大工の山崎でございます

長い歴史、日本の気候風土の中で育まれてきた伝統の木の家、建物づくり。 新潟はなかでも最も気候風土の厳しい土地だから、手間ひまかけてつくる家のよさを肌身に感じる土地柄です。 そんな中で手仕事にこだわった、大工のひとりごと。 毎日が新鮮で楽しく、今日がこれからの人生でいちばん若い日と意気込んで、日々木と向き合っています。 伝統の木の家づくりが大好きな、こだわり職人のつぶやき、ときにぼやき。すきに書かせてもらっています。    

道具直しの道具たち

飛び石連休は道具直し、というわけでもないのですが、今日は「よい作事の陰には、良好に手入れされた大工道具あり!」のお話。

こちらが台鉋の手入れ・修繕に使われる道具
道具直しの道具たち_DSC06809

まず台鉋の不陸(凹凸)具合を下端定規を使って透かしてみます。

下端定規で透けてみる_DSC06815

どこが悪いかを見極めたら、スクレーパーを使いながら鉋の台座を大直しします。
台鉋の台直し_DSC06812

台直し_スクレーピング_DSC06825

大直しをして、下端定規で確認しての繰り返し。 そして刃の際どいところも、
こんな風にして台直しを続行します。
定規を使って際どいところの台直し_DSC06832

鉋の刃を調整するには、真鍮の玄翁を使います。 
適度に柔らかい真鍮ならば、鉋刃の頭を痛めることがありません。
刃を傷めない真鍮製金槌_DSC06819

道具の直り具合を試しています。
試しながら微調整_DSC06827

サンディングであと少しの調整と仕上げ。
台直し_DSC06833

お茶のみ時間+αでできる道具直しで、今日も気持ちよく頑張ります。
微調整_DSC06829






北山の家は、ただいま刻みの真っ最中

大寒を過ぎても一向に雪の降らない今年の新潟ですが、下小屋ではいま49坪の木組みの家の刻みの真っ最中です。 今度建てさせていただく家は事務所・下小屋からもほど近い新潟市江南区北山の北山池近く。 柱の太さは4.5寸をベースにいつもの通し柱・隅柱5寸、また横架材は6寸×8寸×長さ30尺または24尺を基本とする骨太仕様。 地震にも豪雪にも強く、木のぬくもりに包まれる家にしたいとのご希望をうかがうところからはじまりました。
平面プランは、台所にいながら家族の気配が感じられる対面キッチン、2階には4つの寝室と、3階には勾配天井ロフト付きと、総二階で空間を最大活用したの欲張り間取りです。
新潟市江南区北山の家_刻みDSC06025

横架材の基本は6寸×8寸

現場では天気の力も手伝って基礎工事も進んでいますが、上棟が早くも楽しみです。



令和二年の仕事はじめ

あけましておめでとうございます。
おかげさまで、令和と年号を変えて初めての新年を清々しく迎え、正月2日は仕事始めの神事。
ヒノキの薄削りで幣束をつくり神棚に供え、みなで今年の安全無事を願い、お施主様に喜ばれる作事につとめることを誓いました。
山崎建築_仕事始め_DSC05217

山崎建築仕事始め_DSC05216

仕事始め_麻紐_DSC05222

山崎建築_幣束づくり_DSC05224

山崎建築_幣束づくり_DSC05226

山崎建築_幣束立て_DSC05231

山崎建築_幣束立て_DSC05235


2020年、令和二年が、皆様にとりましてすばらしい年となりますように。

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