となる。

スタンダートSTとの差はインプラントのネックの機械研磨(シルバー)部分が1mm短くより見た目重視のインプラントであること。私はこのSPの方のみを現在では使用している。

2006年03月14日

ITIストローマンインプラントシステム ナローネックインプラントの特徴

71ff5b6a.png今日はナローネックインプラントについてです。このインプラントは唯一のアバットメントとインプラント体の一体型で細い割には折れることはまずないと思います。下に注意書きがあります(大信貿易のコピー)です。

適応症
■上顎側切歯および下顎側切歯、中切歯の1歯欠損修復において隣接歯間の近遠心幅が十分でない部位(5mm)、もしくは歯槽骨幅が限定されている部位に使用してください。
■歯槽骨幅が4.8mm以上ある場合には直径3.3mmインプラント/RNを使用することができます。
十分な骨量および隣接歯間の近遠心幅が得られる症例には、安定性を確保するために直径4.1mmインプラント/RNを使用してください。
スタンダードプラスインプラントφ3.3mm NNは、本来の使用目的以外で使用することは禁忌です。
原則、可能な限り、直径の大きいインプラントを使用してください。

補足コメントとしては上顎の中切歯で使うと案外いい結果が得られます。ただし、咬合が非常に強いかたはやめた方がいいでしょう。5个良が確保できないときは確保できるように両隣在歯を削ってスペースを作ることも可能です。GBRをやるような症例には向いていません。あとは旧義歯を使用しながらのインプラント治癒期間を待つ場合の使用は控えた方が無難でしょう。義歯内面とヘッドがぶつかってしまうからです。

アングルヘッドはあってもこれはあまりお勧めできません。マージン部の位置が上方に位置してしまうので審美的に問題がでてしまいます。ということから大きな補綴方向の角度の補正はできないと思った方が無難です。

インプラントについて



2006年03月13日

ITIストローマンインプラントシステム 3.3丱ぅ鵐廛薀鵐箸砲弔い

3.3mmインプラントITIストローマンインプラントの中で一番細いタイプといえば3.3mmインプラントです。このインプラントは骨の幅が5个靴ないような場合に使用される補助的なインプラントです。長さは8〜14mmまで。単独の使用はお勧めできません。

はっきり言ってあまり使えないインプラントです。ただ細いだけで強度もなく、仕上がりも悪く(マージンがすぐに露出します)それは当然でしょう。インプラントのネック径は4.8mmで使用されるのは骨の幅が5个阿蕕い虜戮すですからマージンが露出するのも当然です。

ただ利点としてはアングルヘッドが使えるので植立方向の補正がしやすい点だけです。

私は代わりに直径3.3mmのナローネックを使ってます。ナローネックタイプは角度の補正がしにくいことやGBR法には不利ではありますが強度や見た目はきれいに仕上がります。上顎の前歯にもよく使ってます。

あとはその他のインプラントシステムで直径3.7个離好ぅ好廛薀好淵蹇璽ぅ鵐廛薀鵐箸鯊緲僂濃藩僂靴討い泙

2006年03月09日

ITIストローマンインプラントのラインナップ

ITI


どのインプラントシステムでも同じように長さと太さにバリエーションがあるようにITIストローマンインプラントにも種類がたくさん用意されている。

長さに関しては6,8,10,12,14个裡擬鑪爐用意されている。
6个硲賢个砲弔い討魯轡隋璽肇ぅ鵐廛薀鵐箸噺討个戝影箸任凌⇔は行わない方がいいだろう。通常は10,12个離ぅ鵐廛薀鵐箸鬚覆襪戮選択したい。14个亡悗靴討呂修譴曚瓢箸Φ_颪肋ないが抜歯後すぐに入れたい場合に初期固定が得られない場合に深くまで形成して初期固定を増すために使用する。

太さについては3.3弌4,1弌4.8个裡骸鑪爐箸亙未坊曽の違うTEタイプが用意されている。太さの要素はインプラントの持ちに影響するのでなるべく太いものを入れたい。

ネックのサイズについては3.5弌4.8弌6.5个裡骸鑪爐用意されている。3.5个NNIナローネックと呼ばれ、下顎の前歯部や上顎の側切歯部、狭窄部位に使用される。ほとんどの場合は4.8个離好織鵐澄璽疋織ぅ廚鮖藩僂垢襦6.5个魯錺ぅ疋優奪と呼ばれ、上下顎の大臼歯部に使用される。

長さ、太さ、ネックのサイズの組み合わせだけインプラントの種類があると考えていい。

それ以外にインプラントのネックからSLAコーティングまでの距離が1.8个裡咤丱織ぅ廚2.8个裡咤團織ぅ廚里發里ある。この使い分けは前歯などの見た目を重要視する部位には1.8个里發里鮖箸Δ海箸砲覆襦1瓜部に関しては2.8个里發里鮖箸辰討發いい箸盪廚Α

私はすべての部位にSPタイプを使用している。理由は在庫をおきたくないこととなるべく単純にインプラントを入れるためである。あまり多くの種類があると使い分けが難しくなるからだ。

一番多く使うのは長さが10个硲隠沖弌太さは4.1个4.8个裡咤丱織ぅ廚任△襦このインプラントがあれば症例の半数は対処できるだろう。

次回はさらに詳しく使い分けについて書きます

インプラントについて





2006年03月04日

ITIストローマンインプラントの歴史

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現在のI.T.Iの表面性状は『SLA』とよばれ、インプラントと骨が接触する表面がサンドブラストと酸処理がおこなわれ骨の細胞が増殖しやすい大きさの凹凸が形成されている。この表面性状により6週間で骨の結合が75%達成される。しかし、最新の表面性状である『SLA ctive』では4週間で同等の骨結合が達成されることになる。画像でもわかるように左が『SLA』で右が『SLA ctive』で、『SLA ctive』はアンプル内に液体が満たされていて骨の中に入れた瞬間に血液がすぐにまとわりついている様子がわかると思う。それだけ親水性がよいということになる。すなわち骨の細胞も直ちにインプラント表面になじみ結合を開始することを意味する。I.T.Iインプラントは1974年にTPS、1994年にSLA、2005年にSLA ctiveに進化した。患者にとってのメリットはI.T.Iインプラント植立から1ヵ月後には歯の頭がつき咬めるようになるということで(以前は2ヶ月だった)早期に咬合機能の回復が可能である点。

しかし、このインプラント値段が4万円以上もする高価なものになりそう。高ければいくらよくても誰も買わないのではないだろうか。

それと毎度のことだが厚生労働省の認可がまたまた遅れている。今年の春のはずが来年の夏以降になりそうだ。もう少し基準を緩和してくれればいいのにね。

インプラントについて

ITIストローマンインプラントの歴史

b30ca9d1.jpg昨日の話は10年前の話なので今現在はどんなシステムになっているのかお知らせします。

表面性状は5年ぐらい前からはTPS(チタンの粒子を吹き付けたもの)→SLA(サンドブラスト酸処理)したものに変わっています。

インプラントの表面の性状が変わると骨との結合に影響します。インプラント表面に骨の細胞がまとわり付く際に、細胞の大きさにあった凹凸であればすぐに骨細胞は定着しインプラント周囲を覆ってしまいます。SLAは理想的な凹凸であるためにTPSと比較すると比べ物にならないぐらい早く骨結合(オッセオインテグレーション)をおこします。

従来のTPS 上下顎 3ヶ月 
現在のSLA 骨質1,2,3に対しては6週間 骨質4に対しては12週間

となっています。

私は安全域を取って8週間目に型取りをはじめて10週目に最終の補綴をしています。以前に6週間で型取りをしてアバットメントをつける際にインプラント体が回転したことがあります。8週にしてからはトラブルはほとんどありませんね。回転してもそのままそっと放置しておけばまた付いてしまいますので大丈夫です。そういったことでこの表面性状に対する信頼感は絶大なものがあります。他のインプラントではこのようにはいきません。アストラ、リプレイス、などは少し長めに治癒期間を取らないと回転します。

次回は更なるSLAの進化についてお話する予定です

インプラントについて

2006年03月02日

ITIストローマンインプラントの歴史

919b51ac.jpg各種インプラントシステムの紹介をはじめます。他のホームページには書かれていない専門的なことを書こうと思います。

ITI(ストローマン)インプラントの歴史

スイスで開発されすでに25年以上の歴史がある世界4大インプラントのうちのひとつです。このインプラントは代表的な1回法インプラントで登場したときは非常に話題になりました。15年前、私がこのシステムを導入する以前はブローネマルクシステムが唯一世界で認められ実績のあるインプラントでした。そこに登場したのがこのインプラントで2回法(インプラントを歯茎の下に埋めたまま治癒させる)が当たり前だった頃に特異な1回法としてデビューしました。インプラントの頭の部分を歯茎から覗かせた状態で治癒させるので感染して骨結合は得られないのではないかという問題がありました。今ではこの方法はどんなインプラントにも取り入れられた優秀な術式であることが認識されています。

その当時はインプラントにもワンピースのものツーピースの後からアバットメントを装着する2種があり充実タイプ、ホロータイプ、ホロースクリュータイプがありました。現在残っているのは充実タイプです。ホロータイプはインプラントの中心部がくり貫かれており骨が網目の格子に入り込んで定着するものでした。このインプラントが次第になくなったのは折れやすいと言う理由と感染したときに広がりが早いからでした。

ワンピースは下顎のインプラント義歯併用ケースで主に使用されていました。

表面構造はTPS(チタンプラズマスプレー)によるもので上下3ヶ月待てばインプラントに歯の頭をつけることが出来ました。その当時のブローネマルクが下顎は3ヶ月上顎は6ヶ月という治癒期間と比較するととんでもなく早く骨結合するように思いました。

ヘッドはオクタヘッド、ソリッドヘッド、コーンシステム、ボールアタッチメントがありました。

主流はねじ止め式でオクタシステムでしたね。いまはソリッドタイプが主流でセメント合着です。

次号に続く

インプラントについて

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